3日目。
この日は和歌山へ帰らなくてはならない。
といっても真っすぐ帰らずに、今日の行程は東伊豆から西伊豆へ抜けて、半島をぐるりと回って帰るというもの。
旅館を後にして、港の近く。
その港の前の役場の駐車場で開催されている朝市へ寄った。
お次は、伊豆半島の最南端の下田。
この道の駅は、駐車場で車中泊をしている人が多く、みんな洗面所で洗顔、歯磨きをしてました。
遠くにはペリーの黒船が!
更に半島を回って西伊豆へ。
野生のサル園へ寄ってみた。
駐車場へ行く途中にも猿が数匹。
料金を払って、マイクロバスに乗り込んで、猿の本拠地へと向かう。
見渡す限り猿だらけ。
とここで、大事件が!
自分達の仲間だと思ったのか気に入られたのか、ハルが一匹の猿に執拗に後をつけれらた。
ハルは写真にもある建物の軒下に逃げ込んだけど、そこで屋根の上にいる猿から頭の上に見事にウンチ爆弾を落とされてしまった・・・・
猿と戯れる気分も吹っ飛び、急いで退散。
トイレで頭を洗ったけど、ハルの気分は収まらない....
気を取り直して、お次は景勝地の堂ヶ島。
天然記念物の天窓洞。(この洞窟の中を船が通るそうです)
散策できるようになっていて、ここの景色は本当に綺麗。
ちょうどお昼時だったけど、朝飯を腹一杯食べたので、誰もお腹が空いたとは言いださなかった。
お次は黄金崎。
夕方になると夕日で黄金に染まるらしいけど、まだまだ真昼間なので黄金という訳にはいかない。
旅の最後に土肥金山。
ここを見ていると、帰宅が深夜になるので、トイレ休憩程度で済ませた。
これで、ほぼ伊豆半島は一周したことになる。
動物園などは行かなかったけど、基本的な観光地はほぼ制覇した(つもり)。
後は帰るだけ・・・・なんやけど、行きはスイスイだったのに、帰りは渋滞地獄に。
名神高速に乗るまでがまず渋滞。
3時に高速道路に乗れば、8時には家に着くなあ~と思ったら大間違い。
土肥金山から伊豆半島を抜け出すのに2時間も費やし、高速に乗ったのは既に5時。
ここから、行きとは違う新名神を通ったけど、富士近辺でさっそく事故渋滞。
ここは難なく突破したけど、東名との合流近辺で何と!30㎞の大渋滞.....
明日はハルの終業式もあるし、僕も嫁も当然仕事がある。
物凄く焦ってきたけど、どうしようもない。
時刻は既に夜の9時。
渋滞真っ只中の浜松SAで気を静めようとするけど、そんな気持ちにもなれない。
既に家に着いてるハズやのに、まだ浜松というこの厳しい状況。
地道で迂回するにしても、この時間で浜名湖近辺をうろつく気にもなれず、かといって仮眠して早朝走るという作戦もイマイチ現実的ではない。
トロトロ運転覚悟で、渋滞の中に飛び込むことにした。
ここから、疲れているのに怒りの運転で、浜松SAから休憩無しに一気に岸和田SAまで走りきった。
岸和田に着いた時には既に日付は変わり、結局自宅へ着いたのは深夜1時過ぎ。
楽しい旅行だったけど、最後は心底くたびれた...