世界的な環境重視、新興国の成長の中で、公共交通機関としての鉄道への関心が高まり、世界の各地において多くの鉄道プロジェクトが検討され、また具体化されています。
また、その発注形態も、車両、信号等の単体のみならず、運営・維持を含む鉄道システム全体を対象とするものが増加しています。
このような中で、設計や施工だけでなく、鉄道の運営管理業務のノウハウを持った海外鉄道コンサルティングの役割は非常に重要となってきています。このような背景から、当社はJARTS(海外鉄道技術協力協会)の実績を引きつぐ形で日本の主要な鉄道事業者10社の出資により設立されました。
当社では、高速鉄道から都市鉄道、新交通システムにいたるまで、案件形成、設計、施工監理、運営・維持といったあらゆる段階をサポートできる人材を有しております。
世界的にもたぐいまれな経験を基に、日本の代表的なコンサルタント会社として各国の鉄道や公共交通の発展に貢献してまいります。
* 田中社長によると、JICはインドで日本工営やオリエンタルコンサルタンツなど日本企業と複数の鉄道建設計画のFSなどを担当。ブラジルでは、東部で計画されている高速鉄道の運行業務の受注を目指す日本企業連合(三井物産など4社)に対する技術支援を行う考えだ。田中社長は、「(民主化が進む)ミャンマーはいろいろな事業が出てくるだろう。マレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道もあるし、エジプトやガーナなどアフリカ諸国での調査にも乗りだしている」と述べ、インドとブラジル以外にも事業参入の対象地域を幅広く検討していることを明らかにした。
*日本のオール鉄道企業の海外コネクション開発機関的存在?
主な事業内容
鉄道プロジェクトに関する調査
鉄道・その他交通システムに関するコンサルティング
海外への鉄道専門家の派遣
海外の鉄道関係者の受入および教育訓練 等
商号 日本にっぽんコンサルタンツ株式会社(略称JIC)
本社所在地 東京都千代田区丸の内三丁目4番1号 新国際ビル9階
設立 2011年11月1日
資本金 4億9,500万円
出資構成
東日本旅客鉄道株式会社、53%
西日本旅客鉄道株式会社、20%
東京地下鉄株式会社、20%
九州旅客鉄道株式会社、1%
日本貨物鉄道株式会社、1%
東京急行電鉄株式会社、1%
京阪電気鉄道株式会社、1%
西武鉄道株式会社、1%
京王電鉄株式会社、1%
大阪市交通局、1%
役員
代表取締役社長、田中 正典(企画営業本部長)
取締役副社長、高津 俊司(技術本部長)
取締役副社長、遠藤 (技術本部副本部長)
取締役、伊藤 信康(企画営業本部副本部長)
取締役、秋山 芳弘(技術本部副本部長)
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