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19833、関西電力の赤字、合理化のハナシがゼロだが、売却すべき資産あるはず?

2012年07月31日 19時47分57秒 | thinklive

関西電力は原発 再稼動を前提として経営を持続している、11基中、何基までの再稼動を予定しているのかは、発表せず不明だが、とにかく、その間、再生エネ、火力発電の効率化などには全く動いていない感じ、今夏の電力需給が大きな課題、当面4~6月は予定より、電力の最大需要は、500万kw/dayピーク時減少した、脱原発デモの広がりはむしろ全国レベルへ拡大の気配?ロジカルに考えれば,関電の株価の500円割れは当然?最少基数の原発で経営維持を計画、原発縮小を発表するなど検討の必要があろう、40年超原発の稼動を計画している可能性もある、もう一度どこかで原発事故があれば、原発産業の終末になることは100%確実だ、廃炉のコスト負担を実際に見積もれば、それだけで2000~3000億円は必要となろう、積み立て額はせいぜい2基分で無くなる?

関西電力株価推移

現在値(15:00) 588 前日比+33(+5.95%)
年初来高値
年初来安値


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関電、最終赤字995億円 原発停止で燃料費増、

*経常赤字、1474億円が995億円に減少、営業外収益、479億円で損失をカバした?子会社の配当金、そもそも合理化はおこなわれたのか、

2012/7/30 15:28
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 関西電力が30日発表した2012年4~6月期連結決算は、最終損益が995億円の赤字(前年同期は344億円の黒字)だった。保有する原子力発電所全11基が運転を停止したため、液化天然ガス(LNG)など火力発電用の燃料費負担が膨らんだ。

 同日会見した関西電の八木誠社長は「引き続き原発の安全性向上に取り組み、国民の皆さまのご理解のもと原発再稼働と電力の安定供給を果たすことで業績回復につなげていきたい」と述べた。

 売上高は前年同期並み6483億円。節電の影響で販売電力量は約4%減ったが、燃料価格上昇に伴う電力単価調整で補った。原発全基停止の影響で、燃料費が約1400億円増え採算が悪化。経常損益は1474億円の赤字(前年同期は551億円の黒字)となった。

 関西電は7月に大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたが、大飯3、4号機に続く原発再稼働の見通しが立たないため、4~9月期と13年3月期通期の業績・配当予想は引き続き「未定」とした。

関電、廃炉費用の積み立て不足、1459億円

経済産業省令で、原発事業者は解体費用の見積もりを義務付けられている。毎年度、原発の運転開始からの総発電量や設備の稼働率を基に算出した引当金を計上しており、関電は2011年度末時点で計3818億円を引き当て済みだ。運転開始から既に40年を超えている美浜原発1号機(福井県美浜町)だけは、廃炉費用全額の引き当てを終えているが、残る10基分は処理が済んでいない。関西電力は27日、関電が保有する全11基の原子力発電所の解体費用を総額5278億円と見積もっていることを明らかにした。運転開始から40年で廃炉とすることを前提に費用を算定したもので、うち1459億円が引き当て処理をしていない。

*廃炉費用は福島原発事故の事例でミリ限り、1基500億円程度ですまない、恐らく1基、1000~2000億円は必要ではないか、廃炉コストの最大は使用済み核燃料及び高濃度に汚染された原発施設の廃棄処理コスト、廃棄場所もない、

 

 



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