随分前から我が家のトイレには日めくりの格言が書いた暦が掛けられています。その24日目に「人に小言を言われたとき腹をたてるな、腹の立ったとき小言をいうな」とあります。 小言を言い慣れた自分にとってこれは「行い難し」、これが出来たら悟りだ。 人の欠点にはケチばかり付け相手を責めているが相手から見た自分はサッパリ判らない。自分の事を褒めてくれて認めてくれる人は良い人だが自分は相手を褒めないし認めようともしない、そんな自分でも人からは好かれたい思っている。人間って厄介な動物だ。 我が家に咲いた睡蓮の花 気持ちは若いと思っていても歳は歳、鏡に写った自分の顔はシワクチャで鬼の仮面を着けた様だ、幸いにも自分の心まで鏡に写らなくて良かった。 八月に成って夏本番だ、蝉の声もけたたましさが増してきたが、最近やけに蝉の抜け殻が目に付く、自分も魂の抜け殻に成らない様にもうひと踏ん張り頑張るさ。