夢の話ですが、DREAMではなく、
寝た時に見る夢の話です。
本当に自分で驚いたのですが、
昨日(今朝)、こんな夢を本当に見ました。
目を覚まして今まで覚えている夢って珍しいですが、
それくらいあまりに衝撃的な夢でした。
僕は教室のようなところに居ました。
前には何かの先生?らしき人が。
周りには多分僕とそんなに歳の違わない人が沢山。
僕は、その何かの先生と、もの凄い剣幕でやりあっていました。
僕が、かなり口汚い言葉で罵って、その教室を去ろうとしました。
その時、周りに居た僕と歳の近い沢山の人たちが、
陰口というか、聞こえるように、一斉に僕を非難し始めました。
僕は、その喧騒の中、それを聞きながら一人教室を後にしました。
僕はその足で家へ帰るときに、
その多くの非難の声を思い出して、
「ああ、もうここで指揮は振れないな。。。」
と思い、絶望して帰路に着きました。
ここで起きました。
9:00に起きるはずが7:00に目が覚めました。
しかし、その後、二度寝しようとしましたが、
ほとんど眠れませんでした。
あまりに衝撃的な夢に、
僕自身、嘘じゃないかと思いましたが、
これを書いている今もまだ覚えています。
何で僕がこの夢に衝撃を感じたかというと、
最近、精神的に調子が悪く、
ちょっとしたことでイラついたり怒ったり、
やり場のない想いをここのブログにぶつけてみたり、
自分の調子の悪いことと、その悪いこと自体を
顔や言葉や様子やブログで、
直に表現してきていました。
今考えると、自分ではそうするしか
解決方法がなかったのかもしれません(子供ですね)。
そんな事が続いて、
独りで怒って、独りでイラついて、独りで戦っている、
そんな気になっていたのだと思います。
そんな矢先に見たこの夢。
僕は、あまりのことに、呆然とし、
二度寝できない時間、というか
いろいろな事が頭をよぎり眠れなかった時間、
夢をきっかけに、我が身を振り返っていました。
指揮者にとって、団員から見捨てられることは、
”死”を意味すると思います。
小澤征爾の様に、ボイコットされても今活躍する人もいますが、
指揮者は、「信頼されないと」やっていけない生き物なのです。
僕は過去に、ちょっとしたそういう経験をしました。
その時に猛烈に反省し、もう二度とこんなことをしてはいけない、
そう思いました。
しかし、僕は、最近のように調子の悪い時、
また、独りで調子に乗っている時、
よく、同じ失敗をします。
自分を客観的に見られなくなり、
極端な言い方ですが、
人の尊厳を傷つけるような発言をしてしまうことがあります。
謙虚さ、慎ましさ、思いやり、
ある時は自分のゆとりのなさから、
ある時は調子に乗って周りが見えなくなるときから、
そういうものが欠如してしまうことがあります。
ここ最近のブログの書きようが、
非常に「攻撃的」だったことに、
夢を見た後で気づきました。
あくまで一方的なツールですが、
一方的であるからこそ、
いろいろな事に配慮しないといけない、
そういうことは自分自身が書いてきたことです。
警告だったのだと思います。夢が。今の僕への。
「お前、周りが見えていない」
「見捨てられるぞ」
そういうシグナルだったのだと思います。
独りよがりというものの怖さと悲しさを感じました。
孤立することが怖いのではなく、
自分の落ち度で信頼を失うことが怖いのです。
後に生まれるのは後悔のみ。
僕は、夢の中で、何かの先生らしき人を
相当に侮蔑していた気がします。
そして、その帰り際、
それと同じだけの非難を浴びました。
僕に非があった、そういうことだったのでしょう。
夢でよかったのだと思います。
こんな思い、現実には絶対にしたくない。
自分の最近の行いを反省して
それでも余りあるほどの
衝撃的な夢でした。