テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

四川飯店(食べチャイナ)

2011-02-23 06:58:59 | 中華料理・エスニック料理
 シャム社長が唯一、顔のきくお店「四川飯店」。ただいま「食べチャイナ」という催し物をやっています。料理が1皿すべて500円で提供されるというものです。シャム社長は、その「食べチャイナ」の1品無料券をもらったと誇らしげにみせたので、いってみることに。



 いってみると、「ただいま満席です」の看板が出ていたのですが、ちょうど空席ができ始めた頃だったようで、窓際の席に案内されました。



 チンジャオロースです。ピーマンのシャキシャキした食感がいいです。



 回肉鍋。街の中華料理屋のものとちがって、豚肉を角材のように切っています。噛むと、脂が出ます。



 カキのピリ辛炒め。カキは衣をつけられていったん揚げられているので、表面がカリっとしています。こういうのも、なかなかいいですね。



 ふと気がつくと、まだ宵の口だというのにお客さんがすべて引けてしまいました。満席だったということは、みんな6時ごろにはやってきていたのであろうか。田舎は夜が早いなあ。



 激辛マーボー丼。あたりまえですが、へんなトロみはありません。冬なのに汗が出ます。



 私は「よしたらどうですか」といったのですが、シャム社長がどうしても食べたいといいはった小籠包。みると、皮がやぶれてスープが外に出ていました。匙状の器具の上にのっていたので、流れ出たスープは、その匙の上にたまってはいるのですが。私が、それみたことか、とシャム社長に文句をいうと、「一品無料券をこれに使ったと思えばいいぞな」と、わかったような、わからないようなことを言いました。



 餡かけ焼きそば。いかにも中華という感じの餡がたっぷりとかかっていました。



 牛肉のピリ辛炒め。



 そして、最後にシャム社長が食べたいといったものが、天津飯。シャム社長は、「天津には天津飯はないんだ」と、誰でも知っている薀蓄を語って悦に入っていました。街の中華料理店の天津飯よりも、玉子がかなり厚く焼かれていました。



 どれでも500円ということだったのですが、500円だと、デザート系が他の料理と比べて割高に感じられたので、注文せずに帰りました。どこまでもセコい2人です。それにしても、他の「四川飯店」の支店でも、天津飯なんていうものを提供しているのであろうか。ちょっと気になりました。「麦酒晩餐」と比べて、どちらがよかったのだろうか。お酒を大量に飲む人は、飲み放題つきの「麦酒晩餐」かなあ。


第15次讃岐遠征②(お遍路付き)

2011-02-23 06:51:03 | 国内旅行ー香川
 88番札所の大窪寺に行って以来、急に四国遍路に興味をもちだしたシャム社長の発案で、近くの金蔵寺にいってみました。乃木将軍が、寄寓していたお寺ということで有名です。



 お寺の次は神社。宇多津の宇夫階神社です。



 この神社の境内にうどん店の「うぶしな」があります。



 店内の品書きです。



 おすすめの肉ごぼうぶっかけに心がひかれたのですが、お腹も太ってきた(伊予弁)ので、ふつうのぶっかけ(300円)に。やや細めのモチモチした弾力系のうどんでした。出汁には、カツオ系が入っていると思われましたが、変ないやみがなくおいしい出汁でした。



 シャム社長が注文したのは、お餅の入った名物の宮うどん(450円)。お餅がのびて、おいしいといっていました。弾力系のうどんなので、温かいつゆに入れると、どうしても柔らかめになるようでした。



 宇夫階神社の本殿は、登録有形文化財に指定されていました。



 ここで、またまたシャム社長のお遍路時間。78番札所の郷照寺へ。厄除け大師として有名なのだそうです。



 回遊式の庭園もありました。冬場なので、ちょっと寂しいお庭です。



 こちらは観音堂のなかです。願掛けの観音像が無数に並んでいました。閉所恐怖症ぎみのシャム社長は気分が悪くなったといっていました。



 宇多津も古い街並みを再生させようとしているようです。街路にいぶし銀の瓦を埋め込んでいます。



 瓦のアップ。シャム社長は、「古街」の文字を発見して、威張っていました。



 お目当てのところが、ガイド本の記載と違って、すでに閉店していたりなんだりして、結局、まんのう町の「めんくい」へ。これまでは素通りしていたお店ですが、いかに。



 私はぶっかけ(200円)。イリコ系の出汁はおいしかったです。飲み干せますね。



 シャム社長はしょうゆうどん(150円)。安いですね。しかしうどんは、時間帯が悪かったせいか、死んでいました。弾力が失われている感じです。まったくコシがないというわけではないので、状態がよければ、もっとちがった食感なのかもしれません。



 「めんくい」まんのう店がある道路沿いに移転した「山下」です。新店舗になって初めて行きました。



 私は再びぶっかけ(250円)に。コシが強いことで有名な「山下」のうどんです。へんな時間帯にいっても、その強力なコシは失われていません。美味。カツオ系の辛口の出汁も関東人好みです。



 シャム社長は再びしょうゆうどん(250円)。同じものを異なる店で食べ比べると、実力差がはっきりとわかります。



 「山下」さんは開店時間が長いので、どうしても遅くなってお腹が膨らんだ状態で訪れてしまいます。一日のはじめの頃ならば、もっとそのおいしさを堪能できるのになあ。お餅とかも食べたシャム社長は、ここでおなかいっぱい。ということで早めに帰ることにしました。