定ちゃんの部屋

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(from 2006.1.18)

南東北旅行記(その3)

2010年05月07日 | 旅行記
昨夜もホテルの居酒屋で飲んだ後、早々にしたお陰で、起床は5時。

いよいよ目玉のお釜へ行く日。
天気も抜群で、ホテルの部屋の窓から蔵王の山が綺麗に見える



ホテルは蔵王エコーラインの入り口直ぐのところ。
朝食を食べて速攻でお釜に向かった

山頂に進むにつれ、5月の和歌山では考えられない雪景色が広がる




途中の道からは完全にスキー場モードになった



エコーラインから有料のハイラインに入って、お釜まであと少し。
駐車場に車を停めて歩いていく・・・

ちなみに、外は激寒で、風が強くて肌を切り裂くような冷たさ




この坂の先で待望のエメラルドグリーンのお釜を拝める





ドキドキ、ワクワクで上りきると・・・・・・・・・・・・







 あれ!? 緑じゃなくて、白???


これ、間違いなくお釜よな?
何故白い
まさか凍ってる


何だかショックだったので、土産屋の店員さんに事情を聞いた。

蔵王ハイラインは11月~4月下旬まで閉鎖で、天候が悪かったので、今日が今年に入って実質オープン2日目。
凍る前に閉鎖するので、凍ったお釜を見られるのはこの時期だけ。
緑じゃないお釜は逆に貴重。


ふ~ん・・・緑を期待して来たので、納得はできないけど、まあ仕方ないか。
珍しい風景を見られて良しとしよう。
と寒さに負けてそそくさと建物に逃げ込んだけど、再びお釜の近くまで行って白いお釜を写真撮影。






蔵王でゆっくりするつもりが、余りの寒さで撤退を余儀なくされた。
時間がたっぷり余ったので、行程前倒しで、山寺へ行くことにした。

蔵王エコーラインで山形市へ抜け、山寺に近づくと大渋滞
今回の旅行で初めて渋滞らしい渋滞に巻き込まれた。

待つこと1時間。
まだまだ桜が綺麗な駐車場にようやく停めることができた。



松尾芭蕉の『閑さや岩にしみ入蝉の声』で有名な山寺。





1番上まで約1000段の階段を上らないといけない。




階段のお寺と言えば、香川県のこんぴらさんを思い出す。
去年、こんぴらさんに登ったけど、ゴール間近でハルがギブアップして、肩車で頂上まで登った苦い思い出がある...

さて、この山寺はどうか...
石段を登りきると、絶景が広がるという
いよいよスタート




普段、運動不足なのでかなり厳しくて、この仁王門へ着く頃には息が上がりそうになった。




綺麗な景色が見たい!という一心で頑張って、ようやく頂上まであと少しというところまできた。

この能経堂からの景色は確かに絶景で、眼下に街並みを見下ろす光景はなかなか味わえない。



隣はこの寺の絶景ポイントの五大堂。
ここで暫し休憩。




この時、ハルは完全に電池切れで「もういいやん!降りよう」を連呼

「せっかくやからあと少し登ろう!」
という呼び掛けにも応えず、愚図りまくりで、ついには親子喧嘩にまで発展

大人でもしんどいんやからしゃあないんかなあ...

ゴールの奥の院まではあと少し。




ハルを引きずりながら?、何とか家族3人奥の院まで辿り着くことが出来た


1番上まで登った感想は、こんぴらさんよりも石段の幅が狭くてキツイかも

下りもなかなかもモノで、恥ずかしながら途中で膝がカクカク笑ってました






蔵王のお釜、山寺と山形県の目玉観光地を一気に制覇

さすがに下山後は疲労困憊で、再びホテルへと向かった。

(その4へ続く)


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