包丁のトギノン ブログ

トギノン販売有限会社 包丁の製造販売店のブログです

2014ギフトショーのお知らせ と 最近の食中毒問題に思うこと

2014-01-28 | お知らせ等
2014ギフトショーのお知らせ と 最近の食中毒問題に思うこと

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

恒例の春の展示会告知です。

来る2014.2/5~2/7の3日間、東京ビックサイトで第77回 東京インターナショナル ギフトショーが開催されます。
今年のテーマ:創造と発見、世界に広げよう新しいギフトの輪
開催時間はAM10:00~PM6:00まで(最終日の2/7はPM5:00まで)です。

当然私ども「包丁のトギノン」も清水刃物工業所と一緒に出展します。
ブースは岐阜県刃物連合会の「関の刃物」にて展示します。

またギフトショーでは
同時開催ショーとして
・ACTIVE DESIGN & CRAFT FAIR
・DISNY EXPO JAPAN2014(ディズニー商品展示会)
・グルメ&ダイニングスタイルショー
など、様々なフェアも開かれます。

ぜひ、お越しくださいませ。お待ちしております。


話は変りますが、最近「ノロウイルス」が猛威を振るっていますね。
私の記憶には残っていないが、昔も今のように騒がれていたのでしょうか?それともウイルスが強力になってきたのでしょうか?
実は私、「食中毒」になったことがあります。学生時代のことですからもう何十年も前の事ですね。
「腐ってるものや痛んでいるものを食べたんだろ。」
と友人に言われました。私自身も食中毒になるまではそう思っていました。
しかし腐っているものや痛んでいるものを食べた場合、2~3時間で症状が出ますが、所詮食あたり程度です。(全てとは言いませんが)
たちの悪い菌やウイルスは「無味・無臭」。それも発症まで6時間から12時間ほどかかるのがほとんどだそうです。
だから、誰もが気づかないうちに病にかかっているかもしれないとお医者様から言われました。

事の成り行きは以下のようでした。
ある晩、突然高熱が続き胃腸の調子が悪くなり寝込みました。
近くの医者に行くと「胃腸風邪だな。」と診断されました。(その後、誤診となったのだが...)
薬をもらい安静にしていたのですが、それでも41前後の熱が出っぱなしで嘔吐、下痢が続きました。
3日目の晩にとうとう43度になったので、救急車で救急病院に搬送される羽目になりました。
そこでの診察は「サルモネラ菌による食中毒だよ。」と診断されました。
私は7日間の入院となり6日間の絶飲絶食、1日8本の点滴生活を送ることとなりつらく苦しかった憶えがあります。

お医者様と保健所の方に調べてもらうと調子が悪くなる前の晩にある料理店で食べたものが原因でした。
その料理店では私のほかに50人ほど同じ症状の人がいて2週間の営業停止中と保健所の人から告げられらました。
中華のお店だったので火を通した料理ばかりでしたが、なんでも食材に菌が無くとも食中毒になる事があるという衝撃的な事実が判明!
保健所の方に、調理に使うまな板や盛り付けの器、箸などに菌が付いていると食中毒を発症するという説明を受けました。
私のケースでは料理店のまな板、器などから菌が発見されそれが調理した食材に触れて、それを食したひとが発病となっていたのです。
また、最近の殺菌や抗菌効果のあるものを使用することで菌自体が「耐菌性」をもつように変化してきていると説明を受けました。
消毒したから、抗菌素材を使用しているから洗わなくとも良いと安易に考えていると思わぬしつぺ返しにあうかもしれません。

また、菌が発見されなければ良いという考えで、多量の消毒液をかけて食品を提供している料理店も少なくありません。
ここの料理なんだか消毒くさいな~と感じたことはありませんか?
菌は無くとも薬品が体によいとは私は思えませんので、過度の消毒には注意が必要かと。
それに消毒や抗菌素材に過度の信頼を寄せて「逆に不衛生」になっているという話を医療機関の関係者に聞いたことがあります。
最近のノロウイルスや大腸菌O-157、食中毒問題等も案外、便利すぎる世の中の副産物かもしれませんね。
なる時はなるが、とりあえず手洗いうがいをして2次感染を防ぐようにしましょう。
下手な抗菌剤や消毒液より「マメに水洗い」をする事が良き防止策になると私は考えています。
「水」って本当にすごいんですよ。

それではまた。