トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ワイプアウト

2012-11-25 19:46:36 | TF・ユナイテッド

Photo

ごきげんようでござる!

日本展開の「トランスフォーマーユナイテッド」は、トランスフォーマーの歴史を新規玩具で振り返るがテーマーだったりするのでござるが、ネタ的に国内展開よりも米国展開ネタで商品化されていたりするでござる。

まあ、日本より米国の方が「トランスフォーマー」熱が高い訳であり、商売的に考えると米国重視に成るでござろうな?

今宵は2012年1月販売の「トランスフォーマーユナイテッド」版ディセプティコン諜報兵、ディセプティコンワクィプアウト(UN-27、ウィンドチャージャーVSディセプティコンワイプアウト、3780円)の登場でござる!

PhotoPhoto_2

本品は2011年の海外展開である「REVEAL THE SHIELD」商品として販売された、オートボット戦士、ウインドチャージャーの成型色変更品で、日本販売では同型対決セットとして販売されたでござる。

Photo_3Photo_4

Photo_5Photo_6

本品の元ネタはマーベルコミックに登場したオリジナルキャラクターのワイプアウト(未販売)で、キャラクターデザインはG1版ミニボットのティルゲイト(C-61、ティルゲイト、500円)を元(?)にしたデザインのトランスフォーマーで、はっきりとG1版ウインドチャージャー(12、チャージャー、500円)の同型ではないでござるが、G1版ティルゲイトがG1版ウインドチャージャーの玩具金型改良品であるところからの商品イメージのようでござる?

Photo_7

はっきり言って、日本人的には馴染みのないキャラクターなので、似ている似ていない以前の問題なので、ウインドチャージャーと同型でも、「へ~そうなんだ?」程度の存在でござるな。 (笑)

Photo_8Photo_10

Photo_11Photo_12

なお、ヴィークルモードでは転がし走行しか出来ないでござるが、スカウトクラス商品としては十分な完成度でござる。

Photo_13Photo_14

ロボットモードの変形方法は特別に凝ったギミックは無いものの、ストレス無くキッチリと変形させられる地味ながら優れた商品だったりするでござる。

Photo_15Photo_16

ロボットモードのデザインはモトネタのG1版ワイプアウトと似てるのかと聞かれたら、元のアメコミ版作画を見ていないので何ともいえないのでござるよな・・・?

Photo_17Photo_18

なお、本品の頭部はウインドチャージャーの頭部と同じで色が違うだけでござる。

モトネタを知らなくとも、色的には悪くないでござるよな。

Photo_19

ディセプティコンワイプアウトの能力値は体力(5)、知力(5)、速度(6)、耐久力(6)、勇気(7)、火力(2)、技能(7)で設定されており、無音に近いエンジン音で敵地へ偵察に行い、戦闘時は両腕に収納されたグリースガンで、オートボットの動きを妨げる諜報兵でござる。

Photo_20Photo_21

Photo_22Photo_23

劇中設定では、移動要塞に変形する仲間(ダイナザウラー?)の整備も行うようでござるが、如何もG1版ダイナザウラーD-63、ダイナザウラー、6980円)に付属するサポートロボ(?)のフルチルトと役割が被っており、元々同一人物のトランスフォーマーが登場媒体により書き換えられた可能性があるディセプティコン兵士でござる。

Photo_24

無論、G1版でも本シリーズでも、同型とは云えウインドチャージャーとの因縁は存在せず、日本展開の商品上ライバル関係(?)にされたでござるな。

Photo_25Photo_27

Photo_28Photo_29

どちらかと云えば、本品は日本販売よりも米国で販売される方が知名度的に有利だったはずが、日本先行で販売されてしまったマイナーキャラクターなのでござるよな?

日本人的には、「ワイプアウト」と聞くとレースゲームを連想する御仁の方が多いと思われるし、商品名もワイプアウトではなく、ディセプティコンワイプアウトに改められているのも商標上の問題でござろうな?

Photo_30Photo_31

拙者的に本品の販売は嬉しいかと聞かれたら、そうでもなく微妙な感じで、同じ日本販売するのであれば日本人にも知名度の高い未販売商品を販売してもらいたかったのが本音であり、同型のセット販売という販売方法も気に入らないでござる・・・

宣伝媒体のない商品ゆえに、ファンのクチコミによる宣伝効果に頼るような「数量限定」のプレミア感も気に食わないのでござるよな。 宣伝媒体が無いならないで、販売期間を考えず長期販売の定番化を図るようなシリーズに育てるべきでござるよな?

本品もタカラトミーの販売戦略の下手さに泣かされる商品の一つでござるよ。

Photo_32

まあ、本品も日本販売よりも海外でプレミアが付く商品になる事を考えて企画されたのかもしれないでござるが、世界規模のトランスフォーマーファン的に見れば迷惑な存在でござるよな。 (笑)