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徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

■ シルクスクリーン講座 14日目 作品制作3 完成直前

2013年01月19日 | シルクスクリーンプリント講座


その後
作品制作は最終段階となりました。



躊躇なく
手をどんどん動かします。



この方の制作は
ドライヤーの後
様々な施しがなされました。



こちらは金彩フィルムを利用し・・・



銀紙の上に更に銀の光沢面が重なりました★



作業を記録する私は
皆さんのダイナミックな展開に
目をシロクロさせながら進行を見守りました。

次の講座では
仕上がった作品の展示準備です。

記:徳永好恵

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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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■ シルクスクリーン講座 13日目 作品制作2 多種多様な制作模様

2012年12月22日 | シルクスクリーンプリント講座


作品制作2日目

思索を経て実動の段階に入りました。
いよいよです。

本ブログ記事では
お二人の
制作経過を紹介します。



まずは
緻密な画像の版を
刷り重ねる制作の紹介から。



2種類のインクを使う事で生まれる
質感の違いがみどころです。

それから

特筆すべき
もうひとつの魅力があります。



紙が重厚な銀色である事。

インクの違いによる光沢・無光沢の質感に
紙の銀色が加わります。

しかし
この後
更なる魅力が付加される予定との事。

次回が楽しみです。



前述とは対極にある制作を紹介します。



ローラーを転がす行為から
制作がスタートしました。

オレンジからバイオレットへと
夕焼けのようなグラデーションを
刷るのではなく描く作業を繰り返し
下地が完成しました。

その後
大切な何かを拾い上げようとする
手の図版を一刷り・・・二刷り・・・。

そして

次回に続く。



現時点では
どのような仕上がりとなるのか
完成図が思い描けませんが
次回に完成する予定?です。

乞うご期待。


記:徳永好恵


【お知らせ】


2013年度上半期は4講座を開講します。
現在、受講受付中です。

1)銀塩写真制作を学ぶ<写真基礎講座>
2)まずは、体験<シルクスクリーンプリント基礎講座>
3)シルク4色刷りに挑戦<シルクスクリーンプリント応用講座> 
4)古典技法シリーズ<サイアノタイププリント講座> 
詳しくは
http://www.tokunaga-photo.com/class.html


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■ シルクスクリーン講座 12日目 作品制作1 制作を進める心構え

2012年12月08日 | シルクスクリーンプリント講座


作品を作る段階となりました。

作品を生み出す行為は
技術の習得とは異なる姿勢が必要です。



何を表現するのか
自分自身に問いかけ
制作を進めなければなりません。

受講生の中に
この“何”が定まらず
授業カリキュラムに沿った進行を
できなかった方がいましたが
作品制作において
最も大切な思索の段階を
とりあえず・・・で片付けなかった姿勢は
ある意味、良い結果を
もたらしたのではないかと思います。



実制作では
これまでの授業で体験した作業を思い出し
各工程を確実に進めます。



インクの種類の検討など
細かな事柄を確認して
この日は終了しました。





授業の傍らで
シルク講座を修了したTIPAメンバーが
大きなサイズの作品を
完成させようとしていました。
作品制作を何度も経験された方の制作からは
学ぶべきモノが多くあったと思います。

記:徳永好恵

【お知らせ】


2013年度上半期は4講座を開講します。
現在、受講受付中です。

1)銀塩写真制作を学ぶ<写真基礎講座>
2)まずは、体験<シルクスクリーンプリント基礎講座>
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■ シルクスクリーン講座 11日目 プラスアルファの魅力を加える

2012年11月24日 | シルクスクリーンプリント講座


この日は
シルクスクリーンプリント技法での制作において
プラスアルファの魅力を加える研究に取り組みました。

具体的には・・・
今回は2種の加飾法に挑戦。

<一つ目>
画面に箔を貼る方法。

まず、インクの代わりに箔下のりを刷ります。
その上から箔を置き
丁寧に筆で箔面をトントンと叩き
のり面以外の部分を取り除きます。



すると
スクリーンを通して刷られたのり画像が
箔画像に入れ替わるという仕組みです。



<二つ目>
金彩フィルムを使う方法

箔と同様に
金彩フィルム用ののりを刷ります。
のりが乾いたあと
画面にフィルムを置き
アイロンの熱を加え
のりを溶かしてフィルムを接着する方法です。



左上のめくれたシートが
画像を抜いた金彩フィルムです。
今回は銀色を使用していますが
メタリック系の色が数多く市販されているので
様々な印象を加える事ができます。



上の写真の左は銀箔による加飾、中央は金彩フィルム(銀)
右は金彩フィルムの抜け殻。
この抜け殻シートもなかなか素敵です。



金彩フィルムを使用する加飾法は繊細な図柄も表現できそうです。
銀糸を混ぜて織った帯のようで美しい。



授業の後半は
これから取り組む作品制作に対する作戦会議。
講師の作品を作例として
製版原稿の作り方を学びました。

記:徳永好恵

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■ シルクスクリーン講座 10日目 刷り方の研究

2012年11月03日 | シルクスクリーンプリント講座


この日は
スクリーンを通して刷る魅力とは?

考える刷り実習に取り組みました。



清田先生の指導の下
最初はグラデーションのベタ面を刷りました。



こちらは
テープで凹凸をつけてマスクした版で刷りました。
インクの練り方が不完全で
グラデーションが滑らかではありませんが・・・。

その後
刷り上ったベタ面の上に
前回の授業で作った版を刷りました。



2刷りしただけですが
艶やかな着物地のようなイメージに仕上がりました。



同じ版を使い異なる刷り方にも挑戦しました。
こちらは浴衣地のイメージでしょうか。



凹凸あるベタ面の上には
イーディ・セジウィックの画像が刷られました。

イーディ・セジウィックとは
アンディ・ウォーホルの映画に起用された女性です。
背景のムラのあるベタ面は
イーディの人生を物語っているようにも思えます。

シルクスクリーン

アンディ・ウォーホル

イーディ・セジウィック

繋がります。

実験作ながらも
読み込む作品として仕上がりました。





この日、先生が上の新聞記事を持参されました。
最近、シルクスクリーンプリントが
流行っている?らしいです。

補足
徳永写真美術研究所では
「シルクスクリーンプリント」としていますが
「スクリーンプリント」の標記が一般的です。
今はシルクのスクリーンではなく
テトロンのスクリーンを使う事が多いためです。


記:徳永好恵


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■ シルクスクリーン講座 9日目 製版&試刷り、傍らで大型の作品制作

2012年10月20日 | シルクスクリーンプリント講座


作品制作にむけての助走段階です。
道具や材料の使い方を体験し
シルクスクリーンプリントの特性と魅力を学びます。



まずは
前回に作成した原稿を使って
製版作業に取り組みました。



手順を一つでも間違うと全てやり直しとなるため
テキストを確認しながら慎重に作業を進めます。



講師が見守る中、無事、製版作業を完了できました。



授業後半は
インクの微妙な調合具合を覚え
刷作業を何度も繰り返しおこないました。



この日は、授業の傍らで
大きなサイズのシルク作品の
構想を練るTIPAメンバーがいました。



助走段階の皆さんにとっては
このサイズはどのように見えたでしょうか。
自分の取り組む作業の先にある
可能性を感じたのではないかと思います。
 

記:徳永好恵

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■ シルクスクリーン講座 8日目 魅力の紹介と製版原稿作成

2012年10月06日 | シルクスクリーンプリント講座

秋から始まる講座の初日です。



この日はシルクスクリーンプリントの
魅力の紹介から始まりました。



作品として完成するシルク作品の他
ポスターなど、印刷物に転用される例の紹介もありました。



レクチャー後は
写真を元にした製版原稿の作り方を学び


 
次回からの実習で使用する
原稿を完成させて終了しました。 

記:徳永好恵

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■ シルクスクリーン講座 7日目 作品制作を進める3・講評・まとめ

2012年07月14日 | シルクスクリーンプリント講座


本日、最終日。

講評が始まるまでの数時間
集中して残る作業に取り組みました。





シルクスクリーンプリント技法に対する
興味を具現化していく過程は
皆さんそれぞれ。
自分自身の目標を掲げ
制作に取り組みました。

では
講評の様子を紹介します。



まず最初は本講座を複数年
継続して受講されている方の作品です。



パソコン上で配色の計画を立ててから
刷り作業に着手するスタイルでの制作です。
色の濃淡、刷り順、インクの種類を変えるなど
たくさんの実験をされました。



最終的に上の図版が仕上がりました。
モニターを通しては微細な魅力が見えませんが
丁寧に作り込まれた作品です。



後に続く取り組みは
初受講の皆さんによる作品です。



グラデーションの魅力に挑戦した制作です。
上段・犬の図版は1版のみですが
豊かな色味に仕上がりました。
下段・パンジーの図版は
カッティング技法と写真製版法との併用。
花の図をどのように分版するべきか
試行錯誤した跡が見受けられます。



オプション制作として
直筆のイラストをTシャツに刷りました。
かわゆく仕上がっています。





猫をモチーフとして
何が仕上がるのだろうと思っていたところ





ボックスフレームに入れる形で完成。
ダンボールの素材感を活かした仕上がりとなりました。
コラージュ的魅力も付加された作品です。



こちらは
写真での作品制作を専門とする方の
初めてのシルク作品です。



写真をシルクスクリーンプリント技法を通して
どのように展開できるか?
その可能性を意欲的に探った取り組みでした。



コンセプトと画面の魅力との兼ね合いが
次の課題となります。
この後が
本当の意味での作品制作です。



多忙かつ諸事情にて
刷り作業に着手できなかった方の製版原稿です。



作品の意図を示唆する記号が散りばめられています。
原稿を見るだけでも
制作に対する情熱が伝わります。
講座中には
シルク作品として完成しませんでしたが
環境が整った段階で
ぜひ、刷り上げていただきたいと思います。






講評後は
講師・清田もえ子さんによる
まとめのレクチャー。
今回の講座では紹介できなかった
シルクスクリーンプリント技法の魅力を
幾つかのサンプル作品を見ながら
語って下さいました。

* 


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■ シルクスクリーン講座 6日目 作品制作を進める2

2012年06月30日 | シルクスクリーンプリント講座


作品制作2日目。

試行錯誤段階を経て
各自の目指すべき方向で
制作を進める日です。

進め方は人それぞれ。

 

事前にフォトショップで刷り計画を立てて
実作業に着手する人や・・・ 

ダンボールを使い
刷る素材の魅力に注目する人や・・・ 



コチラは
版ズレかと思いましたが
そうではなそうで・・・

どのような仕上がりとなるのか
まだまだわかりません。



次回が最終授業。
ご期待下さい。


記:徳永好恵

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■ シルクスクリーン講座 5日目 作品制作を進める1

2012年06月16日 | シルクスクリーンプリント講座


一通りのシルクスクリーンプリントの作業を体験し
いよいよ自身の制作を進める段階となりました。

製版原稿は
パソコンでの画像処理ができる人は自宅制作。
その環境が整っていない人は
TIPAでスタッフと共に原稿作りをおこないます。



<製版作業>

出力した原稿に微細な修整を加えて
製版に備えます。 



無事に製版作業を終えると
休憩をはさまず
テキパキと刷り準備に取り掛かります。



<刷り作業>



難易度の高いグラデーションの下地に
チャレンジした方がおられました。
2色をなめらかに馴染ます事が重要です。
その結果は





画面中央に少し縦線が見受けられます。
しかし
上からアミ点の写真画像を刷るので
気になることはないでしょう。
許容範囲!



コチラはダンボールの表面を剥ぎ取り、刷っています。
これはどのように仕上がってゆくのでしょうか?
乞うご期待!



スクリーンの上にマスキングテープを貼り
画像を解体しているようです。
何をおこなおうとしているのでしょうか?
こちらも乞うご期待!

いっぽう、まだ、製版原稿作成に
試行錯誤する方々も・・・。

それぞれのペースで制作が進んでいます。

記:徳永好恵



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