自然を愛して

田舎暮らし

カタツムリ

2015-06-25 14:42:43 | Weblog
   うすら梅(小梅)


                            カタツムリ
   
   
梅雨入り前の5月末の晴れた日、畑にゆすら梅を採りに行きましたら、傍にあるミカンの樹にカタツムリがいました。
さっそくカメラのシャッタを切るとその音で殻に入ってしまいました。
待っている間「かたつむり」の唱歌のように
1、 でんでん虫々かたつむり、お前の頭はどこにある角出せやり出せ頭だせ。
2、 でんでん虫々かたつむり、お前の目玉はどこにある角出せやり出せ目玉出せ。
の心境になりましたが10分ぐらいすると頭を出し、大触覚(後触覚の先端に眼があります)
小触覚、腹足など観察して自宅に帰ってから調べました。

カタツムリの体の図
殻、肝臓、肺、肛門、呼吸孔、脳神経節、唾液腺導管、口、食道、唾液腺、生殖孔、陰茎、膣、粘液、輸卵管、矢嚢
胃、腎臓、外陰膜、心臓、輸精管が説明してあり生きもの素晴らしさを再確認しました。
カタツムリは種類が多く名前を調べましたが、写真のカタツムリはセトウチマイマイ(瀬戸内蝸牛)だと思います。

セトウチマイマイ分類
界:動物界  門:軟体動物  網:腹足網  目:有肺目
亜目:真有肺亜目  下目:柄目下目  上科:マイマイ上下
科:オナジマイマイ科  属:セトウチマイマイ
分布は本州(中国地方)、四国、九州
生息場所は樹上性
成貝は30㎜位の中型です。螺塔は低く円盤形に近い、殻表は光沢があり、殻の上面に細かい火炎彩が出て色帯もあります。
殻の巻き方は右巻きです。
軟体部の背中には一本の黒帯が通っていました。カタツムリは様々の模様があって名前を判断するのが難しいですね。

                            紫陽花
  
かたつむりは雨露に濡れた紫陽花が良く似合います。
梅雨のイラストで多く見かける作品は紫陽花とカタツムリ、青ガエルです。我が家の庭の紫陽花の葉に止まってくればと願っています。

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