自然を愛して

田舎暮らし

松江歴史博物館の日本庭園

2012-05-14 16:54:44 | Weblog
美術館の帰り松江歴史舘の喫茶店へ初めて行きました。長屋門を潜ると眼の前に横のラインが美しい松が植えてありました。


石畳のアプローチを抜けると右側に暮らしの庭があり、松江の花「椿」と島根県の天然記念物の「いづもナンキン」の金魚が鑑賞できました。
出雲の国では寛永期(1748年~1750年)より金魚の飼育がさかんになり、昭和57年島根の天然記念物に指定されました。
きれいな金魚であることは知っていましたが、特徴はわかりませんでした。説明版を読みひらひら泳ぐ金魚をずっと眺めていると美しくて飽きません
【いずもナンキンの特徴】
●四つ尾である。●頭部が小さい。●こぶがない。
●背びれがない。●体色は白がおおめの紅白色
●目先が細長く、目幅が狭い
●口先が小さい、腹部が後方にふくれている。
●全身の容姿は、浮世絵の絵師が描く錦絵美人を思わせる美しさがある。


左手には家老屋敷を思わせる本館があります。有料の基本展示室、企画展示室があり、
無料の本間には約30畳の広間があって、ゆったりと日本庭園を眺めました。
庭園は天守を借景に出雲地方の庭の特色を盛り込んだ枯山水です。
黒松を中心にし、飛び石、短冊石が配置されています。
燈篭は右手に七代藩主松平治郷(不昧公)の奥方が輿入れのとき仙台から運ばれたと伝えられる燈篭を模倣して造った
珠光型燈篭、中央奥の濡鷺型燈篭と左手の太平型燈篭は松江市特産の来待石製です。
   
松江藩家老朝日家長屋も見えます。


本間の隣に喫茶「きはる」がありました。お茶もお煎茶、抹茶など色々ありますが、友人とお煎茶とお菓子を頂きながら
美しいピンクの生菓子「椿」と干菓子の「つくし」の美味しさを褒めながら堪能しました。

写真はお菓子制作
松江は日本三大銘菓の「山川」ある所で茶道が盛んなためお菓子の名店が多くあります。

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