よいこのみんな元気でござるかな?
TVCMも自粛で公共広告機構のCMばかりでポポポポ~ンでござるが、自我を壊さす耐えてくだされ!
まあ、あれだけ連続して放送されるとイヤミというか洗脳に近い状態でござるな。
う~む・・・ 阪神大震災時よりも自粛ムードが強いような気がするでござるが、もう少しTV放送のあり方を考えるべきだと思うの日々でござる。
さてさて、今宵も前回に続き「トランスフォーマー アニメイテッド」よりジェット機に変形するオートボット・エリートガード初級士官
ジェットストーム(TA-22、ジェットストーム、2415円)の登場でござる!
本品は2008年に海外で合体セットとして販売されたジェットストーム(ジェットファイアー&ジェットストーム、日本未販売)にメタリック塗装を施した日本版商品で、2010年6月に単品販売とジェットファイアー(TA-21、ジェットファイアー、2415円)との合体セット(セーフガード、4725円)が同時に販売されていたりするでござるが、日本版の商品仕様は共通で付属の説明書も合体セットと共通でござる。
まあ、カタログ裏に記されたキャラクター説明は専用でござるが海外販売品と同じようなコミックが付属してほしかったでござる。
無論、SEGAゲーム筐体対応カードも付属しない商品でござるな。
なお、本品はデラックスクラス商品でござるが武器などのオプションパーツが無い為にボリュームが乏しい印象があるでござる。
・・・合体ロボ単品の宿命でござるな?
さて、ジェットストームはジェットファイアーと双子の兄弟ロボである為に似たデザインでござるが、能力やカラーリングは対照的というタカラ系双子ロボの特徴を引き継いだ商品でござる。
そう、炎の能力を持つジェットファイアーに対してジェットストームは風の能力を持つでござる。
故に翼のクリアパーツも風をイメージしているようでござるな?
因みに日本だと炎と対になるモノといえば水でござるが、米国だと火と水じゃ相殺されてしまうので合体ロボには不向きと考えられているようでござる。
なるほど、相対する異なった能力の方が面白いと思う日本人より合理的な考えで合体能力を考えているようでござるが・・・ 基本的に合体はキライなようでござる。 (笑)
なお、本品はクリアパーツなどの対称部品以外はジェットファイアーと金型を共用している為の基本ギミックは同じでござる。
同一仕様が面白くないという御仁もいるでござるが、拙者的には双子ロボという設定だと似ている方がいいでござるな。
そう、ジェットストームは劇場版の似てない双子と異なり、シルエットは共通でござるが頭部デザインは全く異なる事により個性をだしているでござる。
双子に対する偏見もあるでござるが、これくらいの方が双子らしいと思うのでござるよな。
なお、ジェットストームの名前は飛行系トランスフォーマーとして度々使われる名前でござるが、キャラクターとしての一貫性はないでござる・・・
まあ、カラーリングと名前を引き継いだのであれば「ビーストウォーズ リターンズ」版ジェットストーム(BR-07、ビーコンジェットストーム、3999円)でござるが、キャラクター背景や立ち居地など全く異なるでござるな。
ジェットストームの設定は捕獲したスタースクリーム(TA-07、スタースクリーム、3780円)の飛行能力を解析して得られた技術で生み出された双子の戦士でござる。
ジェットファイアーとはドチラが兄か等の感覚はなく、公式設定でも記されていないでござるな?
なお、性格は実戦経験に乏しく、隊長のセンチネル(TA-28、オートボットセンチネル、2415円)も手を焼く怖いもの知らずの新人でござるが、将来のオートボットを背負う人材として期待されているようでござる。
能力値は体力(6)、知力(5)、速度(10)、耐久力(5)、地位(6)、勇気(10)、火力(10)、技能(10)で設定されており、武器は両腕から放たれる強風とヴィークルモード時に高速回転で発生する竜巻でござる。
日本的キャラクター設定だと兄弟の片方が熱血漢だと片方は冷静な性格になりがちでござるが、彼らの場合二人ともイケイケのヤンチャ坊主である事は如何にも米国主体の作品だと実感するでござる。
そう、日本と違い子供を戦場に出せない米国作品でござるから余計に子供ぽい性格のキャラクターが必要とされるのでござろうか?
そう考えると彼らに手持ち武器が無いのも、「子供に武器を所持させちゃいけない!」ちゅー米国の倫理観が反映されたデザインなのかと感じるでござる。
ふむ、文化の違いによる価値観は難しいでござるよな?