ごきげんようでござる!
今宵は前回に続き、パワーショベルに変形するトランスフォーマーで、2005年に「トランスフォーマー・ギャラクシーフォース」商品として販売された、サイバトロン惑星開拓員、ロングラック(GS-02、ラナバウトVSロングラック、3980円)の紹介でござる!
本品は2003年に販売された「トランスフォーマー・マイクロン伝説」版グラップ・スーパーモード(MC-11、グラップ・スーパーモード、1980円)の金型を改修し、マイクロンギミックをフォースチップ用イグニッションギミックに変更し、頭部を変更した商品であり、日本では、デストロン軌道破壊兵、ラナバウトとVSセットのみ販売された商品でござる。
本品は、付属のマイクロンが削除され、代わりにサイバトロン仕様のフォースチップが1枚付属するでござる。
フォースチップ・イグニッション連動ギミックはマイクロン・レボリューション連動ギミックと同じで、ロングアームの可動ギミックのロックが解除されるだけでござる。
本品のヴィークルモードのデザインはSF風のパワーショベルなのでござるが、TVアニメに登場した(?)際は現用パワーショベル風のデザインで登場していたりするのでござる。
そう・・・ 一応、ロングラックは、地球のパワーショベルに擬態したらしく、ロボットモードに変形しないままヴィークルモードで登場していたらしいのでござるな。 (笑)
地球に移住してきたセイバートロン星の一般市民の一人が彼らしいのでござる。
まあ、普通にTVアニメを観ていたらデザインは全く違うし名前も呼ばれなければ気が付かないでござるよな。 (笑)
しかも、彼等マイクロン伝説商品転生組みは、TVアニメにマトモに登場しない御蔭で人気が無くVSセットのみの抱き合わせ販売でござるが、商品は巧みに過去のトランスフォーマー商品をリスペクトしたマニアックな商品なのでござる。
そう! ロングラックと言えば、1999年に「ビーストウォーズ・ネオ」商品として販売された、キリンに変形するサイバトロン・ビッグコンボイ部隊副司令官、ロングラック(C-29、ロングラック、2500円)であり、なるほど左右非対称のロボットモードは確かに似ているイメージでござる。
しかも、新造形の頭部で完全にロングラックに見えてしまうデザインでござるな。
無論、BW・ネオ版のロングラックとは、設定上別人でござるがファンには嬉しい商品でござる。
なお、本品の右肩のサイバトロンのマークは、グラップ・スーパーモードでは、モールド処理だったでござるが、2004年にユニバース商品としてデストロン兵士、ランサク(スモークスクリーンVSランサク、日本未販売)として販売された際にサイバトロンのエンブレムは削り落とされプリント処理に変更され、更に2005年にはイベント限定販売で、プレダコン戦闘員、ダークサイド・ダイノボット(日本未販売)として販売されているでござる。
なるほど、商品は可動部も多く、使いまわしが利く完成度でもあるのでござるな。
まあ、本品の完成度を考えれば流用されてもソレナリにカッコイイと思われる商品でござるが・・・ 納得がいかないのが、ラナバウトの原型であるステッパー(MC-10、ステッパー、1980円)もバリエーションが多いのでござるよ・・・
う~む・・・ 日本のファンの間でもロボットモードの評判の良くないステッパーが何故にバリエーション展開できるのでござろうか?
それとも、米国では人気があるのでござるかな?
まあ、日本ではセット販売にして正解だと思うでござるよ。 (笑)
もっとも、TVアニメにもマトモに登場していたら、もう少し人気が出たかもしれないでござるが・・・
しかし・・・ よ~く考えるとフォースチップ・ギミックって必要の無いギミックだと思うのでござるが・・・ まあ、ソレを言ってしまえばギャラクシーフォース商品を不定してしまうでござるな。 (笑)
さて・・・ BM・ネオ版ロングラックには第三形態であるアームヴィークルモードが存在しているでござるが、GF版ロングラックにも第三形態が存在していたりするでござる。
そう! パワーダグオン(剛力合体 パワーダグオン、7000円)を思わせる中間形体というか、半ヴィークルモードでござるな。
無論、説明書には記載の無い変形パターンでござる!
う~む・・・
コレからマダマダ成型色変更商品が販売されそうな商品でござる。
まあ~ボットコンはこれみたくリデコになってるようですけど
もちろん玩具準拠のデザインで(ただしビークルモードのみ)。
アニメ序盤に登場したリアルなショベルの方はおそらく別人の地球TFです。