愛の鞭

早いもので、新年度になって早くも一月が過ぎた。
振り返ると、毎年のように仕事が変わったので、４月は毎年のようにしんどかった。

去年は同じ課でありながら、１８０度仕事内容が変わったので、それはそれでしんどかった。
ただ、隣に座った直近の相棒は３年連続一緒だったので、そこでかなり救われる面が多かった。
全く目新しい仕事でも、隣の相棒に１００％に近いレベルで任せることが出来た。

今年は、隣に座った直近の相棒は大学出たばかりの新入社員。
彼は彼なりに高い能力はあると思うけど、何せ社会人としてはピカピカの１年生。
当然、去年までの相棒のようにはいかない。


４月は自分の仕事でも手一杯。
そこに、１年生の面倒もみないといけない。

一月経ってようやく気付いた。
ここ最近の異様なまでの精神的な疲れは、仕事というよりも、周辺の環境の変化だと。
とくに、責任感・・直近の部下が変わったのが大きいと。

新入社員だからと言って、じっくり育てる余裕も無いし、僕は悠長に構えるタイプでもない。

たまに突き放すように重い仕事をやってもらったり、かなり格上の相手に電話をかけさせたりするのは、早く一人前になって欲しいというのと、結局、自分自身でもがき苦しむ方が仕事を早く覚えるから。
僕が隣から何でもかんでもフォローすると、どこかで甘えが出てしまう。
頭で考えるより、実戦積む方がが早く覚えることも多いと思う。


４月の上旬、仕事の相手先に事案を説明する資料を持ってきた。
文章としては、知的だし、学の高さが伺える。

僕はその資料を見てこう言った。
「これは卒業論文じゃない。この内容で相手は理解してくれるのか？これじゃ社会の実戦では使えない」と。

大学を出てまだ一月。
彼にとっては、幸か不幸か、社会人となって初の上司がこの僕。
日々の僕の愛の鞭をどう受け止めてくれてるんかな？

３人での夕食

今月は本当に忙しかった。
ウチは共働きなので、お互い忙しい

よくよく考えてみると、僕が早く帰る時は嫁が残業。嫁が早く帰る時は僕が残業。
どちらか早く帰る方が、ハルを保育園へ迎えに行って、一緒に夕食を食べる。

僕＋ハル、嫁＋ハルという組み合わせばかりで、平日は３人揃って一緒に夕食を食べた日は１日も無かった

仕事があるのはしゃあないけど、本当にこんな生活でええんか？
とふと思った。

今日。
何とか資料を作り上げて、残業しなくても良いレベルまで仕事を進めた。

嫁は早く帰れるということだったので、僕もスパっと仕事を切り上げ、４月平日初の親子３人揃っての夕食にありつけた

毎日は無理としても、ハルの為にも、自分の為にも、こういう日を作っていかなあかんな．．．

リニューアル

久々の更新です。
仕事が忙しかったのもあるけど、実はＰＣが故障してしまったのです。

半年ほど前から、調子が悪かったんやけど、ついに全く電源が入らなくなって、完全に壊れてしまいました。

６年振りに新しいＰＣにチェンジ
画面も大きく、動きも速くて快適快適

ただ・・色々とＨＰ用に書き溜めていた原稿データは無くなってしまいました。

また時間のある時にじっくり書くか・・

魚群

この週末、とても暖かくてまさに釣り日和

昨日は、エギングで不発
その悔しさを晴らすべく、今朝は５時半起床→６時半出発で、和歌山釣り公園へ

７時前に着いたけど、現場は既に大勢の人人人

何とか場所を確保して、釣り始めた。
周りは皆チヌ狙いの投げ釣り。
僕は、メバル・ガシラ狙い。

仕掛けを落として速攻で何か釣れたので、引き上げると、恒例のフグでした
この後、１０匹以上のフグを釣って、退散
釣果はゼロ・・・

まだ時間は１０時で、餌もたっぷり残ってるので、場所を変えることにした。


今度の場所は、和歌浦
海を見ると、イワシの群れが・・・

余った餌なんか全く不要で、針を落とすだけで釣れるわ釣れるわ
というか、針に引っ掛かるわ、引っ掛かるわ

アホほど釣れました。

親子３人、３時間でざっと２００匹～３００匹

ハルも今日は楽々イワシを釣りまくってました。
竿とリールも上手に使いこなして、完全に戦力になりました。



これで釣りの楽しさが分かったやろ

ただし・・綺麗好きのハル
イワシの鱗がちょっと手に付いただけで、一生懸命取ろうとする・・

釣りなんて、汚れるもんなんやから、そんなんいちいち気にせんでもええやんけ！

春休み

気が付けば、ハルも５歳児の年中さんになった。

４月１日からの３日間は保育園も春休み。
ということは、誰かが子守をしないといけない。

４月１日なんて、仕事初めで到底休める訳がない。
我が家は夫婦共働き。
祖父母は近所にはいない。

さて、どうするか・・
実家に預けて、実家から通勤すれば良い。

ということで、３１日の夜からハルと一緒に帰省して、１日は実家から出勤した。

今回は、普段それほど頻繁にコンタクトの無い僕の方の実家。
両親がいない状況で、一人で祖父母の家に寝泊りさせるのは不安だったので、仕事に余裕があれば、「せめて夜だけでも一緒に！」と実家から通勤するつもりだった。

しかし、さすがに年度初め。
バタバタでクッタクタで帰りも遅く、とても車で１時間以上かけて実家まで帰る気力・体力は残らなかった。

その間、朝、昼、晩と実家の祖母と連絡を取り合ったけど、帰ってくる答えは決まって
「ハルは大丈夫。心配いらん」
だった。
実際そうなんか？僕に気を遣って「大丈夫」と言うてるだけかも？

土曜の今朝。
朝７時に自宅を出て実家の美浜へ向かった。

３日ぶりの息子との対面。
ドアを開けると、ちょうど朝食中だった。
少し喜んだ表情だったけど、至って普通で、特段僕が来たからといって、泣き付いて来るわけでもなかった。

「どうやった？寂しかったか？」と聞くと
「んーん。寂しくなかった。楽しかった」
と答えた。

やれやれ・・実家には面倒かけたけど、たまには孫と一緒に過ごすのも良かった様子。
こちらの心配とは裏腹に、ハルも祖父母と過ごした３日間を楽しんだよう。

無事に今年の春休みもクリアーした。
正直、この３日間、保育園の送り迎えが無かっただけでも、日常生活の負担が軽減されて、随分と楽だった。

来週からは通常保育。
またまた保育園への送り迎え、子育ての日々が始まる。

僕も嫁もけして仕事は楽じゃない。

　「今日はどっちが迎えにいく？」
という夫婦間のせめぎ合いの日々も始まる・・・

新年度

あっという間に３日が経過。
課の人も半分が入れ替わり、バタバタと何だか落ち着かない

部下の二人も入れ替わった。
二人とも身長が１８０cmを超えて、小柄な僕は見下ろされる格好。

歓迎会である人がこう言った。
「○○さん、今度はＳＰが二人付きましたね」

確かに！
僕のイメージは、劉備（僕）と関羽と張飛。

桃園の誓いならぬ、和歌山城にて桜の誓いくらいせんとあかんかな（笑）