銀色の~眠りから覚めて~♪
私の心は~みすてりあすまいん~ど~♪
さあ、今宵も日米で仕様の異なる最新商品の紹介でござる~!
遂に米国で展開中の「TRANS FORMERS・CLASSIC」の後追い企画である「TRANS FORMERS・UNIVERSE」版のシルバーボルト(USAエディション、シルバーボルト・日本限定カラー、4725円)の紹介でござる!
本来「UNIVERSE」商品は過去販売された商品の成型色変更による再販を正当化するシリーズだったのでござるが、完全新造形による商品が販売されたのでござる。
日本販売では、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」として販売される商品もあるのでござるが、本品は「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」商品として見送られた商品でござる。
が! そのまま販売されていれば、問題はないのでござるが・・・
本品は日本限定カラーの成型色変更品として・・・海外販売のパッケージのまま日本語のシールを貼ったモノでござる。
そんなに新規のパッケージを作るのが嫌なのでござるかな~タカラトミーは・・・
結局は、「日本限定カラー」を販売して、コアなトランスフォーマーファンに、海外版も日本版も買わそうする戦略でござるな。
「我々消費者は、タカラをそんな会社に育てた覚えは有りません!」
「勘違いしないでよ!」
「タカラトミーの売り上げを上げる為に買ったんじゃないからね! トランスフォーマーが好きだから買ったまでよ・・・」
はい、ちゅー事でユニバース版シルバーボルトの紹介でござるが、本品のモデルになったのは、勿論、初代エアーボット部隊・指揮官シルバーボルト(C-50、シルバーボルト、1980円)であり、彼のバージョンアップした姿なので同一人物でござるが、何故かグレーの成型色で販売され、日本版はC-50版をイメージさせる白い成型色で販売されたでござる。
普通に考えれば、旧商品のリメイクな訳でござるから、カラーリングも同じな方がファンの受けは良いと思うのでござるが・・・
米国人は白より灰色の方が好きなのでござろうか?
否! コレも米国のファンに「イメージ通りの商品が欲しければ日本版も買え!」という戦略でござるかな?
真意は分からないでござるが、日本販売版のカラーリングは成功だと思うでござる。
さて、本品のヴィークルモードのデザインは、旧玩具のコンコルド旅客機から、SFデザインな架空戦闘機(?)に変更されているのでござるが、シルエット的に違和感の無いデザインでござる。 が・・・ この何処かで見たような気がするジェット戦闘機のスケール感が全く分からないデザインなのでござる。
一人乗りの単座戦闘機の様にもみえるが、複座以上のの大型機の様にもみえるのでござるよ。 拙者は大型機だと思うのでござるが・・・ 分からない序でにもう一つ・・・ 本品の翼部分にはサイバトロンのマーキングが無いでござる!
劇場版ならイザ知らず、無駄にデカイマキングを必要以上に書き込む(シール処理も有)米国産トランスフォーマーに何があったのでござろうか?
一応・・・翼にはサイバトロン(海外名、オートボット)マークらしい輪郭のマーキングがあり、その上に25の数字が描かれており、機体側面には、BOLT-25のマーキングが有るでござる?
BOLTは、シルバーボルトの意味でござるが、25の意味が分からないでござる。
25の意味といえば、商品番号等も考えられるのでござるが、拙者が最初に思いついた25と言えば、今年で調度トランスフォーマー25周年となるのでござる。 否、正確には23年でござるが、トランスフォーマーの元になったミクロチェンジの販売が1983年なので、そこから数えれば25周年になるのでござる。 まあ、コレはかなりコジツケな数字でござるから、真実は分からないでござる。
本品の機首部に接続された武器(エレクトロステックボルト)はスプリング式でミサイル発射可能でござるが、予備ミサイルは存在しないでござる。
内蔵された電子ギミック(単四乾電池×2使用)は、スイッチを押す事により、射撃音(銃口発光)、エンジン点火音(エンジン部発光)、風きり音(無発光)の3種類の音&発光ギミックが作動するでござる。
さて問題は・・・ 本品の裏側でござる・・・
機体上面から見れば、ロボットに変形できそうにも無いデザインでござるが・・・ 裏側にはビッシリとロボットボディが張り付いた昔ながらの一般的なトランスフォーマーなのでござる。 (笑)
いや~ いい味を出しているでござるな~
着陸脚は収納式でござるが、前部の着陸脚の収納処理には不満をかんじるでござる。
が! ここ最近のトランスフォーマーでは珍しく、怖ろしいほど単純でござるが、ロボットモードの完成度は高いのでござるよ。
そう・・・ 誰が見てもシルバーボルトな完璧なデザインとカラーリングなのでござるな。
単純な変形も、大味ではござるが、旧玩具なみの手軽さが魅力でござる。
しかも、腰部を押し込む事により頭部を出現させるオートモフ機能は、電子ギミックと連動して、変形音(目が発光)がする懲りようは、評価したいでござる。
なお、頭部のデザインは海外版ではグレーである為に、「卑弥呼さまーーーー!」な感じでござるが、日本版は白くなった事で、中近東の民族衣装を思わせる造形になっている事が面白いでござるし、肩に着陸脚が収納されている事が拙者的な萌えポイントでござる。
そして、驚くべきは可動範囲でござる。大腿部の取り付け位置が変だと思っていたら、これが可動の為の使用だったのでござるな。
褌部を可動させないで、脚部を動かす大胆な仕様でござるよ。
しかし・・・ 本品は大きさに比べれば、まだまだ可動軸を仕込めそうなサイズなのでござるが、単純に造形されているので、左足の着陸脚や、足首等に不満箇所が残るでござる。
そう・・・ シルバーボルトと言えば、他のエアボットと共に、スペリオン(C-55、スペリオン、5500円)へと合体するのでござるが、本品には合体機能は設けられておらず、基地モードにも変形しないのでござる!
勿体無い!
勿体無いでござる。
折角の合体キャラクターが合体機能を再現されないで、再設計とは・・・
いくら、UNIVERSEが合体を嫌う米国主体とはいえ、勿体無いでござるな。
サイズ的にも合体に適している大きさなので、せめてボーナスギミックで拡張ジョイントを増設し、旧玩具を合体可能なシークレット仕様にしていれば、より完成度も高まり、日本でも制式に「変形×2」として販売されたり、スペリオンがアンコール版で再販できたかもしれないでござるのに・・・ 残念でござる。
しかし!
本品は、単品でも決して引けをとる商品ではないでござる。
まあ、合体出来ないものは出来ないモノとして受け入れるしかないでござるな。
本品は、販売された事に意義が有るのでござるよ!
しかし・・・ 本品は、その気に成れば、外装式でスペリオンに成れそうな構造なので、何処かのメーカーが、合体(?)用パーツを販売するかもしれないでござるな。 (笑)
来年の実写映画が、米国の方々へ合体をアピールしてくれると良いですね。(映画自体を製作するのがその米国の方々ですけど)
そのスぺリオンですがあくまで噂段階ですが
フィリピンというかアジア向けにスパリン版スぺリオンをリカラーしてユニバース枠で出すかもしれないそうです
ブルーティカスもアジア向けではありませんがG1カラーでリカラーされて出すとの
エアーボット部隊はオートボット所属の航空部隊という訳でござるな。
ただ、ユニバース版もモチーフは旧シルバーボルトと同じコンコルドということは確かです
それをG1時の面影を残しつつ現在使用されてる戦闘機の要素を足してみたって感じなのでしょう(戦闘機でも灰色じゃなくて白を使ってるのけっこうあるからなぜに灰色にしたのかは正直言うと分かりません全身白なのに赤主流のはずのパワーグライドをパワーグライドとして出すぐらい分かりません)
ヘケヘケロディマスのベースが童夢零でありながらリアウィングを取り入れてロディマスの印象を残しつつリメイクしたのと同じかと(分かりづらかったらごめんなさい)
拙者が見た、似た様なデザインは機首部が、某・ガンダム種のメビウス〇で後部がステルス系の戦闘機・・・ 武器がステル〇ガオーを組合わせたデザインなのでござる。