トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

大自然のお仕置きよ!

2010-01-02 07:14:50 | BW・メタルス

Photo

ごきげんようでござる!

当初の予定より1日遅れてしまったでござるが、2010年1月1日22時00分ジャストにアクセス数1000000を突破したでござる!

皆様方の御支援に感謝するでござる。

なお、1000000回転目の来場者は22時00分同時に3名がアクセスされており、前回のトップページに辿り着いてくれた御仁が1000000人目でござるよ。

さてさて、今宵は1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス」最終商品となる、サイバトロン・調停特使

タイガーファルコン(C-50、メタルス・タイガーファルコン、3500円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

タイガーファルコンは、謎のエイリアン(ヴォック)に拉致られたタイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)とエアラザー(C-10、エアラザー、750円)を融合させて誕生したメタルス戦士でござるが、ドチラかと言えばヒューザー戦士のメタルス化ぽく、商品的にはトランスメタル2のカテゴリーでござる。

Photo_4Photo_5

まあ、タイガトロンエアラザーの融合でござるから、デザイン的にも虎と隼のキメラアニマルでござるよな。

Photo_6Photo_7

Photo_8Photo_11

なお、タイガーファルコンの海外名はタイガーホークだったたりするので、モトネタを考えるとやや違和感がある為に改名されたのでござろうな?

Photo_10

商品的には海外版と同じと思われるのでござるが、ちと確認がとれないのでござるよな?

そう、一説には本品は下手な限定版商品よりも日本販売数は少ない(?)と云われている商品なのでござるよ?

Photo_12Photo_13

まあ、本品はトランスメタル2の特長である生身の外見と機械の融合体で鋭角を多用した造形でありながら、安全性の為に先端が丸められており、なおかつ軟質素材を多用しているでござる。 

おかげで、開口する虎の口内の舌は青い軟質パーツのままなのでござるよな。 う~む・・・ グロいでござるな。

Photo_14Photo_15

翼の先端はスプリング操作により半回転し、羽型のミサイルを発射するでござる。

Photo_16

更に背中のレバーを操作する事により、翼が開いて、翼のガトリングガンが回転してミサイルランチャーから大型ミサイルが連動で発射されるでござる!

まあ、この連動ミサイル発射ギミックは動かす事により誤作動でミサイルを発射するので要注意でござるよな。

Photo_17Photo_19

Photo_20Photo_21

後足にはボタン操作で隼の脚が閉じるクローアクションギミックを搭載しており、メッキ処理されたバトルバイザーを被る事が可能でござる。

Photo_22

バトルバイザーにはターゲットコンピューターが搭載されており、フライトモードとなるでござる!

Photo_23Photo_24

Photo_26Photo_27

ロボットモードの右腕は旋回銃(リストランチャー)となり、腹部に装着されているのでござるが、コレがちょうど台座代わりとなりフライトモードを演出するのでござるよな。

Photo_25

なお、タイガーファルコンにはコクピット部が設けられているでござるが、誰も搭乗しておらず、企画時にはソウル・フィギュアと呼ばれるスパークの義人体(?)が鎮座する予定だったようでござる。

まあ、ソウル・フィギュアがパイロットに間違えられるとビーストウォーズの世界感から逸脱しそうにかるから外されたそうでござるが、タイガーファルコンの場合はエネルギー生命体であるヴォック(未販売)として見立てられたかもしれないでござるな?

Photo_28Photo_29

Photo_30Photo_31

なお、フライトモードでもミサイル発射ギミックには変化がないでござる。

Photo_32

更に本品の謎な造形は、本品のガトリングガンが装着された翼には車輪(?)が設けられているのでござるが、まったく使い道がないのでござるよな?

コレは企画時に転がし走行可能な4段変形でも考えられていた名残なのでござろうか?

Photo_33Photo_34

まあ、本品に限らずメタルス商品には商品化の祭に簡略化されたり削除されたりするモノが幾つかあるでござるから、本品もその一つでござろうな。

Photo_35

ロボットモードの変形は複雑でござるが、劇中に忠実な造形はアニメ製作と玩具製作側との連携が密になっていた証拠でござろうな。

Photo_36Photo_37

Photo_38Photo_39

惜しむらくは、成型色が白い為に細かく再現されたモールドが目立たず、顔が銀色で塗装されていない事でござる。

Photo_40Photo_41

なお、本品の胸部パネルは開閉する設計なのでござるが、接着されており、内部のシリンダー状の胴体パーツに埋め込まれたスパーククリスタルを確認する事ができないでござる。

う~む・・・ コレも部品強度上から廃止されたギミックでござろうか?

Photo_42

さて、タイガーファルコンは当初ヴォックの操られており、惑星エネルゴアの平和を守る為(?)に、デストロンサイバトロンを壊滅させようとする平和の使者(ヴォッグ密使)で、高められた知能と武装に加えて風・水・土・火の4つの大自然の力(エレメンタル・パワー)を操るなどの反則的な存在だったでござるが、自我を取り戻してサイバトロンに復帰するのでござるよな。

Photo_43Photo_44 

タイガーファルコンのロボットモードでの武装は右腕のリストランチャーに加えて、背中のガトリングガンと一体になった大型ミサイルランチャーを取り外して左手に保持するダブルサンダー・トルピードでござる。

Photo_45

なお、4基のミサイル発射ギミックはトランスメタル商品最多となる事で、反則的な攻撃力を再現していたりするでござる。

Photo_46Photo_47

Photo_48Photo_49 

なお、主人公側に世界を変えるほどの反則的な力を持つ仲間が加わった場合は、弱体するか、その力を発揮する事無く無駄死にする法則があったりするのでござるが・・・

Photo_50

律儀にもタイガーファルコンは法則を守ってくれたのでござるよな・・・

真面目な性格にも程があるでござるよ。 (合掌)

Photo_51Photo_52

まあ、拙者はチートキャラが好きではないでござるが、アレは無いと思うのでござるよな・・・

せめてタイガトロンエアラザーに再び分離して蘇ってくれても良かったと思うでござるが、静に寝かせてあげたいと思うのもファン審理なのでござるよな。

故に海外でイベント販売されたメタルス・タイガトロン(日本未販売)には違和感を感じるのでござるよ。 (笑)

Photo_53

なお、エアラザーの設定は日本では男性になってしまったでござるが、海外設定と同じく女性(海外名、エアレイザー)のままだと、物語の進行にによっては・・・ 

タイガーファルコンタイガトロンエアラザーの間に出来た息子で設定されていたかもしれないでござるよな。 (笑)

まあ、男×男の設定じゃなくともアホな憶測は幾等でもできるビースト戦士でござる!


カニじゃい!

2009-07-11 17:34:17 | BW・メタルス

Photo

ごきげんようでござる!

「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス」商品は、ビーストウォーズ商品の更なる発展で、生身(有機生命体)の外装を持つロボットがクオンタムサージを浴びる事により、メタルのボディに変身した姿で、商品的には従来の動物型トランスフォーマーと変わりがないのでござるが、ロボットモードに有機生命体のパーツが現れる逆転現象を起こしたデザインが特長でござる。

それに加えて商品にはメッキを施し、より派手になったでござる。

が、何故かパワーアップ商品のはずが、銃器系の武器系統は明らかに退化しているのでござるよな。

まあ、コレも逆転現象なのかもしれないでござるが、武器系統に不満の多い商品であるために、手放しには喜べないパワーアップ商品なのでござるよな。

しかし、唯一メタルスで有りながら重火器・重武の装異彩を放つのが、蟹(キングクラブ)に変身するデストロン軍団・戦将、ランページ(D-41、メタルス・ランページ、3500円)でござる!

Photo_2Photo_3 

日本販売のランページは海外販売品(ランページ、日本ではプレゼントキャンペーンとして3000個がプレゼント)の成型色を変更し、よりTVアニメ(CG)に近いイメージで1999年に販売される事になるのでござるが、単品販売とシルバーボルト(C-41、シルバーボルト、1800円)とのVSセット(VS-41、勇猛の対決、5200円)の2種類が販売されたのでござるが、何故か本来のライバル関係であるデプスチャージ(C-46、メタルス・ディプスチャージ、3500円)とのセット販売は行われなかったでござる。

まあ、ディプスチャージの劇中の登場が後半であり、サイズ的にも販売価格でも最大級になったことが原因でござるかな? (笑)

拙者も単品販売で購入するよりも、VSセットの方が箱(収納面積)が小さいので、コチラを購入したでござる。 まあ、日本版はドチラも変更がないのでござるよな。

Photo_20Photo_21

Photo_22Photo_23

さて! ランページは、拙者の好きなメタルス商品なのでござるが、キャラクター的にはヤヤコシイ存在なのでござるよな。

ランページの生い立ちは、サイバトロン技術陣による不死身のミュータント・スパークを持つ実験体プロトフォームXとして誕生するも、オミクロン領地のデプスチャージの部下などを殺害し、高い知能を持ちながら凶暴で命令を聞かない性格であるために失敗作とされてい、外宇宙の生物の住まない星に追放されることが決まったのでござるが、何故かゴールデンディスクを盗んだメガトロン(D-1、メガトロン、2980円)を追跡するサイバトロンの宇宙船(アクサロン)にステイシス・ボットに入れられて封印されており、惑星エネルゴアの衛星軌道上に他のステイシス・ボットに投棄されるのでござる。 (?)

劇中では、コンボイ(C-1、コンボイ、2980円)達のの本来の目的は、プロトフォームXを封印しやステイシス・ボットの投棄であり、メガトロン追撃は二の次というか、たまたま偶然に出くわして追跡任務に就いたという何とも御都合主義な展開なのでござるよな。

Photo

まあ・・・しかし、極悪人にされたプロトフォームXも、本来であれば実験体という被害者でもある訳でござるし、タテマエ上死刑を嫌うサイバトロン上層部の生物の居ない外宇宙への追放も、死刑以上に残酷で後々の事を考えていない愚かな失策でござるよな。

自分たちの都合のいい正義は常に犠牲者の上に成り立つものでござる。

なお、この設定で疑問に思ったことでござるが、コンボイ達の本来の目的は外宇宙へのプロトフォームXの投棄であるということは・・・ 同じく失敗作のトランスミューテイト(未販売)も積んでいたと言う事は、失敗作のプロトフォームを纏めて処分?

そう! 記憶の無いタイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)や性別不明(笑)のエアラザー(C-10、エアラザー、750円)に、性格異常のブラックウィドー(D-8、ブラックウィドー、1500円)とインフェルノ(D-11、インフェルノ、2280円)に加えてフューザー戦士のシルバーボルトクイックストライク(D-45、クイックストライク、980円)も失敗作の烙印を押されて投棄(廃棄)されるる運命だったのではないでござるかな?

無論、未回収のプロトフォームも全て失敗作だったとか?

う~む・・・ 「本当は怖いサイバトロン」でござるな。 (笑)

Photo_2Photo_3 

Photo_4Photo_5 

商品は最強最悪だけあり、デカくて迫力があり、大型甲殻類商品でござるから、無駄に可動するのでござるよな。

しかも、日本版の甲羅にはプロトフォームXを表す、の塗装が追加されており、甲羅のRAMPAGEの表記がDESTRONに変更されているでござる。

Photo_6

劇中では、地上に墜落後トランスメタルとして蘇るのでござるが・・・

ここで、トランスメタルの定義が可笑しくなりはじめるのでござるよな?

まあ、ソレは置いておくとして、プロトフォームXを回収に来た両軍相手に鬼神の攻撃をみせる姿は蟹のもつイメージを大きく変えてくれたものでござる。

Photo_7Photo_8 

Photo_9Photo_10 

何より商品はトランスメタルでは重武装で、3連装ミサイルランチャー(ガルバキャノン)は転がし走行に連動してミサイルを連続発射するギミックを備えており、ミサイル(3発)と手持ち武器(ショットガン)はハサミの内側に収納可能でござる。

Photo_11Photo_12 

更にハサミの内側にはゴム製キャタピラが収納されており、バトルタンク風のヴィークルモードは巨体と合間って圧巻でござる!

Photo_13

そう! ゴム製キャタピラは平らな面などでは転がし走行で実働するキャタピラであり、連動して回る3連装ミサイルランチャーは劇中のイメージ通りでござる!

やはり、キャタピラ使用玩具は実働してこそ華でござるな。

Photo_14Photo_15

Photo_16Photo_17

が!

気をつけてもらいたい事は、ゴム製キャタピラ故に使用頻度、保管状態にもよるのでござるが、至年月劣化により、ゴムが縮んだり、切れたりするので、中古で購入の御仁は注意してもらいたいでござるよ!

拙者も、本品ではないでござるが、10数年経たゴム製の人形やマスクなどは溶けて固まりになってしまったものも多数あり、泣く泣く捨てたコレクション品もあるのでござるよな。 (涙)

Photo_18

まあ、ゴム製パーツはコレクターにとっては「諸刃の剣」なのでござるよな。

一応拙者の所有するランページ2体は、直射日光に当てず保管しているので、痛みは少ないでござる。

Photo_19Photo_20

更に本品の問題点(取り扱い方)は、自動ミサイル発射ギミックなのでござるよな。

ミサイル発射は転がし走行に連動するでござるから、ミサイルをセットしたままだと、車輪を動かしただけで、誤射してしまうので普段は取り付けないほうが良いのでござるが・・・

Photo_21Photo_22 

今回の写真撮影中に、ミサイルを外し忘れてビーストモードからビークルモードに変形させてしまったものでござるから・・・

誤ってミサイルを一発発射させてしまったのでござるよな・・・

しかも、無償準の誤射でござるから着弾地点がわからず、現在も行方不明なのでござるよな。

だーーー!

余剰パーツ対策で予備ミサイルを付けない事は判らないでもないでござるが、自動連続発射ギミックの場合は予備ミサイルを付けるべきでござろう!

予備ミサイルは余剰パーツじゃないでござる!

Photo_23

と・・・ まあ、ソレは置いておくとして・・・

ロボットモードの変形は蟹の甲羅の中に本体がギッシリ詰まっており、複雑に折りたたまれた手足を展開させた姿は千手観音とか阿修羅やシバ神とかを思わす神々しいシルエットでござる!

流石は戦将を名乗るだけの事はあるデザインでござるな。

Photo_24Photo_25 

Photo_26Photo_27 

更に日本版は本体の成型色をキャンディレッドに変更したことにより、より美味しそうなのでござるよな。

そう! 拙者は何故か、インフェルノランページがお気に入りなのでござる。 (笑)

Photo_28Photo_29 

さて! ランページの手持ち武器はショットガンと3連装ミサイルランチャー(ガルバキャノン)であり、体格の大きいキャラにはピッタリの重装備でござる。

更に3連装ミサイルランチャーの設定上では、戦術核砲弾も発射可能なのでござるよな。

いや~ キチガイに刃物!

自らの実験で己の首を絞める悲しい軍拡競争でござるよな。

Photo_30

劇中のランページは、両陣営との戦い後、メガトロン(D-40、メタルス・メガトロン、2500円)にスパーク核を奪われ、余儀なく忠誠を誓わされるのでござるが・・・

よ~く、考えれば最初からサイバトロンの技術陣も同じ事をしておけば間違いは無かったのではないでござるかな?

人体実験をしておいて人権を謳うようなものでござるな。

タテマエの正義が怖いところでござる。 (笑)

Photo_31Photo_32

なお、デストロンの軍門に下ったプロトフォームXは、メガトロン様より「ランページ」の芸名を襲名するのが日本設定なのでござるが、日本版ビーストウォーズは芸達者な声優陣により原版(海外版)とは可也イメージの違ったキャラクターに仕上がってしまったのでござるよな。

Photo_33Photo_34

日本版ランページの声優を務めたのは、タカラ作品とは縁のある檜山修之氏であり、ドチラかと言えば美形キャラを演じる場合が多いのでござるが・・・

「ブチシバく!」

「あぁ!ビビったか? ビビっとんのか~」

な、広島弁(?)でござるから、檜山修之ファンは驚いた事でござろう。

Photo_35Photo_36

声優インタビューの記事では、ランページを演じる事で泣いたとか、吹っ切る事が出来たとか書かれているので、苦労したのでござろうな。 (笑)

そう・・・ ランページって見方によればダークヒーローぽいイメージのキャラクターであるので、檜山修之氏が普通に演じていたら、それこそ陰のあるダークヒーロなキャラクターだっただろうに、ビースト劇団に毒されたのでござろうな。

まあ、拙者も広島弁のランページも不器用そうで好きなのでござる。

Photo_37

まあ、人により見方もイロイロとありダークヒーロー的な無口のランページが好みだったりするかもしれないでござるが、拙者的には檜山ボイスの日本版ランページは貴重な存在であり、好きなのでござるよ。 (笑)

そう! 日本版ビーストウォーズは奇跡の吹き替え代え作品なので、2度と同じ様なティストの吹き替え作品は作れないでござろうな。


たいほだにゃ

2009-06-23 19:40:05 | BW・メタルス

Photo

ごきげんようでござる!

いや~ 現在公開中の映画「トランスフォーマー / リベンジ」版のラヴィッジ(RD-13、ラヴィッジ、2415円)のデザインは嫌なものの、なかなかに良い存在だったでござるよな。

紹介したいにも、まだ玩具は販売されていないので今宵は、1999年に販売された「トランスフォーマー ビーストウォーズ メタルス」版、デストロン・諜報破壊兵、メタルス・ジャガー(X-9、メタルス・ジャガー、1800円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3 

メタルス・ジャガーはトランスフォーマー全般を繋ぐ、ヤヤコシイ存在であり、ビーストウォーズ(BW・メタルス、10~12話)ではゲストキャラ扱いでTVアニメ本編に登場するも、玩具のほうは日本限定販売であり、海外ファンに悔しがられた一品でござる。

商品自体はメタルス・チータス(C-42、メタルス・チータス、1800円)の上半身部分を交換したものでござるが、見事なまでに仕上がっており、デコレーションシールが付属し、ロボットモードでパッケージングされるなど、異質感の強い商品でござる。

Photo_4Photo_5 

Photo_6Photo_7 

なお、メタルス・ジャガーの設定は、日本限定販売のシャドーパンサー(D-7、シャドーパンサー、1500円)がメタルス化した姿ではなく、G1時代のカセットロンであるジャガー(19、ジャガー、680円)が幾度となく生体改造を受けて転生した姿なのでござるよな。

Photo_8

そう! メタルス・ジャガーは、BW時代では珍しいG1時代の生き残りなのでござるよな。

老兵は死なずと言うか・・・ 陰ながら歴代デストロンの為に忠義を尽くしていたのでござるよな。

Photo_9Photo_10 

なお、メタルス・ジャガーがG1時代のジャガー(海外名、ラヴィジ)である理由は、米国側原作者(ボブ・ホワード)の趣味だったようで、本来はトランスミューテイト(未販売)と同じゲストキャラであり、米国では販売される予定すらない存在だったのでござるが、米国と日本との放送ロス時間を利用して、日本側がメタルス・チータスの成型色を変更するだけでなく、大幅に改修できたのでござるよな。

御蔭で、イマイチ不評だったメタルス・チータスの欠点(?)を克服し、首・口の開閉と可動を取り入れたのでござるよな、

Photo_11Photo_12 

しかし、その反面・・・ ロボットモードの両腕を体内に収納できなくなる欠点が発生したのでござるよな。 (笑)

Photo_13Photo_14 

が! 故意か偶然か、本品にはメタルス商品特有のヴィークルモードが設定されていないのでござるが、メタルス・チータスの金型流用であるために、ジェットスラスターが展開可能なので、よりG1版ジャガーぽく見えるのでござるよな。

Photo_15

まあ、コレも飛行形態であるボーナスギミックと解釈するでござるが・・・

本品は劇中同様にカセットテープには変形しないでござる。 (笑)

Photo_16Photo_17

 

Photo_18Photo_19 

そう! 本品のビーストモードは玩具オリジナルでござるから、ロボットモードでのパッケージングは正しいのでござるよな。 (笑)

Photo_20Photo_21

ちゅー事で、劇中に登場するロボットモードでござる!

Photo_22Photo_23

いや~ 流石にCGモデルはメタルス・チータスの改良でござるから、玩具の方も自然と似てくるのでござるよな。

ただし、劇中ではシッポが付いていないでござるが、拙者の趣味と余剰パーツ対策で取り付けているでござる! (笑)

Photo_24Photo_25

なお、本品の両腕には新旧のデストロンのマークをシールで貼る事ができ、胸部が開いてシール処理されたスパーク(?)には新デストロンのマークが予め貼られているでござるが、旧デストロンマークや初代メガトロン(16、メガトロン、2300円)のシールに貼り返る事も可能なのでござるよな。

Photo_26

そう! メタルス・ジャガーの設定は特殊であり、BW時代のメガトロン(D-40、メタルス・メガトロン、2500円)とは別組織であるデストロン本部の指揮下で働いており、トリプティコン審議会(トライプレダカス、日本未販売?)の命令により、メガトロンを抹殺する為に惑星エネルゴアに単身乗り込んでくる刺客なのでござるよな。

Photo_27Photo_28

なお、メタルス・ジャガーは、初代メガトロンに忠誠を誓っていたようで、現在のデストロン本部では記憶操作されているようでござる。

故に、メタルス・メガトロンに初代メガトロンの遺言(?)を聞かされた後は、メタルス・メガトロンと手を組む事になるのでござるよな。

それを、再現したのが胸部のシールなのでござる。

Photo_29Photo_30

Photo_31

更に本品にはスプリングによるガンアクションギミックが追加されており、二丁のダブルクロス・レーザーガンを構える事ができるのでござるよな。

まあ、武器は固定式で銃身は取り外して大腿部に取り付け可能でござるが、腕部に残されたレーザガンがヨロシクないでござるな。

Photo_32Photo_33

Photo_34

故に拙者は、ロボットモードではトンファーの様に装備しているのでござるよ。

Photo_35Photo_36

更に本品は、玩具オリジナル武装の武器(シッポ)も使えるので、メタルス・チータス以上に遊べる商品なのでござるよな。

商品予定のないゲストキャラクターを開発した日本側玩具設計者の拘りにはエールを送りたいでござるよ。

なお、劇中ではメタルス・ジャガーはレギュラーではないので、12話で退場するのでござるが・・・

此処からがヤヤコシく、実は惑星エネルゴアこそ太古の地球であった為に、すでにこの時代ではカセットロンのジャガーサウンドウェーブ(17、サウンドウェーブ、2980円)と共に活動停止中であり、同時代に同一人物が存在するタイムパラドクス状態であり、更に未来から来たメタルス・ジャガーも同時代で活動停止状態となり、1985年に復活したデストロン軍団が地球と宇宙で活動するなかメタルス・ジャガーは活動停止状態だったでござるが、2005年にバイナルテックとして復活(BT-11、ラヴィッジfeat.シボレーコルベット、5229円)しており、ここでカセットロンのジャガーメタルス・ジャガーが融合(?)されたりするのでござるが・・・

更に、海外版のオルタネイターズではジャガーKXに変形するラヴィッジ(26、ジャガーXK / ラヴィッジ、日本未販売)として販売されているのでヤヤコシイのでござるよな? (笑)

Photo_37

なお、拙者は未見でござるが、漫画版でのメタルス・ジャガーの性格・設定は違っているそうで、人気キャラ故に担当者の解釈により様々とバリエーションが作られるのでござろうな?

因みに、拙者は本品を2体確保しており、1体をトレード用に保管していたりするのでござるよな。

そう! 拙者が未入手のオルタネイターズ版ラヴィッジ(箱付き)と交換していただくならば話に乗るでござる。 (笑)


音波探査装置

2009-05-15 04:25:57 | BW・メタルス

Photo

ごきげんようでござる!

さあ今宵は、マキシマルズ(日本名、サイバトロン)三体目の蝙蝠系ビースト戦士である空中偵察員のソナー(トランスメタルス2、ソナー、980円)の紹介でござる!

Photo_2本品は1998年に「BEAST WARS TRANSMETALS2」商品ととして海外で販売されたでござるが、日本では1999年の劇場版「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス・コンボイ大変身!」公開を記念して劇場販売(通販あり)された商品であr、商品上の変更は無いが台紙の裏側に日本語表記のシールを貼ったものでござる。

無論、彼もアニメ本編には登場せず、劇場版にすら登場しない玩具オリジナルのトランスメタルなのでござるよな。

まあ、トランスメタル2とは、クオンタムサージの影響によりメタルス化したトランスメタルと異なり人為的(?)なメタルスであり、外見上は有機生物と機械生物の融合であり、メタルの外見より生物組織の外見が覗くデザインとなったでござる。

また、2段階進化のトランスメタルもトランスメタル2と称し、スパーククリスタルを標準装備しているのも特長でござる。

Photo_26 Photo_27

Photo_28 Photo_29

故に左右非対称なデザインであり、ドチラかと言えばフューザー戦士をメタルス化したような感じがしないでもないでござる。

Photo_7

商品は左腕にブレードを装備しており、シッポ部分にスパーククリスタルを内蔵しているでござる。

Photo_30Photo_31

Photo_32 Photo_33

なお、本品は翼と頭部が普通に動かない為にポーズを付け辛いでござるが、蝙蝠の顎が開閉するでござる。

しかし・・・ 蝙蝠の口内にはロボットモードの頭部が収納されているので、なかなかにシュールでござる。 (笑)

Photo_34 Photo_35

蝙蝠の脚は可動するものの、飾りのような物で 自立はできないのでござるよな。

まあ、紐か何かに脚を引っ掛けて、ぶら下がるには問題は無いでござる。

Photo_37Photo_38  

なお、本品は変形システムの都合上、ロボットモードの足を展開させれば、着地態勢(?)になるでござる。

Photo_16

ロボットモードの変形は、小さいながら、下半身の入れ替えシステム等など、見た目以上に複雑で、簡易な英文の説明書では理解するのに時間がかかるので、変形時間は同時期販売のトランスメタル2商品では難しいモノかもしれないでござる。 (?)

なお、説明書には記載されていないでござるが、尻の肉ヌキ穴に背中に収納した蝙蝠の下顎を噛ませると腰部が固定するでござる。

Photo_39Photo_40

Photo_41 Photo_42

ロボットモードのダザインはメカメカしくも左右非対称で、生体表現が少なくなるでござるが、頭部が蝙蝠怪人ぽく、耳はビーストモードでもそのまま耳として機能しているので、カラーリングに一工夫あれば、可愛らしい商品になったかもしれないでござるな。

Photo_21

なお、ロボットモードでのスパーククリスタルは胸部に隠されており、武器は左手のブレードのみのようでござる。

Photo_43 Photo_44

Photo_45 Photo_46

因みにサイバトロン所属の蝙蝠系ビースト戦士の特長は蝙蝠の特長である超音波を利用した索敵や探査が支流であり、超音波を使って敵を混乱させる事が出来ても、超音波を使った催眠術や洗脳を得意とするデストロン側の蝙蝠系トランスフォーマーと違い、超音波を悪用していないのでござるよな。

Photo_26

さて、トランスメタル2には、第三形態であるアナザーモードを有するのでござるが、コレは一体何なのでござろうか?

ヴィークルモードの代替ギミック的な変形でござるが、腕が4本になるだけで、利点があるのでござろうか?

まあ、戦闘用よりは各種作業は便利そうでござるな。 (笑)

Photo_47Photo_48

Photo_49 Photo_50

因みにアナザーモードの4本腕は、マキシマルズ側トランスメタル2の特長でござるが・・・

設定では、能力値が体力(4.6)、速度(6.5)、耐久力(5.5)、地位(4.2)、勇気(6.2)、火力(4.5)、技能(7.4)で、本来のトランスメタル2はメガトロン(D-40、メタルスメガトロン、2500円)がクローン技術の実験とか何やらで生み出したはずでござるが・・・ オプティマスマイナー(日本未販売)もソナーも、プレダコンズ(日本名、デストロン)の戦力にならず、マキシマルズ所属となってしまったのでござるよな。 (笑)

まあ、デザイン上はプレダコンでも通用しそうでござるが・・・

Photo_29  

彼もまたサイバトロンの蝙蝠系トランスフォーマーらしく、超音波を悪用しないのでござるよな。

しかし・・・ 拙者的にはビーストウォーズに突入してから蝙蝠系が全員サイバトロンに編入されてしまったのが残念でござるよな~

まあ、もしも彼がビーストウォーズ・メタルス本編に登場していたら・・・

日本語吹き替えでは「~ぞな。」の語尾でしゃべるキャラに成っていた事でござろうな。 (笑)


テレビと違うのは大人の事情なんだな!

2009-05-10 03:28:36 | BW・メタルス

Photo

ごきげんようでござる!

トランスメタルスはビースト戦士がクオンタムサージを浴びた影響によりロボットモードとヴィーストモードが反転現象を起こし、メタルス化した商品でござる。

そう! 従来のビースト型トランスフォーマーと同じようでござるが、ロボットモードに生体表現を用いているので違うカテゴリーなのでござるな。

ちゅー事で、今宵は1999年販売の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス」より、サイバトロン・陸上防衛戦士、メタルス・ライノックス(C-44、メタルスライノックス、1800円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3 

本品は1997年に海外で販売されたトランスメタル版ライノックス(トランスメタル・ライノックス、2200円)の名前表記をRHINOXより、CYBERTRONに変更し、メッキ部分をからに変更した商品で、単品販売とメタルス・タランス(D-44、メタルスタランス、1800円)とのVSセット(VS-44、剛力の対決、3500円)が販売されており、日本版ではドチラも同じ仕様で、付属説明書も商品カタログを兼ねたフルカラー仕様でVSセット仕様で製作されているでござる。

Photo_4Photo_5 

Photo_6Photo_7

なお、日本版メタルス・ライノックスのメッキ部の色の変更はTVアニメのイメージに合わせた変更なのだそうでござるが・・・

Photo_8

当のメタルス・ライノックスは・・・ TVアニメ本編には未登場なのでござるよな。 (笑)

そう! ライノックス(C-7、ライノックス、1500円)は終始メタルス化することなく登場するのでござるよ。

Photo_9Photo_10 

う~む・・・ メタルス化の原理を説明する為に、TVアニメではクオンタムサージが発生した時には、ライノックスは再生カプセルに入ったいたので影響をうけず、メタルス化しなかったという物語的には、もっともな理由で説明ができるのでござるが・・・

パワーアップ商品を売ろうとするメーカー側にとっては、説明にもなっておらず、劇中とは異なるためにマイナスなイメージになった商品でござるな。

Photo_11

そう! 日本販売の本品は「もし、ライノックスがクオンタムサージを浴びてメタルス化していたら?」のif商品として改められ、カラーリングも生身のライノックスに近いイメージの商品なのでござるよ。 (涙)

Photo_12Photo_13 

Photo_14Photo_15 

御蔭で本品は劇中に登場しないという理由で人気は低いのでござるが、トランスメタル商品としては無駄に完成度が高い商品なのでござるよ。

Photo_16

ビーストモードのメカサイから第三形態ヴィークルモードは正に鋼鉄の野獣に相応しい重戦車なイメージなのでござるよな。

Photo_17Photo_18 

しかし・・・ 残念ながら火器系の武装が無いの辛いデザインでござる。

Photo_19

Photo_20 

ロボットモードの変形は凝っており、無駄な外皮が発生しない設計とプロレスラーの如きパワフルなデザインには惚れ惚れするのでござるよな。

Photo_21

Photo_22 

そう!

艶かしい胸板に、背中に背負ったキャタピラに草履(?)を履いた足と、拙者的にはトランスメタルで最も好きなデザインとも云える商品なのでござるよな。 (うん!)

Photo_23Photo_24

しかも、本品の肩のネジ穴はデザインに取り入れられており、胸部パネルを開閉することにより、内部に貼付されているシークレットエンブレムを確認することができるのでござるよな。

Photo_25 

しかし・・・ 武器は逆手に持ったトンファー(?)のみで、劇中でガトリング砲をドカドカ発射していたイメージが全く無いのが残念でござる・・・

Photo_26Photo_27 

Photo_28Photo_29 

なお、サイの角にあたる武器には名称がなく、説明書通りに持たせトンファーちゅーか鎌状武器でござるが、使いにくそうでござる。

Photo_30

そこで、逆さに持たせてみると・・・ 普通の鎌の様にもみえるでござるが、なんとなく拳銃状にも見えないでござろうか?

Photo_31Photo_32 

本品での活用ではないでござるが、本品の成型色変更品であるアメコミ版「TRANS FORMERS ARMADA」に登場するライノックス(USAエディション、ライノックス、1980円)では拳銃風に描かれており、なおかつ角は弾庫として外れるようでござる。

うむ・・・ 米国側でも考える事は同じで、火器系の武器が欲しいという事でござるな。

Photo_33

まあ、本品もトランスフォーマーの新化における袋小路的な商品とも呼べる存在で、ビースト戦士=格闘戦主体を表した商品でござるから、火器系の武器以外がパワーアップした訳でござるな。

Photo_34

因みに本品は、半ヴィークルモード的な下半身キャタピラのロボットモードぽい変形もできるので、面白い商品なのでござるが、テレビアニメの影響もあり魅力を十分に伝え切れていないのでござるよな。

Photo_35Photo_36 

Photo_37Photo_38 

なお、半ヴィークルモードは正規の変形方法ではないのでござるが、第四形体でも通用しそうなのでござるよな。 (笑)

まあ、ドチラにしろ本品はアニメ製作側と玩具開発側との連携がとれていなかった商品でござるな。

Photo_40

余談でござるが、メタルス・ライノックスの活躍(?)はCG画質が落ちるものの、PSゲームソフト「ビーストウォーズメタルス・激突!ガンガンバトル」(5800円)で確認することができるでござる。

まあ、こちらのゲームも日本版ビーストウォーズの雰囲気を無駄に再現しているでござるが・・・ コチラも大人の事情でメタルス化したライノックスが説明もなく登場するでござる。 (笑)