詩15「有無の言伝」 あとがき
”ぱーそなる こんぴゅーたー”が発狂して依りかかっていた日常性が破壊され、寸断された継続状態が、有無を言わせぬ掟のように、もはや取り戻せないほどの日時を経過してしまった。
日々の、或いは月日の連続性のなかでこそ活き活きと伝聞し、颯爽と伝播していた伝言も言伝も、その出来事と共鳴するように途絶えたので、詩15「有無の言伝」は一先ず此処でperiodを打つことにする。
それでも僕のinochiは続いていくように、その過程で僕の言語の淵に再び”言葉溜まり”が出現したら、降ってくるものが耳朶を掠めてゆくようになったら、僕は又、手のひらサイズのmemo帳と四色のball penを持って日常性に復帰することだろう。疑いもなく!!
2018(H30)水無月半ば 万甫