作品制作研究講座は
自身の作品制作について研究する事を主旨としますが
今回は研究の角度をかえて
展覧会を訪れ展示を研究する事に取り組みました。
研究対象は皆さんにおまかせ。
自分の制作の延長にある展覧会のほか
あえて異なる分野を選んだり・・・。
このレポートは作品内容について研究するのではなく
会場構成、展示空間のライティング、キャプションまでを含む
展示についての発表です。
上の写真は
現代美術作家の展示についてのレポートの様子。
形態の異なる作品がどのように配置されているか
作品間の距離や高さ
会場に置かれていたリーフレットについての報告もありました。
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講座後半は
作品制作が進んだ方の制作確認。
制作確認の場では
前回と同じシリーズであっても
ステイトメント最新バージョンとして
毎回、端折ることなく語っていただきます。
写真の内容だけでなく
言葉の使い方にも留意し検証します。
その他
作品を客観視するためには
受講者間の質疑応答は非常に役立ちます。
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事情により制作が進まなかった方も
他の皆さんの制作確認に立ち会う事で
何らかの収穫はあったのではないかと思います。
今回の美術鑑賞レポートは2回に分けておこないました。
レポート後半として次回も同じ講座内容で進めます。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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