佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

「讃歌」2月6日練習

2006年02月09日 00時41分24秒 | 合唱

 

 「讃歌」第10回練習。

小澤先生の練習。

 

 念入りな発声の後、練習。

7番頭から。

歌詞読みした後歌う。

パートごとに練習。

 

 女声、ポルタメントの指摘を受ける。

「色っぽく」歌わないように。

 

 7番の特徴として、

8分の6拍子が挙げられる。

テンポも速い。

どういうことが起きやすいかと言うと、

 

・言葉が遅れる

・出だしが遅れる

 

 言葉は、全体的に。

本来先取りしないといけないのだが、

遅れることで音楽の立ち上がりが遅くなってしまう。

 出だしというのは、

裏拍から出たりするとき。

この曲は、拍頭から出ることは少ない。

つまり、出だしの食いつきが大事。

6拍目から出るパターンは、まだいい。

なぜなら、4、5拍目を感じて入れるから。

大きく2つで取ると、2を大きく感じてから入れる。

2拍目から出るときが問題。これは後で。

 

 66小節目から新しい場所へ。

 ピアノで弾いてもらい、ラララで歌う。

4パートさらってから全声で。

 

 そう、ここからの出だしは、

2拍目から出る。ここが問題。

前に1拍目しかない。

1小節2つで取ると、1の後、すぐ出ないといけない。

さっきのように大きく感じていると遅れてしまう。

その1拍目の感じ方が特に重要。

「1 2 3  5 6」

 このリズムをとにかく身体で感じる。身体に入れる。

慣れるしかない。

まだ、初めての場所なので遅れる。

時間がかかりそうな雰囲気。

 

 休憩後歌詞つけて少しずつ。

2パートずつなど、小澤先生が組み合わせを変えて、

丁寧に指導。

 

 苦戦する要因は、

上記のテンポ感の他に、

不規則な音の動きがある。

結構、どのパートも不規則な動きで、

慣れるのに時間がかかりそう。

フーガの様に各パートが折り重なり合うところと、

4声が同時に動くところ。

 

 考え方一つなのだが、

不規則ということは、

それだけ和声が入り組んでいる、

つまり複雑で、味わいがあるということ。

それが楽しめると、ここは格段にいい音になる。

 

 それに付随して、

♯や♭、ナチュラルが多い。

先生もさかんに指示されていたが、

矢印「↓↑」を音符の上に書くと良いだろう。

高めに取るか、低めに取るか。

 

 苦戦しながらも、124小節目までくる。

最後に1回通す。

まずは反復練習するのみか。

先が少しずつ見えてきたが、

その分後ろが見えなくなってくる(笑)。

しっかり復習しないと。

 

 最後は市歌の練習。

リズムの確認と、歌詞に慣れる。

パートごとに念入りに復習。

こちらはだんだん良い音になってきた。

レコーディングが楽しみだ。