ごきげんようでござる。
拙者の好きなトランスフォーマーは、デストロン輸送参謀、アストロトレイン(48、アストロトレイン、1980円)でござる。
1985年に販売されたアストロトレインには2種類のバージョンが存在するでござる。
初期販売の白いボディのアストロトレインと後期販売(海外仕様と同じ)の紫色のボディのアストロトレインでござる。
何故に色の異なる商品が販売されたのか謎でござるが、TVアニメに登場したアストロトレインにイメージを合わせたという話が一般的でござるが、 ・・・TVアニメ版のアストロトレインのカラーリングは灰色でござる? 何故に・・・ そう・・・紫色の後期販売版アストロトレインは、どちらかと言えばデストロンのイメージカラーである紫を使用し、悪党側をイメージさせた節があるでござる。
そう・・・ 当時のスペースシャトルは人類の夢というか希望の象徴みたいなモノでござるから、デストロンが使用するのに難色・・・ 特にアメリカから・・・ クレームが来たのでは?
後期販売のアストロトレインは商品のカラーリングの変更に留まらず塗装パターン、パッケージイラストや付属シールのパターンまで変えられている為に、他の商品と比べれば異例の処置と言えるでござるよ。
同じくデストロン側の宇宙兵、ブレストオフ(D-65、ブレストオフ、880円)も軍用色にて販売されているでござる。
御蔭で初期販売のアストロトレインは幻の商品とまで言われ、拙者も入手できなかった商品でござるが、2003年にトランスフォーマーコレクション(トランスフォーマーコレクション、11、アストロトレイン、3000円)として販売されたでござる。
本日紹介するアストロトレインはファンが待ち望んだ初期販売版の復刻商品でござる。
しかし、復刻と言っても当時品と同じ仕様でなく、シール処理だった箇所がプリント処理に変更され、シールの文字もNASAからASTRに変更されていたりするでござる。
まあ、デストロン商品でNASAのシールを貼るのは不味かったのでござろうな・・・
今回の商品もシールは貼っていない状態でござる。
商品はダイキャストを使用し、転がし走行可能でござるが、武器パーツ(イオンライフル)が余剰パーツと成る事が残念でござる。
さてさて、TVアニメのイメージを重視するなら、白いボディと云うのは違和感が有るでござるが、スペースシャトルと言えば、白いイメージが有るので白いボディも捨て難い魅力と言うか・・・ 「白じゃなきゃスペースシャトルと呼べない!」と云う意見もあったりするので、白いボディは正解でござる。
そして、アストロトレインと言えば、トリプルチェンジ!
簡易変形でありながら、スペースシャトルからシルエットの異なる蒸気機関車に変形する豪快差は、本商品の最大の魅力でござる。
アストロトレインの名に相応しく、その姿は日本のC-62風蒸気機関車!
C-62と言えば、某銀河鉄道の超特急と同じモチーフでござる。
正にアストロトレイン・・・ 星間列車でござる!
商品は蒸気機関車モードでも転がし走行可能でござるよ。
設定では、サイバトロンを混乱させる事に喜びをかんじ、腕力が強く、暴れだすと手がつけららないとあるでござるが、拙者的には人類最先端のスペースシャトルとアナログ技術の最高峰である蒸気機関車をヴィークルモードに選ぶなど、なんともロマンチックな性格であると思うでござるよ。
ロボットモードはTVアニメのデザインと異なり、後期販売版の方が塗装もTVアニメ風に塗装を追加しているでござるが、コチラはドチラかと言えばサイバトロンぽいイメージが有ったりするでござる。 そう・・・ もともとサイバトロン商品で販売するつもりで設計したのでは? と、思ってしまうでござるよ。
商品は、巨大感を演出するためか、バランスは良いが腕は短いデザインと成っているでござる。 拙者的には腕に収縮ギミックが有れば・・・と残念に思うでござる。
武器は巨大なイオンライフルで迫力が有り、拙者的にツボでござるが、可動部が少ない為にイマイチ決まらないでござる。
コレはフル可動のリニューアル商品が欲しいな~
と、思っていたでござるが、2007年に海外でCLASSICシリーズで微妙な形でリニューアルデザインされたでござる・・・
ヴィークルモードがイマイチ喜べないでござるが、まっいいか!
・・・日本販売も決まったし。
と・・・思ったら日本販売版は灰色・・・
オイオイ! ・・・普通に海外版と同じ白いボディで販売してほしかったでござるよ・・・
いま万感の想いを抱いて列車は走る・・・
「CLASSIC版アストロトレインは海外版も買え!」と言うタカラトミーの商魂を聞きながら輸入玩具店に向かって・・・
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