昨日の試合。
テレビ観戦していました。
亀田は、非常に現実的な選択をしたと思います。
アウトボックスすることにあそこまで徹するとは
誰も思っていなかったのでは。
まず、ジャブが当たらない距離を保っていました。
で、ランダエタが前に出てきたら面白かったのですが、
追い足がないのでそれもせず、
亀田のカウンターも警戒し、前へ出ず。
どちらも目立った有効打はなかったですが、
ランダエタを亀田が空転させたという意味では、完勝だったと。
前回あそこまで採点で議論を呼ぶと思わなかったので、
自分も一応採点してみました。116-111でした。
ただ、序盤は難しかったですね。。。
ただ、アウトボクシングは、難しい。
今回、亀田はちょっと手数が少なかったと。
アウトボックスするにも、もう少し攻撃が必要かなと。
良く相手の中へと出入りしていたが、
もう少しジャブで距離を取ったりリズムを取ったら良いのではと。
というのも、アウトボクシングは、
一般のファンには理解しづらい分かりにくい部分がある。
KOを求めるファンからすると物足りないかもしれない。
確かに、アウトボクシングとしてもちょっと攻撃が足りないかと。
あと、亀田はスピードで勝負するタイプで、
決してパンチ力があるわけではない。
そういう意味で、今回の作戦は成功だったが、
もし階級を元のフライ級に戻したら、
どういう戦いぶりになるか、見ものではある。
個人的には、今回の戦いぶりに磨きをかけ、
スピードを生かしながら、もう少し攻撃に厚みが出ればと。
おそらくここまで勝ちにこだわったのは、
はやくこの階級から転級したいからだろうと。
3階級制覇を目標とする亀田にすると、
本当は前回の1試合で済ましたかったところが、
ああいう問題になって、
本来のライト級へ早く戻るのにケリを付けたかっただと推測。
ともかく、今後の動きには注目していきたい。