17.千載一遇の
actionを起こさなければ
どんなに細やかな
漣も生まれない
詰め込んだ意思のballは
とにかく
放り投げて見なければ
誰かがcatchする幸運にも
巡り会えないのだ
ましてや
boundしたボールが
己の懐に戻ってくる可能性などは
限りなく零に近くなる
始めがなければ
決して
終わりもない
そこにはただ
無為の亡羊だけが
生死の空間を埋める
ヒトはそれぞれに
千載一遇の幸運を纏って
ヒトに生まれ
出来不出来は有っても
運不運は有っても
それぞれに
その奇蹟の時間を生かされるのだ
それゆえ
自身の意志に依って示し得るpastを
一体幾つを持てるのか否かが
一生という短いTOKIの間に間の
濃度や密度や
長短や貴賤や清濁やの
おのおのの色合いを鮮やかに分け隔てる
2018 01/04 14:12 万甫