ごきげんようでござる!
今宵は1986年に販売された、カウンタックLP500Sに変形するデストロン軍団スタントロン部隊斥侯、ブレークダウン(D-51、ブレークダウン、880円)の紹介でござる!
本品は単品販売と合体セット(D-55、メナゾール、5500円)の2種が販売されたスクランブルシティ商品でござる。
スクランブルシティ計画の雛形はダイアクロン時代に出来上がっており、日本主体で開発された商品であり、TVアニメの登場は「戦え超ロボット生命体 トランスフォーマー」から「トランスフォーマー・2010」「ザ・ヘッドマスターズ」までと後半は背景だったりメナゾールの右足だったりと散々な扱いでござるが、比較的顔出しの多い手足担当のスクランブル兵士だった気がするでござる。
まあ・・・ それも、彼のヴィークルモードがカウンタックLP500Sである事から、ロボットモードよりも、ヴィークルモードの方が印象が深い御仁も多い事でござろうな。 (笑)
そう! 「トランスフォーマーではカウンタックが人気!」らしいのでござるな。 (笑)
まあ、カウンタックと言えば、スーパーカーの代名詞でござるし、スーパーカーブームを経験した御仁であれば御子様でも知っている認知度の高い車でござるな。
しかし、認知度が高い=人気が高いと呼べるのか分からないでござるが、トランスフォーマーではカウンタックをヴィークルモードとしたキャラクターが多いのでござるよ。
商品展開上、子供に人気のある車種をチョイスする事は分からないでもないでござるが・・・ ちとカウンタックは多いのでござる・・・ そう・・・ スーパーカーブームを体験した御仁であれば・・・ ランボルギーニ・カウンタックLP500Sのライバルはフェラーリ・BBである図式が刷り込まれているにもかかわらず・・・
トランスフォーマーでは、フェラーリ・BBの商品化はカウンタックLP500Sよりも少なく、知名度の高い人気キャラが存在しない(?)事なのでござるな。
う~む・・・ タカラの開発陣にはランボルギーニ派が多かったのでござるかな?
そういえば・・・ F1でも知名度でいえば、フェラーリ・チームの方が代名詞だったりするのでござるが、フェラーリ風のカラーリングを持つF1系トランスフォーマーが存在しないのも謎でござるな?
まあ、スタントロン部隊の同僚にフェラーリ308GTBに変形するワイルドライダー(D-53、ワイルドライダー、880円)が居るのでのでござるが、彼もフェラーリのイメージカラーの赤じゃないボディカラーなのでござるな。 (?)
う~む・・・ ブレークダウンも、イメージカラーである赤とか黄色では無いのは、ランボル(3、ランボル、1600円)やサンストリーカー(VSZ、サンストリーカー・スキッズVSバズソ、3980円)との差別化で有るだけに謎でござる。 ・・・まあ、一応は悪役でござるから実車メーカー側に配慮してイメージカラーを使用しなかった事が大きな理由でござろうか。 (笑)
80年代は割りと実車の商品化には規制が緩かったのでモデルの車種をそのまま書き込める大らかな時代だったのでござるな。
そう・・・ 現在なら、自社の車にデッカイ武器を取り付けた敵側商品であれば、そうそう簡単に許可が降りるものではなく、バイナルテックでは、商品化最大の難所は実車メーカー側の許可だったようでござる。 (笑)
さて、ブレークダウンはモーターマスター(D-50、モーターマスター、1980円)を中心に手・足となった他のスタントロンと共に合体し、メナゾールと成るのでござるが、手足となるスタントロンは自在に合体位置を変えるでござる。
しかし・・・ スタントロンの合体はシルエット的に変化が無いために、TVアニメ等では右足担当でござる。
ロボットモードのデザインは、お世辞にも特徴が有るといいがたく、TVアニメの作画イメージとは異なるでござる。
まあ、それでも規格サイズの合体モードに収めつつ、他のスタントロンとは差別化の変形方法の後輪が内側に折りたたまれるロボットモードは評価したいでござる。
無論、ブレークダウンの人気は、自惚れ屋な性格だが、チーム全体の事を考えているソコソコいい人でったりするでござるが、メナゾールとしての合体が一番高いと思われるのでござるが、如何やら海外でもカウンタック人気があるのか・・・ 1994年には未販売に終わったG2版メナゾール(未販売)より、本品の成型色を変更したG2版ブレークダウン(日本未販売)が海外イベント販売で販売されていたりするのでござるよ。 更に、日本未販売のアクションマスター版サイドスワイプ(日本名、ランボル、日本未販売)の頭部を取り替えた成型色変更品のブレークダウン(日本未販売)も2004年にイベント販売されているので、ロボットモード人気よりもカウンタックである事が大事なのか、海外ではイベント限定販売品の定番となっているようでござる。 (?)
まあ、カウンタックはLP400もLP500Sも含めて、ダイアクロン・トランスフォーマーだけでなく、他のメーカーでも変形ロボや合体マシーンとして登場しているので、人気は高い事が証明されているでござる。
しかし・・・ 拙者はアマノジャクな性格なので、人気が高いモノであれば、有るほど嫌い(?)になる傾向が有ったりするので、カウンタック一色の商品展開は嫌だったりするのでござるな。 (笑)
ちゅー事で、拙者とすれば同じスーパーカーを商品化するのであれば、偏らず満遍なく商品化してもらいたいものでござるよ。 (笑)
車はスーパーカーより大衆車!スバル360に限るでござるよ! 是非ともバイナルテック化してもらいたいものでござる。
ジェネオンはライダーという単語に恨みでもあるのか…
ふむ・・・ では、次回はデッドエンドでござる!
今は展示されているかどうかわかりません。