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file.157 Bret SABERHAGEN【ブレット・セイバーヘーゲン】

2007-02-17 | STU
【Sabes】
Bret SABERHAGEN

70年代中盤から80年代中盤まで
リーグ屈指の強剛チームだったロイヤルズ。
1985年にはワールドシリーズ制覇を成し遂げるのだが
その時のエースが、無類のコントロールを誇る
ブレット・セイバーヘーゲンである。

セイバーヘーゲンは、84年に20歳でメジャーデビュー、
一年目にして防御率3.48、10勝をマーク。
翌85年には防御率2.87、20勝と大ブレークし、
ジョージ・ブレットらと共に、チームをリーグ優勝に導いた。
ワールドシリーズでも2試合に登板し
オジー・スミス、ウィリー・マギー、ジャック・クラークらを擁する
カージナルズ相手に防御率0.50で2勝。
18イニングでわずか1四球と、コントロールが冴え
第7戦では完封勝を収め、世界一に大きく貢献。
サイ・ヤング賞とワールドシリーズMVPに輝き、
キャリア最高の年となった。

86年は7勝に終わるも、87年は18勝、
89年には防御率2.16。23勝をマークし、
最多勝と二度目のサイ・ヤング賞に輝いた。

その後、メッツ~ロッキーズ~レッドソックスとチームを移り
94年、メッツで14勝、98~99年はレッドソックスで
2年連続の二桁勝利を飾るなど、安定した投球を続けた。
91年には8月のカブス戦でノーヒット・ノーランを達成した。

2001年、通算167勝で現役を引退。

記者に漂白剤をかけた事があるなど、
マスコミ嫌いでも有名だった。