テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

陽春遠州③~浜松城と名産うなぎ

2013-04-25 08:16:26 | 国内旅行ー東海・北陸
 徳川家康ゆかりの浜松城です。一応、入場料150円を支払って入ってみましたが、中にはたいしたものはありません。もちろんコンクリート製。



 統一感のない石で構成されている石垣は、昔のものが残っているそうです。ということで、近づけないように柵で囲われていまいた。野面積という工法で、自然石をそのまま用いたとのことです。



 ちょっと若めの徳川家康公の像。右手に持っているのを羊歯の葉です。生命力の強さを表しているとのことで、家康公の兜の前立てにも用いられているそうです。



 さて、浜松といえば、なんといってもうなぎ。創業明治40年の老舗「あつみ」です。トタンの太い煙突からいい香りが漂っています。



 特上重はやりすぎなような気がしたので、上重(4400円)にしてみました。



 備長炭で、注文を受けてからじっくり焼き上げるので、しばらく待ちます。かつて菊間町にあったうなぎやは、注文してから1分でうな重をもってきたけど、電子レンジで調理していたのかしら。



 生麩のお吸い物。肝吸いにしてもらったので、50円追加です。



 うなぎもごはんもたっぷりです。タレが濃くて辛口。関東人好みの味です。



 お重だけで十分な量があったのですが、ご飯1膳まで無料でおかわりできるということだったので、意地汚くおかわり。この上に、残しておいたうなぎをのせて食べました。お腹パンパン。



 おまけのいちご。



 こちらは「八百徳」さん。このビルは、うなぎで儲けて建てたのだろうか。



 店頭の見本。一番下の段の棚盛りというのは、お重からうなぎがはみだしていてすごいですね。



 うなぎ専門店なのに、なんで「八百徳」なのだろうか。松山にも魚介類中心の居酒屋で「八百金」という名前のお店があるけれど。 



 ここでは名物のうな茶漬け(3050円)を。思えば、浜松出身の友人に連れられて、ここに来て食べたうな茶漬けが初めて食べたうな茶漬け(ひつまぶし)だったんだなあ。



 肝吸いです。「あつみ」とちがって、追加料金ありません。



 木のお櫃に入ったうなぎの登場。最初は、そのままうな丼のように食べます。うな茶漬けにするせいか、タレの味は薄めでした。



 そしてうな茶漬けに。サラサラのご飯に、ふわふわのうなぎの組み合わせです。



 もしまた浜松へ来る機会があれば、棚盛りもためしてみたいものです。



 何か浜松みやげを買って帰ろうかと思って入ったお店。店の中の品物が、どうも浜松のものではありません。製造業が集中する浜松は、南米からの外国人労働者がたくさんいます。その人たちが里帰りする際に購入していく「日本みやげ」のお店でした。