徳永写真美術研究所では
シルクスクリーンプリントを学ぶ講座として
基礎科と研究科の2クラスを設置しています。
この日
表現研究講座2として
「シルクスクリーンプリントの基礎を学ぶ」ことを目的とした
基礎科がスタートしました。
講師は清田もえ子さんです。
授業初日は技法の仕組みや歴史について
基礎講義をおこないました。
歴史的に有名な作品のほか
講師の友人の作品も紹介するなど
シルクスクリーンプリントの魅力と可能性について語りました。
これから
この技法を学ぶ方にとって
創作意欲が沸く講義であったと思います。
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授業後半は
さっそく実習に取り組みました。
まずは原稿作り。
シルクスクリーンプリントは
手描きやカッティング法で版を作る事もできますが
徳永写真美術研究所では
写真を原稿とする
写真製版での刷りをメインとしています。
手順としては
写真データをパソコンに取り込み
フォトショップを使用して網掛け処理をおこないます。
網掛け処理は奥が深い作業です。
この処理次第で
画面の印象が大きく変わります。
作者の意図する作品世界に近づけるため
納得できる原稿が完成するまで
何度も作業をやり直しました。
次回は製版作業と刷り体験です。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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