2018年の徳永写真美術研究所の活動において
唯一、大阪・鶴橋を離れた活動日です。
活動場所は大阪・八尾市の信貴山麓
ピクニックと実習と夜は親睦会というスケジュール。
この日の実習は藍の生葉染。
まずは手順の確認のため参考映像を視聴することから。
その後、屋外に出て
藍畑にて葉を積み・・・
葉を洗い・・・
葉をフードプロセッサーで砕いて染液を作ります。
青一色に染めるだけでなく
クリップ・洗濯ばさみ・紐などを用いて
図柄をデザインすることにも取り組みました。
染色工程では・・・
緑の葉液に浸けると徐々に青に変化します。
今回は着物地〈正絹)を染めたため
綿布より鮮やかに発色します。
麻紐で防染して仕上がった水面のような図柄
ステキです。
助剤を使用せず
緑の葉液に浸すだけで青が生まれる生葉染
緑から青へと移行する様は神秘的です。
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こちらは藍の青ではなく、サイアノの青です。
この日の実習後に
2018年前期の講座受講者の親睦会も開催。
野外でのBBQの合間に
互いの研究成果を披露しあう場もありました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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