シルクスクリーンプリント技法で4色を刷り重ね
カラー印刷を体験する作業に取り組みました。
サイズはポストカードサイズ、枚数は30枚。
トンボをつける作業など、ちょっとした下準備も
枚数が多いため時間がかかります。
今回は既製のインク(イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック)を
原色で使用するので
インクの調合作業はありません。
故にどんどん刷ります。
4色刷りで30枚、計120刷りする事になります。
まるで100本ノックのようです。
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コチラ、4色を重ねた状態です。
画面には各色存在します。
なかなか魅力的な図柄ですが
何なのか解りません。
遠目に見ると
モチーフが認識できるはず・・・。
刷り実験の結果一覧。
コチラは看板をデフォルメした図柄です。
一枚の完成形の魅力よりも
刷り実験の全様を眺める鑑賞法がオモシロイです。
印刷の工程を手作業で体験することで
新たな見方を発見できたと思います。
身の回りの印刷物を
あらためて
近視眼的に凝視したくなりますね。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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