佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

演奏会の告知~たまには自分を褒めてやろう~

2006年07月31日 21時51分22秒 | 合唱

 

 再告知です。

今日の書き込みのサブタイトルは、

某曲より拝借しました。

その理由は告知の下で。 

 

 

 

―漲る若さ 溢れる情熱

          煌めくハーモニーがここにある―

 

 

アジアユース合唱団2006演奏会

 ~アジアから歌う世界のうた~

 

 

指揮:松原千振(東京混声合唱団常任指揮者)

 

J.タムリオニス(リトアニア):アヴェ・マリア

H.クレメッティ(フィンランド):キリストは我らがため死の下にすら

E.ラウタヴァーラ(フィンランド):マニフィカート

田中利光:夏(津軽の音素材による混声合唱「四季」より)

世界のうた:Osi Osi(フィリピン)

       揺れよ幌馬車(スピリチュアル)

       加茂松坂(新潟県民謡)  ほか

 

共演:魚沼混声合唱団(10日)

    高田三郎:混声合唱組曲「心の四季」(指揮:吉田 顕)

   新潟ユース合唱団(11日)

    信長貴富:混声合唱とピアノのための「新しい歌」(指揮:箕輪久夫)

 

2006年8月10日(木) 魚沼市小出郷文化会館大ホール

2006年8月11日(金) 新潟市民芸術文化会館コンサートホール

18:30開場 19:00開演

 

一般:1000円 高校生以下:500円(全席自由)

 

 

 

 さて、誰も褒めてくれないことを、

自分で褒めてみたいと思います。

 

 

 この演奏会のサブタイトル、

「漲る若さ 溢れる情熱 煌めくハーモニーがここにある」、

私が考えました。

 

 難しい漢字を3つ繋げたのがポイントです。

「みなぎる」「あふれる」「きらめく」、

一つずつだとちょっと軽いので、

3つ繋げてみました。

 

 アジアユースの特徴を言葉で表すにはどうしたらと

無い知恵を必死に振り絞って考えたわけです。

自分ではかなり気に入っているのですが、

誰も褒めてくれません(苦笑)。

 ジャパンユース合唱団の演奏会の前日、

打ち合わせに合宿地へお邪魔した時、

仮のチラシを見て、今井邦男先生が、

「このサブタイトルがいいねー」と言ってくれただけですね。

結構気に入ってるんですけど(しつこい)。

 

 

 もう一つ、

「アジアから歌う世界のうた」

これも結構気に入っているのですが、誰も。。。(苦笑)

「うた」をひらがなにしたことと、

アジアユースの開催目的を言葉で表すにはと考えて、

上記のを考えたわけです。

アジアから世界に発信するイメージを、

短い言葉に託したつもりです。

 

 

 誰も褒めてくれないので、

自分を褒めてみました。

それとも大したことないキャッチコピーだからなのかな。。。

演奏会がこれらのコピーどおりになるようにしたいです。

ご来場お待ち申し上げております。

 


コンクール考~G3課題曲のナゾ~

2006年07月31日 01時40分01秒 | 合唱

 

 眠いので少しだけ。

 

  

 今日、合唱団の練習で、

全日本合唱コンクール新潟県大会に向けて、

課題曲の練習をしていました。

G3は信長貴冨「初心のうた」より『とむらいのあとは』。

 

 

 練習が始まる前、ソプラノの方が、

この曲集の5曲目の音源を探していると話が。

僕は持っていないと伝えましたが、

その時、その方の持っている女声合唱版の「初心のうた」を

見せてもらいました。

 

 

 

 すると、G3の『とむらいのあとは』に

ピアノ伴奏がついているではありませんか!

混声版ではアカペラ、女声版ではピアノつき。

 

 

 しかもこれ、かなりの難易度のピアノパートです。

というか、曲の頂点であるff(フォルテシモ)に向けての

ピアノが、えげつないほど凄いのです。

 

 

 初演記録を見たら、

たしか混声が先でした。

女声版をアカペラからピアノつきに改訂した後で、

混声版のほうが課題曲として採用された。

作曲者にどういう意図があったのか。

ナゾが深まりました。

 

 

 雑誌ハーモニーでは、その点に触れていませんでした。

個人的には、混声と女声の響きの厚さや質の違いを、

ピアノで補おうとしたのかなと思ったのですが、どうなんでしょう。

ちなみに男声版も間もなく出版予定とか。

男声版はどうなんでしょう。