ごきげんようでござる!
日本と米国ではロボット・・・ トランスフォーマーにおける考え方は少々違うようで、個人を尊重する米国にとって合体の意味は、日本の「意識を合わせて協力する!」と云う考え方が理解できず、「リーダーの指揮下により手足の様に行動する?」が一般的だったりするそうでござる?
そういう意味で、米国設定の合体ロボ(特にデストロン合体兵士)は「チームワークが悪く本来の力を発揮できない?」というキャラクターが多く、人気が無いそうでござる?
しかし、日本では逆に合体ロボは人気が有り、日本側主体と成るトランスフォーマーでは合体ロボが中核となり、1989年度のトランスフォーマーVでは、メインキャラクターが全員(マイクロTFは除く)合体機能を有する存在となったでござる。
特に、サイバトロンの若手戦士であるマルチ戦隊(C-319、ランドクロス、2900円)は6体の小型トランスフォーマーが只、6体合体で巨大ロボになるだけではなく、2体一組で上下合体可能でござる。
しかも、上下入れ替えは当たり前で、2体合体だけでも30通りの合体パターンを有する当時としては画期的な合体ロボット玩具でござる。
商品は6体合体セットと2体合体セット(×3)の2パターンが販売されており、2体合体では上半身となる戦士が主導権をとり、名前の順番も先になるでござる。
ジェット戦闘機に変形するウイング(C-316、ウイングウェーバー、980円)は、マルチ戦隊のリーダーで、6体合体では胴体となり、ランドクロスの頭部を有するでござる。
ホバーボートに変形するウェーバー(C-316、ウイングウェーバー、980円)は、マルチ戦隊の副リーダーで、6体合体では腰部となり、ランドクロスの左拳が付属するでござる。
スポーツカーに変形するダッシュ(C-317、ダッシュタッカー、980円)は、6体合体では右腕となり、ランドクロスの右拳を有するでござる。
ハーフトラックに変形するタッカー(C-317、タッカー、980円)は、6体合体では右足となり、ランドクロスの右足首を有するでござる。
スペースシャトルに変形するマッハ(C-318、マッハタックル、980円)は、6体合体では左腕となり、スペースシャトルの翼はランドクロスの胸部パーツとなるでござる。
4WDに変形するタックル(C-318、マッハタックル、980円)は、6体合体では左足となり、ランドクロスの左足首を有し、腰部パーツが付属するでござる。
個々に付属する手持ち武器も合体させ、ハイブリードガンとなり、ランドクロスの手持ち武器となることで余剰パーツ対策を行なっているでござる。
しかし、ヴィークルモードでは余剰パーツが出てしまうでござる。 (残念)
6体合体 ランドクロス
デザインは合体ロボ特有のゴチャゴチャしたデザインでござるが、細身なイメージが強いでござる。
しかし、画期的な合体ロボット商品でござるが、当時の合体ロボット基準で可動部が少ない事が悔やまれるでござるよ。
まあ・・・ 全くの無可動ではなく、動かそうと思えば動かせるでござるが・・・
腕の保持力は普通(?)だとしても・・・
脚部の可動は保持力が無い為に自立ができないので立ちポーズをとらざるをえないでござるよ。
従って・・・ 座りポーズは可能なのでござるが・・・
巨大ロボットの座りポーズは・・・力尽きたというか何と言うか・・・哀愁が漂い、余見たくない絵柄でござる。
もし、マルチ戦隊がリニューアルデザインで商品化されるのであれが、スーパーリンクの合体ジョイント採用で、フルアクション可能な商品で販売して欲しい物でござる。
別次元の同一人物とか転生キャラ、日米による設定の違いで別人物とカウントされているキャラクターとか・・・延べ人数を除いた数え方でいっても・・・700体以上は存在するでござる。
が、改めて数えていないので現在の正確な数は解らないでござる。