日立造船は2015年をめどに欧州で下水処理装置の販売を始める。独自開発したポリエステル繊維で汚水をろ過する仕組みを特徴とし、欧州で主流の砂を使う装置よりも運用コストを3割程度抑える。下水道インフラの更新需要が増えている欧州市場を開拓し、早期に水処理事業の海外売上高を現状の2倍の60億円に伸ばす。
日立造船の水処理装置は内部に直径5ミリメートルほどのポリエステル製の綿を1立方メートルあたり100kgほど敷き詰め、水煮含まれる汚泥を取り除く、欧州で主流の砂を使った濾過装置と比較、処理速度は5倍、5000t/1day濾過できる中型設備の価格は5000万円、
10月メドに仏南部アジャンの下水処理施設で実証実権を開始、日量200tの水を処理、10ケ月ほどで欧州での販売に必要な認証を得る、国内では、230ケ所に装置を納入しているが、海外売り上は1割程度、
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