佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

おねがい

2005年12月27日 03時33分38秒 | 日記・エッセイ・コラム

 お願いです。

 12月24日午前0:00~27日午前3:00までに、

私にメールを送ってくれた人、

諸々エラーが出た関係で、

この3日間のメール、全て消えてしまいました。

これを読んだ方で該当する方、

恐縮ですが、再送をお願いします。すみません。


「讃歌」12月26日練習~今年最後の締めくくり~

2005年12月27日 02時52分35秒 | 合唱

 第6回練習(12月26日)に参加。

 

 実は、風邪が完治しておらず、迷ったが、

迷惑をかえりみず、今年最後なので参加する。

 

 今日は山本先生。

 雪のせいで(というか凍結)少し遅刻。

発声の前のブレス。

息の通り道を確認していた。

そして発声。

声楽の先生らしく、歌声をよく聴いて、

的確な指示が。

 

 練習冒頭で、先生がおっしゃったこと。

 

「歴史に残るような演奏を」

「声自慢を絶対しない演奏を」

 

たしかこんな内容だった。

 これ、本当に大切なことだと思った。

演奏のクオリティーを上げること。

そのためには、声に対する意識の持ち方が、

とても大切。

 

 練習は、前回進んだ新しいところの復習から。

僕は休んだので初めて歌う。

 

 歌ってみる。

自分の調子は良くない。咳き込む。

悪いなと思いながら、最善を尽くす。

でもやっぱり歌っていると楽しい。セーブできない。

 

 正直言うと、皆慣れていないから、

あまりいい音が鳴ってない。

先生が熱く指導。喝も入る。

 4分の4拍子だが、オケが三連符で穴埋めしている。

したがって、歌はそのリズムを意識しながら、

横の流れを大切にという指示。

 

 慣れていないとどうなるかと言うと、

歌詞の発音に精一杯で、1語1語で途切れる。

よって横に流れず、非音楽的に。

発音の注意もされたが、それと同時に

音楽的な細かい指示もされる。

確かに、2回目だからといって、

練習のペースが落ちたり、2回目なりの練習になるのは

僕も反対なので、良いことだと思う(というか当たり前か)。

 

 今日思ったこと(その1)。

 

 ドイツ語は、音楽的な言語だ、ということ。

 

というか、非音楽的な言語など、存在しないな、ということ。

 よく、声楽の世界では、イタリア語が重要視される。

イタリア語は、母音が長く、とても音楽的な言語で、

ドイツ語は子音で途切れるから、音楽的ではない、と。

これ、当たり前の様に言われる。

でも、どんな言語でも、人が「話して」いるときは、音楽的。

これは間違いない。だから、皆母国語を話しているときは音楽家。

でも「歌った」時に、非音楽的になる 。

そこでどう歌うか。考えながら歌わないといけない。

ドイツ語が非音楽的なのではなく、歌い手の発語の仕方の問題だと。

 

 山本先生は、声楽の見地から、

歌いまわしや発音のしかたなどをチェックする。

その上で、音楽に妥協しない姿勢も示す。

熱い先生だ。

 

 新しいところを復習した後は、

初めに戻って、全部練習。

初めの方は、やはり反復しているから、

いい音が鳴る。

 

 先生がおっしゃったこと。

 

「音楽の対話」

 

 どこが出て、次どこが来て、

それを受けてこっちが来る、ということ。

違う言葉で言うと、アンサンブル。

相互作用のし合い。

つまり、歌い手も、曲の構成を理解しないといけない。

 

 今日思ったこと(その2)。

 

 先生の熱さに引っ張られて歌っているうちは、3流の歌手だと。

 

 これは、団員の誰がということではない。自分への戒めです。

 先生は、音楽への熱い想いがあるし、

アマチュアを相手にしているから、当然テンションを上げる。

しかし、それにのせられて本気になるようではいかんなと思う。

例えば、仮に指揮者が無口な指揮者だったら

(まあ実際はあまりいませんが)、

みんな大人しく歌うのか、ということ。

 

 自分から、発信しないといけない。

こう歌いたい、ということを。反省。

 

 大リーグマリナーズのイチロー。

1年目は良かったけど、最近はチームが最下位。

野球の場合、ピッチャーが大きな要素を占めるので、

野手に出来ることは限られる。

彼は、その狭間で苦しんでいたようだ。

監督が悪いとか、チームが悪いとか、

誰かが悪いと言うことは簡単だ。

でも、それは何の解決にもならない

(文句を言って、それで変わることがあれば、

文句も言うべきだとは思うけど)。

そういう状況の中で、今、自分が何を為すべきか。

それを考えること。

だから、試合が大差で負けていても、彼の

フェンスによじ登ってキャッチしたスーパープレイが出る。

常に、個人として、自分が何を為すべきか、考えているからだと思う。

 

 合唱は集団だけど、個人で出来ることは、まず個人でする。

その集合体が合唱でありたい。

言われる前に、自分からしないと、と思った。

1流の歌い手になるために。

 

 風邪もあったけど、やはり楽しい。

練習にはいろんな発見がある。退屈な練習などないなと思う。

 

 休憩中と練習後、

僕のブログの話を数名の方とした。

皆さん、温かく見てくれているようでホッとしたが、

合唱団のMLに、実はいろんな人が加わっていることを知り、

非常に焦った。恐縮した。ほんとに。

先生にまで見られてしまってるし(苦笑)。

僕は先輩指揮者kotchさんのブログへのスタンスと違い、

広く周知して、沢山の人に読んでもらうことを

前提にしているので、

いろんな人に見てもらえるのは嬉しいが、

最近自分の手を離れて一人歩きを始めたので、

嬉しさ半分、怖さ半分、と思う。 

この合唱団には長岡の超凄い方や、

先生方も関わって、MLが運営されているので、

このブログに関しては、本当に身の引き締まる思いです。

的外れなことや、無責任なことは書けないので、

自分が精進して、ちゃんと運営していかないと、と思った。

 

 ということで今年の練習は終了。

個人的には、いい手ごたえを持てた。 楽しい。

 ということで、アクセス数復活に向け、年内頑張ります

(いやいや、今恐ろしい時間だ。。。寝不足)。

よろしくお願いします。


「讃歌」12月19日練習~しかし。。。~

2005年12月27日 01時47分24秒 | 合唱

 風邪を引く。。。

泣く泣く練習を欠席。

 

 しかし、この間、

僕のブログが団員の方に発見される事件が(苦笑)。

「長岡フェニックス合唱団」で検索をかけて発見される。

そして合唱団のMLにこのアドレスが。。。(苦笑)。

 追々整備してから流そうかと思っていたのだが、

ちょっと早まり、あせって整備して、正式にアドレスを流す。

いやー、退路が断たれた気分(笑)。


「讃歌」12月12日練習~雪の気配がそろそろ~

2005年12月27日 01時41分29秒 | 合唱

 長岡フェニックス合唱団の練習報告。

まずは第4回(12月12日)を。

 

 実は最近、ちょっと更新頻度が落ちていて、

おまけにブログ人のメンテナンスに異常に時間がかかり、

ほぼ1日つなげない状態があった。

そして昨日の東京行きで、また頻度が落ち、

今日久しぶりにアクセス数をチェックしたら、いやー落ちてる。

24時間あたりで30くらい落ちてる。かなりショック。

それでも60近いアクセスはあるのだが、

やはり減るのは気分が相当滅入る。

よって、今日は睡眠を削って前のネタに続いて更新を。

みなさん、年内更新を頑張るのでチェックしてください(哀願)。

 

 第4回(12月12日)。

 小澤先生の練習。この日は長岡市立劇場。

照明が暗く、雪のせいで中止になったかと焦る。

裏から入って、この日はやや遅刻。

 

 実は、日が経ちすぎていて、記憶が。。。(苦笑)

 この日は、非常に丁寧に復習をする。

特に発音に関して、リズム読みでしっかり確認。

細かいところを先生がチェック。

小澤先生は、指揮者としての視点でチェック。

発音を初め、出来ていないところを、非常に丁寧に練習した。

初心者の人には、貴重な会になったし、

僕にとっても、身体に入れるためのいい練習になった。

 

 個人的には、前書いたとおり、音楽的なリズム読みを

心がける。

ぼそぼそ言うのではなく、舞台に立ったつもりで、

腹を使って、丁寧な発音に注意した。

 

 何度も繰り返してきたので、

かなり、頭の中には入ってきた。

構成が分かりやすいので、歌っていて、

非常に楽しい。

この日は、先に進まず、新しい場所は次回以降に。


STARDUST REVUE 25th Anniversary Xmas Premium Live Tour in 中野サンプラザ

2005年12月27日 01時18分57秒 | ポピュラー

 25日、スターダスト・レヴューのライブへ行く。

 

 本当は、24日から別のライブへ行く予定でしたが、

抽選に外れたので、25日のみに。

 

 スターダスト・レヴュー(以下スタレビ)の簡単な紹介。

 スタレビは、ギター&ヴォーカルの根本要を中心にした

4人組のバンド。1981年デビュー。以降、

CDをコンスタントにリリース。

実を言うと大ヒット曲はないが、ライブパフォーマンスに定評があり、

根強いファンを持つ実力派バンドだ。

 僕は、前から気になっていたのだが、

就職を機に聴き始め、以来ファンとなる。

ライブには数度足を運んでいる。

今回は東京の中野サンプラザ。

 

 クリスマス仕様のライブ。

弦楽四重奏が、幕前で彼らの作品を演奏し、

その後彼らが登場。

 

 その前に、実は大きな問題が二つ。

 

 最近、チケットぴあのネットでの、

プレリザーブというシステムでチケットを買うことが多い。

これ、チケットの一般発売の前に、

申し込みを受け付け、抽選で選ぶ仕組み。

一般で取れない可能性があるので、

早く抑えたい場合は非常に有効な方法。

しかし難点があり、席が選べない。

実を言うと、この仕組みで取ったチケット、

一つとしてろくな席になったためしがない。

一般発売より前に取っているのに。

最初から分かってはいるのだが、ちょっと理不尽さが残る。

今回も、プレリザーブで取ったのだが、

2階の3列目の一番端。なんとも微妙な席。

なぜかと言うと、経験上、どんなに後ろの席でも、

基本的には1階席の方が絶対盛り上がる。

なぜなら、1階のいい席はファンクラブ会員が取っているから。

熱烈なファンが前のほうにいるから皆その勢いで立つし。

そして今回の席で問題なのは、

ライブには招待者が大体いて、

1階を取ると、皆立つから見えない。

だから、2階の前の席に招待者を並べる(多分)。

座ったまま見られるから。

僕は2階の3列目。招待者は、まず立たない。

そのすぐ後ろ。いや、ついてない。

 

 おまけに、(デリケートな問題ですが)

隣と、その隣が子連れ(幼稚園くらい)のお母さん。

しかも子供が無料らしく、ひざの上に乗せている。

いやー、気になる。子連れがどうこうと言うより、

子供にこんな大音量聞かせていいのか?と思う。

実際、耳をパンパンふさぐ仕草をしていたし。

一緒になって手を叩いたりもしてたけど。

託児所があればいいんだろうけど。

基本30代以上がファン層なのだから、

その辺もちょっと考えてほしいなとも思う。

 

 ライブは、最初2階は立つ人が少なく、

個人的に微妙な感じ(僕は立ってましたが)。

でも次第に暖まり、2階も多くが立っていた

(前2列は少なかったけど)。

 

 内容は、盛り上がりました。

根本要が大きい蝶ネクタイをつけ、

お付きの司会者にも扮し、進行。

彼らのサウンドはもう文句のつけようないのだが、

彼らを特徴付けるのが、コーラスワーク。

アカペラのCDを出しているくらいなのだが、

とても上手い。ハモる。

アカペラでも歌い、曲の途中のコーラスワークがまた憎い。

いちいち上手いのだ。これを聴くだけでも価値がある。

そう、楽器が弾けるだけではスタレビは務まらない。

 

 途中しっとり、後半はもう大盛り上がり大会。

メンバーがABBAやビージーズに扮し、バンドがカバー。ディスコ状態。

とても盛り上がり、アンコール最後に来年発売の新曲を歌って終わる。

予想通り、延びる。3時間15分!熱唱。そして笑いもあり。

1階席ならもっと楽しめたが、最終的には隣のお母さんたちも、

子供の様子を見ながら立って盛り上がっていた。

 

 そう、子供を見ていて発見したこと。

子供は、裏拍のリズムを叩けない。

ポピュラーって、2と4が大事。

だけど、子供は習慣で1と3を叩こうとする。

周りの真似(裏拍を叩く)をしようとして、混乱していた。

 

 いやはや、実力派バンドはいい。

ライブがいいから、ここまでやってこれたのだ。

今、デビュー25周年の真っ最中。

皆さんも、一度聴いてみてください。