ごきげんようでござる!
日進月歩の勢いで恐竜学も研究が進み、日々恐竜の謎も解き明かされていくなか、4大恐竜と呼ばれた、ティラノザウルス、ブロントザウルス、トリケラトプス、ステゴザウルスの4匹中、ブロントザウルスの存在が、抹消された今日この頃、トランスフォーマーでも恐竜に変形するダイノボットは正に4大恐竜をモチーフにした商品でござる。
今宵紹介するスラージ(27、スラージ、2300円)は今は無きブロントザウルスに変形するサイバトロンのダイノボット部隊所属の密林戦士でござる。
本商品は1984年に、ダイアクロン商品の恐竜ロボ(NO,3、ブロントザウルス、2300円)として販売され、翌年の1985年に1部仕様を変更(剣のメッキやシール、ダイアクロン隊員の削除)してトランスフォーマーとして完売された商品でござる。
商品のクリアパーツの外皮にメツキの内部メカはタカラの1972年より販売された変身サイボーグより始まり、1979年に販売された名作玩具きょうりゅうサイボーグマシンザウラー(マグネボーグ・マシンザウラー)の血筋を引いた恐竜型ロボットで、ダイアクロンにもワルダー側の、改造怪獣マシンドラゴンとして色替えで再販売され恐竜ロボと戦う、後の色替え再販別人の礎を築いた商品でござる。
さて、トランスフォーマーと成ったスラージは額にサイバトロンマークが付(↑の写真はシールを貼っていない)背中にシークレットエンブレムが貼られているでござる。
ロボットモードは余剰パーツと成っている武器を取り付ければ完成でござる。
スラージを含むダイノボットの変形方法は以後のトランスフォーマーだけでなく、多くの変形玩具に影響を与えた商品でござる。
TVアニメでは、動きが鈍感で、口数が少なく、メガトロン様(16、メガトロン、2300円)には「バカ」と分析されていたでござるが、顔のデザインやプロプーションは力強く見えるでござるが、知的な顔立ちだったりするでござる。
胸部パネルは元々ダイアクリン隊員用のコクピットの為に開閉するでござる。
武器パーツも、合金サーベル(非メッキ仕様なには、米国の安全基準に合わせた為か?)とブラストガン、ミサイル発射可能なハンドランチャー(ミサイル3発付)と使い分けられるでござるよ。
因みに当商品は、1991年にTFS通信販売にて米国仕様の商品(2300円)が販売されているでござるが、拙者は未入手ゆえ細かい変更点が有るのか判らないでござるよ。 それでも、ほかのダイノボットはカラーリングが変更したのに、ダイアクロン版のままなのは、彼がノンビリしているからでござるかな(笑)?
さて、このスラージでござるが、ダイノボット人気で、新たなコンセプトを受け継いだ新デザインで復活しても良さそうでござるが復活の気配が無いでござる・・・ やはり、ブロントザウルスと同じく抹消されたでござるかな・・・
しかし、海外ではスラージの偽物(コピー品)が販売されているようなので、需要が無い訳ではないようでござる。
ブロンドザウルスをモデルにした商品は数々有るでござるから、例え恐竜学説的に存在しない恐竜でも、恐竜玩具では生き続ける恐竜でござるよ。
・・・後ろのブロンドザウルスも今は亡きツクダホビー製のソフビフィギュアでござる。(合掌)
そちらの名前でスラージ、やれないもんかね…
こちらにリンクを貼らせて頂きました。
よろしいでしょうか?
うちのダイノボットは5体ともメッキ剥れが激しくて、復刻を待ち望んでるんですけど、
ダイノボットは金型紛失の噂があり、復刻が難しそうですね。
復刻版(コレクション)でもダイノボット(グリムロック)が販売されなかったのは、案外、BW版ダイノボットと同じく金型が破損したのか、新たに作れないのかもしれないが、海外ではコピー品が出回っている事を考えるとコピー金型が、実は本物だったというオチはないでござろうな(笑)?
BONZAX殿、コチラもリンクを貼りますので、ヨロシク御願いするでござるよ。
まあ、可能性を考えればマスターピース版グリムロックの方が商品化されそうでござるが・・・