トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

マクドのクモ姉さん

2010-12-08 18:13:21 | BW・メタルス

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ごきげんようでござる!

日本マクドナルドが宅配サービスを始めるらしく、1年後くらいには全国にサービスを広げるよていだそうでござる?

ふむ・・・ 拙者は大丈夫でござるが、ハッピーセットを恥ずかしく注文できない御仁にはピッタリなのかもしれないでござるよな。 (笑)

拙者も代理で買出しにでかけていたでござるが、もうこれで大丈夫でござろう!

「スマイルください」と注文するよりは恥ずかしくないので堂々とハッピーセットを注文してくだされ。

ちゅー事で今宵は、1998年に米国マクドナルドのハッピーミールの景品として販売されたプレダコンズ兵士、ブラックアラクニア(マクドナルド・ハッピーミール景品)の紹介でござる!

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本品は1998年のハッピーミール景品としてハズブロの玩具シリーズ「MY LITTLE PONY」と共同で「BEAST WARS」第2弾として展開された一品でござる。

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商品は販売時期的にトランスメタルスを意識しているでござるが、まだトランスメタルス版ブラックアラクニア(日本名、C-48、メタルス・ブラックウィドー、2500円)が販売前だった事もあり別のデザインで造形されているでござる。

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しかしまあ、商品上はトランスメタルス化したブラックアラクニア(日本名、D-8、ブラックウィドー、1500円)ちゅー事でござるかな?

そう、正規版のトランスメタルス・ブラックアラクニアは、トランスメタルス2でござるから前段階かもしれないでござる。 (笑)

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しかし・・・

残念ながらロボットモードでは女性に見えないのでござるよな。

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そう、トランスメタルスの特徴である生体組織の逆転現象によりクモの外皮はメタリックでござるが、ロボット本体には体毛が表現されているでござる・・・

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顔は似ていないでござるが、オールバックにした髪型と解釈して塗装を施せば「BEAST MACHINES」版ブラックアラクニア(日本名、BR-04、ブラックウィドー、1999円)の劇中デザインに近いような感じでもあるでござる?

毛深い足が気になるでござるが興味深いデザインでござる。

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なお、本品は特別な設定が与えられている訳でもないでござるが、米国ファンには認知されているようで、専門書にも掲載されているでござる。

それだけマクドナルドの景品にはコレクター価値が高いのでござろうな?

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拙者も本品は日本のコレクターズショップで入手した中古品でござるから収納パッケージ(袋)は無いでござる・・・ 袋があれば更に情報が入手できただけに残念でござる。

しかしまあ、おそらく販売数は多いハズなので気長に探していると出てくるかもしれないでござるかな?

なお、拙者は大阪在住期間にマクドナルドを利用していたので略称は「マクド」でござる!


蟻のままに生きろ!

2010-10-17 00:02:41 | BW・メタルス

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「見ろ! 人が蟻のようだ。」

高所より見下ろした風景にて小さく見える人間を例える一般的な例えがであり、小さいものの代名詞でもあるでござる!

ところがドッコイ! トランスフォーマーに置ける蟻はカブトムシよりも大きく、チーターやプテラノドンより大きい存在でござる。 (笑)

「BEASTWARS」の昆虫系トランスフォーマーの多くは無駄に大きい訳は、B級特撮映画の定番である放射能などによる巨大化生物ネタの影響が大きいでござるな。

まあ、小さいものが大きいギャップ萌も有るかもしれないでござるかな?

今宵は1999年展開の「トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス」より、メガサイズ商品で販売された蟻(メカアリ)に変形するデストロン軍団・特殊戦闘員、メタルス・インフェルノ(D-46、メタルス・インフェルノ、2500円)の紹介でごっツンコ!

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本品は1998年に海外で販売されたトランスメタル版スカベンジャー(TRANSMETALS、スカベンジャー、日本未販売)の一部仕様を変更した商品(胴体部SCAVENGERのマーキング及びシークレットエンブレムが無い)で、日本では単品販売とサイバトロン海上司令官、デプスチャージ(C-46、メタルス・デプスチャージ、3500円)とのVSセット(VS-46、海底の対決、5800円)が販売されたでござる。

日本版商品は単品版もセット版も本体仕様は同じで、付属カードや説明書も共通でござる!

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なお、本品は「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ」版インフェルノ(D-11、インフェルノ、2280円)がメタルス化した姿として販売されたでござるが、TVアニメ本編には登場せず玩具オリジナル商品と成ってしまったでござる。

う~む・・・ 劇中に登場しないのであれば、海外名のスカベンジャーのまま別人として販売してもらいたかったでござるが、何故か海外版でも名前が異なるのに同一人物のようでござる?

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本品はメガサイズ商品でござるから、メカアリのデザインでも実に蟻らしい造形でバランスも良いでござるな。

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本品の蟻の脚部はボールジョイントにより3段階に可動する多重関節を採用した意欲作でござるが、6本の脚はボールジョイント故に自重を支えきれない欠点があるでござる・・・

まあ、商品の個体差や脚部関節の向きを工夫すれば立たなくはないでござる。

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更に本品はトランスメタルの特徴であるヴィークルモードに変形が可能で、メタルス・インフェルノもツインドリルを備えた採掘車(?)になるでござる。

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本品は転がし走行に連動して、ツインドリルが左右逆回転するギミックを搭載しており、ドリラー必須のトランスメタルでござる!

なお、本品のドリル回転ギミックは出荷次期(?)により同一方向にしか回転しない商品(製造ミス?)もあるそうでござる?

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しかしまあ・・・ このヴィークルモードを見ていると、カブトボーグのご先祖様的なデザインでござるよな。 (笑)

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そう! 日本人であればカブトムシをモチーフにデザインしていまうところでござるが、カブトムシには馴染の無い米国人が主体となる商品開発では国民性による趣向も違ってくるものでござる。

・・・そう云えば、米国でもカブトボーグが販売されたそうでござるが・・・ 結果は如何だったのでござろうか? 

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さて、ロボットモードは昆虫系トランスフォーマーの問題点である昆虫の脚を隠そうともせず全開に広げたデザインで完全に開き直っているでござる。

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そう、メガサイズの商品仕様とキャンディレッドの成型色に加えて少々マンガちっくな顔と引き締まったボディは千手観音の如き神々しさを併せ持った商品でござる。

拙者的にはトランスメタル商品でのベストデザインに上げたいくらいでござる!

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なお、トランスメタルはブースト戦士がクオンタムサージの影響により機械部品と生体部品が反転されたメタルス化であり、メタルス・インフェルノの場合は全体的にメカメカrしいでござるが、背中カバーの内側には毛細血管を思わせるモールドが浮き彫りされているでござる。

メッキ無で塗装処理なら可也グロい造形でござるな。 (笑)

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ロボットモードでも両腕のドリルは回転するくらいのギミックしかないでござるが、全身46箇所の可動範囲は圧巻でござる。

蟻の6本脚で敵を抱え込んでドリルで攻撃するエゲつない姿は破壊神と呼びたくなるでござるよな。

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なお、メタルス・インフェルノの能力値はパワー(7)、知力(6)、スピード(8)、耐久力(4)、階級(7)、勇気(8)、テクニック(5)で怒り出すと手がつけられない性格なうえに、メタルス化で更に凶暴になったそうでござる?

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が、メタルス化はパワーアップの色合いも強いでござるが、マイナス面も多く、メタルス・インフェルノの場合はフライトモードが無くなったおかげで空中戦闘できなくなったでござる。

空中戦が出来ないうえに両腕がドリルじゃ凶暴に成るしかない訳でござるよな?

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もしも、本品のメカアリの脚6本の先端に工具類などが取り付けられていたら、工兵とか科学者・技術兵・衛生兵の設定で使い道があったでござろうに・・・ 残念でござる。

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しかしまあ、蟻であるインフェルノのライバル商品(C-11、サイバーシャーク、1780円)は何故か海洋生物になってしまうでござるが・・・ 生物学的に鉢合わせする機会がほとんどない対決になってしまうのは如何にかしたいものでござるよな?

まあ、確かに水上・水中行動が可能な蟻(?)も存在するらしいでござるが、蟻は海中でも行動出来るという間違ったイメージは与えるべきではないと思うでござる。 (笑)

余談でござるが、映画「サマーウォーズ」のラブマシーンを見たときに感じたデジャブーこそ、メタルス・インフェルノだったのは拙者だけでござろうか?

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俺のスカージがこんない怖いわけがない

2010-10-10 22:27:27 | BW・メタルス

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ごきげんようでござる!

人によりキャラクターのもつイメージは異なるもので、更に世界的規模ともなると更に大きく違ってくるでござる。

その代表的な存在の一つが、1999年に販売された「TRANSFORMERS BEAST WARS」版のプレダコンズ(デストロン)・特殊任務戦闘員、スカージ(TRANSMETALS2、スカージ、2000円)なのでござるよな。

スカージ(D-71、スカージ、1800円)と言えば、「トランスフォーマー2010」等に登場し、同型のUFOに変形するスィープス(未販売)を率いたデストロン・スイープス航空部隊参謀であり、拙者的には卑劣で変わり身の早い髭ズラのデストロン兵士でござるが・・・

何処をどう間違えばイナゴ(メカバッタ)のトランスメタルに成ったのでござろうか?

Photo_2 本品はTVアニメ本編には登場しない玩具オリジナルのトランスメタル兵士で、日本展開の「ビーストウォーズ・メタルス」では通常販売商品より外されて、海外パッケージのまま限定販売された商品でござる。

おそらく本体仕様は海外販売版と同じもので、変形説明書は付属せずパッケージ裏に描かれた英文で簡易なイラストのみでござる。

しかも、変形パターンは複雑でござるから、変形パターンが間違っている可能性もある大雑把な商品でござる。

はっきり言ってしまえば、本品は子供向け商品ではなくコレクター向け(対象年齢15歳以上)の濃い商品でござる。

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日本ではバッタは某変身ヒーローのモチーフである為に、害虫的なイメージは少ないでござるが海外では大群で農作物を食い荒らす害虫のイメージの方が強いようでござるな。

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ゆえに本品はソコまでやるかの左右非対称なクリーチャー的デザインで、カラーリングも毒々しく下品極まりない一品でござる。

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しかも、トランスメタル2商品よろ導入されたスパーククリスタルはイナゴの左目に隠されているなどグロさ満載の商品なのでござるよな・・・

いったいダレがデザインしたのか分からないでござるが、常人(?)の神経じゃデザインできないでござるよ。 (笑う)

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なお、本品はアタックモード呼ぶべきかどうか迷うでござるが、背中のレバー操作で羽が前方に倒れてミサイル(フォトン・クラスターキャノン)を発射するでござる。

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が、このミサイルギミックは曲者で、ミサイル発射機能は左側の翼のみで、右側は予備ミサイルを収納しているだけでござる。

しかも、レバー作動はスムーズに行えないうえに、バネの影響で左右の羽が平行の位置に収まらない商品的欠陥もあるでござる!

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まあ、羽の固定位置が定まらないのは左右非対称ゆえのデザインで誤魔化せるでござるが、本品の可動箇所を活かしきれていないビーストモードでもあるでござる。

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更に本品のロボットモードは、数あるトランスメタル2商品のなかでも1・2を争う異形なデザインで好みがキッパリ分かれる商品でござる。

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そう、クリーチャーじみた左右非対称のデザインやクリアパーツを組み込んだ造詣は後の「BEAST MACHNES」商品のプロトタイプぽい完成度なのでござるよな。

否! ビーウトマシーン(ビーストウォーズ・リターンズ)商品に紛れ込んでいても違和感がないロボットモードでござる。 (笑)

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救いはロボットモードの頭部は変身ヒーロー風である事でござるが・・・ ボディバランスを考えるとアンチヒーローで皮肉なデザインでござるよな。

・・・しかし・・・ 初代スカージとは全くの別人なのでござるが、名前を引き継いだ共通点が無いでござるよ・・・

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なお、SCOURGEの名前の意味はイナゴがもたらす疫病や災厄の事をさす名前だそうで、イナゴのトランスメタル兵士にはピッタリな名前でござる!

まあ、初代スカージは同名だけで全く関係ないようでござるな?

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さて、スカージのキャラクター設定は、異常なまでに細菌戦と科学戦の研究開発に没頭しており、仲間のプレダコンを使って危険なウィルスやバクテリアの実験を行おうとするので仲間内の評判は悪いようでござる。

う~む・・・ 仲間内からの評判が悪いのは初代スカージと同じでござるかな。 (笑)

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スカージの能力値は、体力(4.6)、知力(7.0)、速度(8.7)、耐久力(6.5)、地位(6.0)、勇気(8.7)、火力(7.8)、技能(9.3)で、化学兵器を弾頭に詰めたフォトンクラスター・キャノンの攻撃力は高く、自らも電子霍乱装置や運動能力により戦闘能力は高めのようでござる。

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しかし、商品はロボットモードでのミサイル発射はできず、説明書に記載されていない多重関節を利用すればミサイル発射モードに見立てる事ができるでござる。

また、ミサイルはブレード(?)として右腕にのみ保持が可能でござる。

しかし、上半身の可動箇所は広いでござるが、獣脚の下半身はバランスの関係で自立させずらく、ボールジョイントが上半身の重量を支えきれないのでポーズが限定されていまう欠陥があるでござるな。

まあ、言うなれば本品の悪い所は、ビーストマーン商品に引き継がれてもいるでござる。 (笑)

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しかしまあ・・・ 本品のデザインは日本人向けではなく米国向けのグロいアクションフィギュアを好む輩をターゲットにした事には間違いないでござるな。

日本側の商品開発ではゴキブリやハエ等の害虫はNGでござるが、米国側の場合は身近な害虫の方が人気(?)ちゅーか親近感があるらしく、商品化したいそうでござる。

コレも文化の違いによるキャラクターの価値観でござるよな?


メタルのボディの変身だ!

2010-05-11 02:40:09 | BW・メタルス

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ごきげんようでござる!

5月10日から5月16日は愛鳥週間でござる!

故に今宵は1999年展開の「トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス」より最も美しいメタルス戦士と称されるサイバトロン・特殊戦闘員、メタルス・エアザラー(C-45、メタルス・エアザラー、1800円)の紹介でござるな。

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本品は1998年に海外で販売されたエアレイザーの成型色の色合いを変更し、AIRAZORの文字をCYBERTRONに変更した商品で、日本販売では単品販売とクイックストライク(D-45、クイックストライク、980円)とのセット販売(VS-45、陽炎の対決、2750円)の2種が販売されたでござるが、本体仕様は変わらずフルカラーのカタログ兼変形説明書もVSセット仕様のまま単品版にも付属するでござる。

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本品はハヤブサに変形するエアラザー(C-10、エアラザー、750円)がクオンタムサージを浴びてトランスメタルに進化したメカハヤブサなのでござるが、劇中ではエアラザーが進化することが無く本品は、もしもを前提としたifな商品なのでござる。 (笑)

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う~む・・・ 「トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス」のCG作画は玩具に忠実であり、玩具製作側とアニメ製作側の意思疎通が取れていたと思っていたでござるが、玩具側の思惑とは違う作品になってしまったでござる。

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そう! 本品はレギュラーメンバーにも関わらず、TVアニメ未登場の玩具オリジナル商品になってしまったのでござるよな。

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しかし本品は一応エアラザーのパワーアップ商品でござるから商品サイズは大型化しているでござる。

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更にアタックモードは廃止された代わりに、トランスメタルの特長であるヴィークルモードに変形するでござる。

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本品のヴィークルモードはヴィークルモードは水上機風のフロートを展開した飛行形体でござるが、元々は空中戦に特化したハヤブサ故に更なる高速飛行形態と考えるには如何見ても空気抵抗が有りそうでござる。

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まあ、ヴィークルモードは高速飛行形態ではなく、水面ギリギリを滑空する特殊飛行形体かもしれないでござるな?

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そして、ロボットモード第一段階であるディフェンスモードでござる。

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ディフェンスモードは、その名の通り防御力を増す形体でござるが、ポージングが出来ないのでイマイチ絵にならないでござる・・・

しかも、ディフェンスモードは女性限定との事でござるが、ビーストウォーズ・リターンズ版メガトロン様(BR-06、メガトロン、2999円)にも採用されていたので女性限定とは言い難く、特に日本版では女性限定ではないのでござるよな・・・

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「メタルになったボクを見てよ!」

そう・・・ 日本版エアラザーは男に変更されてしまったので、メタルス・エアラザーも当然男の娘なのでござるよな。 (笑)

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う~む・・・ 何故に日本版が女性キャラから男性キャラに性転換されたのは分からないでござるが、少なくとも一部の日本人ファンであればタイガトロン(C-7、タイガトロン、1500円)とのラブロマンス(?)を考えた場合は男×男の方が需要があるのかもしれないでござる?

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確かに商品的には、メタルス・ブラックウィドー(C-48、メタルス・ブラックウィドー、2300円)の様な女性的なデザインならいざ知らず、メタルス・エアラザーの場合は顔も胸も中性的なデザインでござるからドチラでもOKなバイリンガルでござるな。

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う~む・・・ もっと巨乳でボインボインであれば女性キャラで通用したのに貧乳ゆえの悲劇でござるよな~

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なお、メタルス・エアラザーの性格設定は、空での戦いは誰にも負けないが、優しい性格なので戦うのは好んでいないそうでござる?

故に武器はトンファーのみで偵察が主任務でござるな。

ふむ、空中戦最強を名乗っても戦闘では使えない子ちゃんな訳でござる。

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しかしまあ、本品はトランスメタル屈指の美しい商品でござるから女性キャラでなくとも美少年で通用する数少ない商品なのでござるよな。

日本のトランスフォーマーファンの多くはメタルス・エアラザーを如何考えているのか分からないでござるが、拙者的な解釈では男装の麗人と云う事にしているでござる。 (笑)


さらに進化したメカチーターに変身じゃん!

2010-03-17 16:41:09 | BW・メタルス

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夢と希望のビースト戦士~ メタルのボディに変身だ~♪

ビースト戦士がクオンタムサージの影響によりロボディが反転現象を起こしたのがトランスメタルズでござるが、更にトランスメタルズが進化した姿がトランスメタル2とと呼ばれており、外見上の特長は有機生物と機械の融合した姿なのでござるが、デザイン・造形的には毛皮を被ったメカニカルアニマルが毛皮の破れ目より本体が姿を見せているダメージモデル的な商品でござる。

しかも、トランスメタル2の出生は曖昧であり、トランスメタルより進化した存在以外にもトランスメタル2が存在するでござる。

まあ、設定上の分類はヤヤコシイでござるが、とりあえずは商品カテゴリーがトランスメタル2で販売された商品がトランスメタル2でござる。

今宵はサイバトロン密林巡査員、メタルスチータス(C-42、メタルスチータス、1800円)が更に進化した、機械化密林巡査員

メタルスチータス2(C-49、メタルスチータス2、1800円)の紹介でござる!

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本品は1999年の「トランスフォーマー ビーストウォーズ メタルス」商品として単品販売のみ行われたでござるが、1998年に販売された海外版パッケージに日本語表記のシールを貼られた状態で1999年の「99夏 東映 アニメフェア」にて先行劇場販売されたメタルスチータス2(新チータス、2000円・通販あり)はメカニック部分の色彩が異なる商品だったでござる。

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なお、商品はTVアニメと異なり、左腕・左肩にメッキ部分が集中しているでござるが、海外版(海外名、チーター)同様パッケージ収納状態でメッキ部分を目立たせる為に変更された状態を引き継いだ商品でござるが・・・ 日本版パッケージでは右向きで収納されている為に無意味だったりするでござる。 (笑)

まあ、TVアニメ重視派であれば、肩パーツを分解して左右に入れ変える事も可能でござるが・・・ 破損の恐れもあるので改良は自己責任でござる。

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さて、メタルスチータス2は劇中では、デストロンのオーガニック・トランスメタル・ユニットの爆発に巻き込まれた影響で進化した姿でござるが・・・ 演出的に見ても進化よりもダメージでボロボロになった姿の方が似合っているでござるな。 (笑)

まあ、コレも機械と有機体の融合デザインよりもビサールファッションというか当時の流行を取り入れたデザインでもあるでござる。

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故に武器(ファイナルショット)は内蔵式で展開するも、背骨ぽいデザインが付け加えられているなどのグロい生物表現は忘れておらず、トランスメタル2(1998年度商品)より導入されたスパーククリスタルは左足に収納されているでござる。

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しかしまあ、本品・・・ 特に日本版パッケージング状態ではメッキパーツが目立たず、チーター模様の斑点は塗装処理されておらず、全体的には魅力の無い商品でござるな。

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商品的にもチーターの口は開閉せず、可動箇所もクセの強い商品でござるが、本品は日本人感覚よりも米国人の「Spawn」系グロテスクなアクションフィギュア人気に便乗したような商品でござるよな。

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ロボットモードの変形は上半身部分のみで行われており、猫背で左右非対称のメカニック露出部分の目立つデザインでござる。

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トランスメタル版よりも野生身あるデザインでござるが、こちらも好みが分かれそうなデザインでござる。

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ロボットモードでは背中の武器は取り外さないと収納できないでござるが、そのまま手持ち武器として使用する事が可能でござる。

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なお、トランスメタル版で指摘されていた火器系武器は増強され、スプリングを用いたミサイル発射ギミッックも追加されたでござる。

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パッケージにも、「ミサイルもパワーアップじゃん! うつべし!」と表記されており、本品最大のギミックであることは間違いないでござる。

ちゅーか・・・ ロボットモードでも指の向きを変えるは面白いのでござるが・・・ それだけなのでござるよな?

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そう! 左腕のシールドパーツ(?)は立たせる事も可能なのでござるが、盾にしては小さく、武器にしては、わざわざ鋭い爪があるのに、使い勝手が悪い位置に固定されるなどイマイチ意味がわからず、日本版では無視されたギミックでござるな?

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まあ、シールド発生器とかの設定でもあれば、それっぽいのでござるが、トランスメタルズ商品もトランスメタル2商品にも設計段階では本来何かのギミックが組み込まれていたであろうが、商品化でギミックを削除されたような商品が何体か存在するのでござるよな?

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なお、ロボットモードでは加速ブースター(ブートジェット)の向きが逆向きのままで取り付けられているのでござるが、取り外して向きを変えればなんとなくアタックモードぽくなるでござる。

説明書に記載されていない遊び方ついでに・・・

トランスメタル2では、トランスメタルズに採用されていた第三形態のヴィークルモードが廃止されており、攻撃形態のアタックモードや異形のアナザーフォームなる第三形態が採用されていたりするのでござるが、本品には第三形体が存在しないのでござるよな?

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そこで、メタルスチータス2のアナザーフォームを考えてみたでござる!

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と・・・ 言っても、ビーストモードの首を縮めて二足歩行にしただけでござるが、これはこれでデザイン的にも獣人ぽく、説得力が有るのでござるよな。

成型色を変更すればメタルスジャガー(X-9、メタルスジャガー、1800円)のトランスメタル2版でも通用しそうでござるが、本品の成型色変更品は2001年にトライプレダカス・エージェント(日本未販売)として、海外店舗限定商品として販売されているでござる。

まあ、変形パターンはメタルスチータス2と同じなのでござるが・・・

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しかしまあ、劇中登場レギュラーメンバーとは言え、面白味のない商品で、何故にトランスメタル2にリニューアルされるのかと当時は思ったものでござるが、日本と米国ではチータス(海外名、チーター)のキャラクター的立ち居地が異なり、日本版の陽気な一戦士ではなく、次代を背負うライオジュニア(C-26、ライオジュニア、780円)的なキャラクターだと知ったときには驚かされたでござる。

吹き替え一つで、まったく違うキャラクターを作り上げる事が出来るのでござるから、声優によるキャスティングの違いは重要だと思い知らされたでござるよな。 (笑)