アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

新緑の徳山ダム見学

2009年04月20日 | 旅行記

先日ロンドンからCozyが一時帰国しましたので今日(19日)は新緑豊かな揖斐川町に有る徳山ダムへ出かけました。このダムは1957年に事業計画され昨年の2008年、50年の歳月をかけて完成しました。

Photo

ダムの上から見た放水路です。

このダムの高さは161mで日本のダムでは三番目の高さだそうです。ダム全体があまりにも大きいので全景の写真は写せません。

Photo_2

ここは高さ161mのダム堤の上です。道幅は10mは有るでしょう。このダムはロックフィールドダムと言いまして山土と石を振動ローラで突き固め、その表面に写真で映っている鎖で繋がれた大きな石がありますがこの様な石で表面を覆った作りのダムです。

Photo_3

この大きなタイヤはこの工事で使われた90tダンプカーのタイヤです、直径は2.5mは超えるようなタイヤの化け物です。

Photo_4

日本一の広さのダム湖の一部です。

徳山湖と言います、貯水量は静岡県の浜名湖の約二倍で6億6千万m3です。このダム湖に水没した家は466戸、522世帯で1500余人の方々が各地区に集団移転し徳山村は湖底に沈み無くなってしまいました。先祖代代長年住み慣れた土地を捨てて無理やり立ち退きをせざるを得なかった方々の思いは図り知れません。多くの犠牲者を生んで得られたこのダムの役割は何なのでしょうか考えさせられます。

木曽川水系揖斐川の洪水調整や愛知、岐阜、名古屋の水ガメとしての利水、中電の水力発電等の多目的ダム、日本最後の巨大ダムと云われるこのダムは総費3500億円と多くの犠牲者、自然破壊をもたらしたが今後有効に活用される事を期待します。

Photo_5

その後、ダムから少し下った所にある日本で一番星が美しく見えると云われる藤橋村の資料館に立ち寄る、昔懐かしい茅葺の民家には和紙や林業で生計を立てていた当時の生活様式を見学、私の両親も昭和25~30年頃に使っていたムシロを織る機械も展示されていて懐かしく思った。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする