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包丁のトギノン ブログ

トギノン販売有限会社 包丁の製造販売店のブログです

織田信長と関市 「春の陣」??

2013-03-27 | お知らせ等
織田信長と関市 「春の陣」??

突然、途方もないタイトルで驚かれた方も多いかと思います。
実は私ども包丁のトギノンが在する岐阜県関市は「刀匠の里」「刃物のまち」と称される街なのです。
関市も織田信長と強いつながりがあった街でした。
関の刀鍛冶、刃物造りのそれは織田信長がいたからこそ繁栄したと私は感じています。
詳しい成り立ちは、また機会を見てお話したいと思います。

今回は、そんなつながりも関係して関の関鍛冶伝承館で特別催事が行われているお知らせです。
私が思うに刃物関係者からのPRが少なすぎて、ご存じない方も多いのでは?と思い記しました。

「信長の野望 日本刀の世界展」関鍛冶伝承館で開催

関市の日本刀文化を紹介する関鍛冶伝承館の開館10周年記念と人気ゲーム「信長の野望」発売30周年記念がタイアップ!
関鍛冶伝承館2Fにて特別企画展、「信長の野望 日本刀の世界展」を開催中。
また、まちあるきスタンプラリーや長良川鉄道ラッピング車両「信長の野望号」、ご当地戦国武将隊によるパフォーマンスなど盛りだくさん。

-詳細-
関鍛冶伝承館開館10周年×信長の野望発売30周年 特別企画展
「信長の野望 日本刀の世界展-春の陣-」

◆開催期間 平成25年3月3日(日)~5月6日(月・祝) 午前9時~午後4時30分
ただし火曜・祝日の翌日は休館
まちあるきスタンプラリー及び特別イベントは3月末で終了

◆開催場所 関鍛冶伝承館(関市南春日町9-1)TEL:0575-23-3825

◆入 館 料 大人200円/小・中学生100円(団体割引あり)
ただしイベント初日(3月3日)は古式日本刀鍛錬一般公開日につき入館無料

■期間中、下記の特別イベントも行われます。
3/10(日) 10:00~15:00 「岐阜城盛り上げ隊」登場
3/17(日) 10:00~15:00 「岐阜 天下布部隊」登場
3/20(日) 10:00~15:00  刃物検定開催
3/24(日) 10:30~/13:30~ 古式日本刀鍛錬・外装技能師実演
3/31(日) 10:00~15:00 「岐阜武将隊 信義徹誠」登場
3/3(日)~3/31(日) まちあるきクイズラリー開催






実は私も「信長の野望」のゲームにはまったファンの一人なんで、夢中でガン見!!!
斬新な展示方法によって関の刀鍛冶や日本刀を上手く表現されていて見ごたえありました。
もちろん、日本刀だけでなく大人気「信長の野望」の歴代ゲームも展示されています。
今週末(3/31)には「岐阜武将隊 信義徹誠」もやってきます。
お誘いあわせの上、是非×2お越しください。
それでは。



2012年 関刃物まつりレポート 後編

2012-12-11 | お知らせ等
2012年 関刃物まつりレポート 後編

お待たせしました。前回の続きです。

前回は日本刀鍛錬の様子や伝承館での匠の作業様子をお伝えしました。
後編は刃物まつりの廉売市の様子からお伝えします。

廉売市が並ぶ「本町通り」へ足を踏み入れると、ご覧のような人だかりです。



廉売市には刃物のお店がメインで60店ほど並びますが、
そこはお祭りですからたこ焼き、お面などの的屋も数多く並びます。
また近隣の都道府県からも特産品市として様々なお店が立ち並びます。
(丹波のあずき、氷見の魚介類など)

刃物廉売市のお店をのぞくと、普段のお値段よりお得な価格で刃物が販売されています。
お目当ての商品を探すお客様で、大変にぎわっていましたよ。




刃物会館の近くまで行くと「祝詞」が聞こえてきました。
覗いてみると「戸山流 居合い術」の祝詞でした。



しばらくすると「演舞」が始まり私を含めたくさんの人がその技に見とれていました。


居合いを見てるとなんか緊張しますね。


以上で今回のレポートはお終いです。
まだまだ、お見せできていない魅力的な祭事もあります。
来年は是非皆さんおこしになって体験してください。
それではまた。

2012年 関刃物まつりレポート 前編

2012-11-08 | お知らせ等
2012年 関刃物まつりレポート 前編

刃物まつりにこられなかった方にお送りするレポートです。
順をおって刃物まつりの魅力をご説明します。

朝一番に行ったのは刃物まつりの最大の見物として知られる古式日本刀鍛錬です。
場所は伝承館の脇にある鍛錬所です。
鍛錬所には現役「刀匠」の名が飾ってあります。


鍛錬が始まりました。


この鍛錬は「折り返し鍛錬」といいまして鋼材を幾重にも折り重ねて鍛造していく製造過程を見ることが出来ます。
離れてみているのにこちらまで鋼の熱が伝わってきます。
画像にあるように鋼材が白くなってきています。
温度が高い証拠ですね。
これでだいたい1200℃くらいでしょうか?


鍛錬が終えた後、刀匠に質問したり一緒に写真をとることの出来る時間が設けられています。
熱心な外国の方や日本刀マニアの方々で賑わっていましたよ。

続いて伝承館です。
通常は人形などにより製作過程を展示していますが、刃物まつりは実際の「匠(たくみ)」が実演しています。
研師の作業様子。

今は亡き私の祖父も研師をしていたと聞いています。研師の鋭いまなざしに心が引き締まります。

続いて鞘師と白銀師の作業様子。
鞘師は私のいとこが現在、匠の一人としてやっています。
鞘師は文字通り日本刀の鞘を削りだして造ります。刀ごとに鞘の形状が違うので大変な作業です。
諺でも「反りが合わない」というように1つ1つ刀と鞘はフィットしないとしっくりしないし使えないものです。

白銀師は皆さんあまりなじみがないと思いますが、主に刀の金具装飾品を造ります。
特に刀身と柄の間にある�綺(はばき)という金具の製作が重要。
刀身の保護と安全性を司るこの部位の製作は白銀師の腕の力量のみせどころだとまで言われています。

他にも柄巻師(つかまきし)や鐔師(つばし)などたくさんの匠によって日本刀が作られる様子を見ることが出来ます。
伝承館は通常入館料が必要ですが刃物まつりの日は「無料開放」されており誰でも気軽に入館できます。


さて、刃物まつりレポート 前編は如何でしたでしょうか?
次回は「後編」をお伝えします。
それでは。

第45回 岐阜県関市 「刃物まつり」 2012

2012-10-11 | お知らせ等
日中は暑くとも朝晩が涼しい日々になってきましたね。
今回は毎年恒例の「関 刃物まつり」に関してお知らせします。

刃物まつりも第45回目を迎えることとなりました。
今年は岐阜県で、国体等のイベントがが行われています。
刃物のまち関市も幾つかの競技の会場になっており
その関係により、例年と日時が変更となっていますのでここにお知らせします。

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第45回 岐阜県関市 「刃物まつり」 2012
~ CUTLERY FESTIVAL IN SEKI JAPAN ~

とき:  平成24年10月13日(土)~14日(日)

会場: 本町通り・関鍛冶伝承館・刃物会館ほか


主催: 
関市刃物まつり協賛会
関市
関商工会議所

後援: 
岐阜県
(社)岐阜県観光連盟
名古屋鉄道(株)
長良川鉄道(株)
岐阜乗合自動車(株)
岐阜県関刃物産業連合会
関市教育委員会
関市観光協会
(協)せき商連

関市刃物まつりは刀祖元重の遺徳を偲ぶとともに、刃物のまち・岐阜県関市を内外に広く宣伝し、刃物産業の発展を願って毎年開催されています。
私ども「包丁のトギノン」「清水刃物工業所」は製造元のため出店はしておりませんが、刃物組合のお手伝い等をさせていただくと思いますが、当日メイン会場となる本町通りには、およそ50店程が品揃え豊富な刃物廉売市出店や近隣市町村特産品販売などが行われます。
毎年、遠方から多くの観光客が詰め掛け大変な賑わいとなりますので「是非×2」お越しくださいませ。

【刃物まつりイベント情報】
祭事本町通り・千年町通りでは
●刃物大廉売市
●関市観光物産展
●特設ステージでの各種イベント

関鍛冶伝承館では
●古式日本刀鍛錬一般公開
●刀剣研磨外装技術一般公開
●刀剣展

市内各会場では
●関アウトドアズナイフショー2012
その他刃物会館・フェザーミュージアム周辺でも居合道や 包丁研ぎコーナーなど様々なイベントがあります。

【イベント臨時駐車場】
○関市役所(℡0575-22-3131)※シャトルバスあり
○わかくさ・プラザ(℡0575-23-7776)
○中濃公設地方卸売市場(℡0575-23-4433)※シャトルバスあり
○関市文化会館(℡0575-24-2525)
○片倉グラウンド※晴天時のみ(関市片倉町1-4 ピアゴ南)


下記にパンフ画像を載せておきます。





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刃物まつりの様子は、また後日掲載したいと思います。
それでは。


第73回ギフトショー報告

2012-02-29 | お知らせ等
第73回ギフトショー報告



2012東京ギフトショーの報告です。

■展示会情報■
展示会名称:第73回 東京インターナショナルギフト・ショー 春2012

開催期間:2/8{水}~10{金} (3日間)

会場:東京ビックサイト(全館)

主催:㈱ビジネスガイド社

で開催されました。

昨年は4日間の開催でしたが、今回は会場のスケジュールなどで3日間の開催となっておりました。

今回も地域ブランド「関の刃物」の1企業として岐阜県刃物連合会のブースにて出展しておりました。
展示会開催5分前の様子



開催後の様子


今年は開催日数が1日少ないにもかかわらず大勢の人でにぎわいました。
前年度比 97.20%
来場者数 196,973人

昨年の全体の傾向としてはかなりカラフルな印象を受けましたが、その後の震災の影響からか防災・レスキューグッズがあちこちで見受けれれました。
私も備えとしていくつか購買意欲にかられる商品がありました。

なじみのお客様や初めて尋ねていらっしゃったお客様とふれあうことが出来、大変有意義な時間をすごせました。
お客様にもっともっと喜んでいただけるように製品作りに励んでゆきたいと思いました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。

地元の岐阜では当時、寒気が舞い込み急激に雪が降り始めたとのこと。
私が戻るころには雪は無かったのですが東京と比べやはり寒かったです。

それではまた。