1月10日10時、我が家の神事として正月に神さんにお供えした供え物の一部を埋供する日です。
正月には神前に海の幸、山の幸等をお供えしましたが神事にはその代表として扇型の昆布とスルメいかとお酒を使います。
玄関脇に深さ約40cmの穴を掘り昆布とスルメいかを土の中に埋めるのです。
毎年同じ場所に同じ要領で行うのですが不思議な事に一年経つと昆布もスルメも土の中の微生物により全く姿形が無くなってしまいます。我が家の微生物が神さんからのお下がりを戴いて元気になり我が家を守ってくれると信じ感謝の気持ちで厳粛に神事を行う。同じ様に敷地の四隅には一升の酒をそそいで土地の神さんに今年一年の守護をお願いする。迷信と思う方もみえるでしょうが感謝の気持ちが如何に我が家と自分を守って貰っているか、実感として良く判るものです。