アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

多度祭り

2010年05月05日 | 観光案内

5月4、5日は多度祭りです。多度祭りと云うと多度大社の「上げ馬神事」が有名でテレビや新聞で報道されます三重県の無形民俗文化財です。今回は余り報道されない処を御紹介しましょう。

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ここは多度大社から東に下る事約2.5kmに有る小さな境内の船着神社です。この神社で多度祭り最後の神事が行われます。神さんの乗られた神輿から多度大社の宮司さんや神官、お稚児さん、馬から騎手その他関係の役員さん達が勢ぞろいします。

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狭い境内は祭りの関係者の方々で一杯です。

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多度大社の宮司さんの祝詞に次いで関係者の方々の玉虫奉てんが行われ祭りも最終に近づいて行きます。

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通称私達はここを須賀の馬場と云っていますが各地区の神馬と騎手が揃って最後の馬の駆け込みが行われます。今日は六頭の馬が多度大社で坂に挑戦して三頭が上がったそうです。上げ馬で豊作を占う神事ですが日本の景気も今年はやっと水面を越えそうです。

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昨日の上げ馬神事の普通の陣傘姿の騎手ですが5日は陣傘の上に各地区独特の飾りを付けて祭りに華を添えます。騎手は各地区(6地区)に住んでいる中学生から高校生の青年です。

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祭り最後の人馬一体の疾走が始まりました、余り早いのでシッターチャンスが難しく上手く写せませんでした。この祭り、動物愛護の方々から馬を青竹で叩くとか馬に興奮剤を飲まして虐待をしているとクレーム、又祭りを行っている関係者の未成年に酒を飲ましているとかで三重県指定無形文化財の取り消し話が持ち上がっています。今回も県文化財保護審査会の委員さん監視の中での祭りでした。昔の当たり前は今は犯罪行為、祭りの運営も今流に成らざるを得ないでしょうね。関係者の皆さん御苦労様でした

コメント (2)
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