りょう花 フライブルク店～真麺・焼豚丼セット

　愛媛県民に強く支持されているラーメン店です。もっとも、この「１０００名のラーメン好き」なる人々が、どういう人たちかという問題はあるのですが。それは別にして、人気店であることはまちがいありません。



　ご存知、「りょう花」でございます。今や、愛媛の枠を超えようとしています。しかし、いろいろなところにチェーン展開されると、いつでも行けるような気になって、かえって足が遠のいていました。それにチェーン展開するうえで、立地を郊外に選定していようで、それも行きにくくしています。



　旧「ランチ・パスポート」にフライブルク店が掲載されていたので、この機会に行ってみました。



　「ランチ・パスポート」に載っていたのは、真麺と焼豚丼のセットです。実は「ランチ・パスポート」を用いなくても、お昼には６９０円で提供されているようです。ということで、真麺・焼豚丼セット（８４０円→６９０円→５００円）です。セコい話ですが、３４０円得したと捉えるか、１９０円得したと考えるかビミョーなところです。



　スープと麺だけの単純な構成です。一見あっさり系にみえる澄んだスープです。しかし、これが脂の旨みがあり、魚介風味も感じられる複雑な味わいのスープです。麺は細いストレート麺です。細麺ゆえ、もたもたしているとのびてくるので、本来は写真なんて撮っていないで、さっさと食べるにかぎります。これは、たしかにおいしいラーメンです。



　おまけの焼き豚丼。ちょっと味が薄いな、と思いながら食べました。食べ終わったところで、丼を運んできた店員さんに、「丼のタレをかけてください」と言われたことを思い出しました。またマヌケなことをやってしまった。



　ラーメンがおいしかったので、おトク感がありました。トクしたと感じるかどうかの基本は、味ですよねえ。欲を言えば、焼豚丼のセットものを５００円にするのではなく、丼なしでもっと高い値段のラーメンを５００円にしてほしかったです。