定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

マリーナ釣り公園

2013年05月26日 | お出かけ&釣り
ハルが釣りに行きたいというので、マリーナシティへ行ってきた。

今年初の釣り。

釣りにしてはかなり遅い出発で、朝9時過ぎに到着。
天気もいいからか、過去最大級の人人人で、なかなか釣り座が見つからない。

駐車場には、大阪や奈良の他府県ナンバーが殆どで、テント持参でやる気満々。
僕達のように、車で10分でひょいっと来るのとは訳が違うんでしょう。

いつもなら、面倒なので入って直ぐの所で釣るけど、今日ばかりはかなり奥の方まで歩いて、ようやく2人釣れるスペースを発見した。




海面を見ると、既にイワシがウジャウジャと群れている。

そそくさとサビキ仕掛けをセット。
持ってきた仕掛けを群れの中に何度も落とすけど、針が大きいからか、全く釣れない。

釣れても、背中やら腹に「たまたま突き刺さりました」的なものばかり。

ハルは、最初に一匹釣ったものの、獲物が見えてるのに釣れないので、イライラし始めた。
そこで、1番小さな針を買ってきてつけ直した。

すると、面白いように釣れた。

来た時間が遅かったので、1時間もすると、イワシの群れはどこかに去っていった・・

群れが無くなってからは全く釣れなくなり、竿を海の中に放置していた。
そろそろ帰ろうかなと放置していたサビキ仕掛けを引き上げると、そこに小さなガシラがくっついていた。

なんや..餌なんて付けなくてもガシラが釣れるんや、とそのガシラのお陰で色気が出た。

サビキ仕掛けを思いっきり底まで落とすと、見事に根がかり(汗)
リールを巻くと、そのままプツンと糸が切れてしまった。

ここで何度もガシラ釣りをして、そのたびに錘や針を海の底に召し上げられ、痛い思いをしたのをすっかり忘れていた。

元々、本気で釣りにきたわけじゃないので、サビキカゴも針もあまり持ってきていない。

ちょうどイワシも釣れなくなったタイミングだったし、止めるにはいいきっかけとなった。

釣果は、そのガシラ1匹とイワシが15匹。

まあ、ハルは楽しめたかな。

『LITA』  LITA FORD

2013年05月19日 | 私的ロックの名盤 L
4作目。(1988年発表)

キャッチーなメロディ、LAメタルな音作り、オジー・オズボーンとのデュエットと話題性もって結構ヒットしたアルバムです。
艶かしくH度の高いヴォーカルは、やはり他の女性ロッカーに比べて非常に魅力的で、その「声」を駆使した様々なタイプのアメリカン・ハードロックはどの曲も完成度が高くて全9曲かなり楽しませてくれます。

特に、ヒットした④「KISS ME DEADLY」は当時から大変好きな曲で、今でも聴き直してます。
「アハ~ン」と色っぽく歌われた日にゃもう・・・

(2005.5.20)

HEAVEN’S  GATE

2013年05月16日 | 私的ロックの名盤 H
『LIVIN’IN HYSTERIA』 (1991)  


ジャーマンメタルの大傑作アルバム。
ハロウィンの「KEEPER~」に肉薄とまではいかないけど、かなりイイ線までいってると思う。

前後のアルバムの内容からすると、バンドキャリアからすると確変のようなアルバムになってしまった。
ヘブゲって結局このアルバムだけで有名になってるようなもの。
サシャ・ピートもバンドよりもプロデュース業に精出してるし。

2大疾走キラーチューンの「GATE OF HEAVEN」、「LIVIN’IN HYSTERIA」はメタルファン必聴の超名曲。
これぞ「ジャーマン・スピードメタル」の最高峰とも言える曲で、これを知らずしてメタルファンを公言できません。
僕が好きなのは後者の方で間奏のヴァンヘイレンを彷彿させるフォンガーピッキングによるリフがとてもリズミカルで格好いい。
(2003.9.7)


『HELL FOR SALE!』 (1992)  



前作のあと、期待を込めて聴いてみて、ガッカリした思い出があります。
「GATE OF HEAVEN」のような曲を期待したのに、ここにあるのは、アメリカナイズドされた中途半端なジャーマンメタル。
その名も「AMERICA」という名の曲もあるし、ハロウィンが変な方向に走りかけた矢先、ジャーマンメタルの星、へブゲまでアメリカかぶれか...と妙に残念だった

と、全くダメダメというわけじゃなくて、光明も見えます。
それは、日本のファンのために作ったという唯一の典型的ジャーマン・スピードメタルナンバーの⑦RISING SUN。
この明るくポップに疾走する曲がなければ、本当に辛い。
いや、オープニングのUNDER FIREもそこそこ良いし、ヴァイキング風の③HE'S THE MANも佳曲やけど、「RISING SUN」があるので、このアルバムが救われてる。

発売当時は、CDをステレオに入れ、唯一の光である「RISING SUN」のみをリピートしたもんです。
この曲がなければ、こうして「ロックの名盤」入りすることもなかったでしょう...

『HEAVEN’S EDGE』  HEAVEN’S EDGE

2013年05月14日 | 私的ロックの名盤 H
アメリカン・HRバンドのデビュー作(1990年)。


LAメタルが衰退を始め、ニルヴァーナ、アリス・イン・チェインズなどのグランジ旋風が巻き起こる時にデビューしたバンドで、正にLAメタルそのまんまの音を再現してくれてます。

特段コレという特徴もないし、ズバ抜けた名曲もないし、全てに於いて平均点以上という感じなので、特徴がないと言えば無い。
音像やメロディに若干哀愁と伴うということで、強いて言えば、「FIREHOUSE+WHITE LION」かな?
コーラスはキャッチーだし、ギターリフにしてもリズミカルでいかにもアメリカンといったテクニカルなもの。

曲も粒揃いで、特に、エディ・ヴァン・ヘイレン彷彿のタッピンク・ハーモニクスから始まる哀愁のメロハー・チューンの④「FIND ANOTHER WAY」は佳曲。

あと数年デビューが早ければもっとヒットしたと思う。
ただ、デビューした時期が悪かった。

隠れた名盤。今はもう廃盤・・・
(2003.9.7)

群馬~長野旅行記(final)

2013年05月13日 | 旅行記
泊まったホテルは、松本城の直ぐ近く。

今日は、松本城を見てから、あわよくば白骨温泉~高山経由の東海北陸道で帰るという冒険ルートを考えていた。

城は8時半に開城。

9時にチェックアウトしてから、歩いて1分の距離の城へ直行した。
すると、9時という時間にもかかわらず、城の入り口に何だか行列が出来ている。


GWなので、イベントか何かの行列かな?と思ってスマホで色々検索しても特に何もでてこない。
行ってみると、何と!天守閣への順番待ちの行列だったのです。

せっかく城の近くのホテルに泊まったのに、地の利を全く活かしていないことを悔やんだ。

USJのアトラクションならまだしも、城で並ぶという感覚がなかったけど、しゃあない。


入場券を買うのに30分。
すると、60分待ちの案内板が。

入場券を買ってから天守閣を囲むように、行列が出来ている。


並んでいる間、その松本城の天守閣をじっくりと見ることが出来たので、暇つぶしという意味でまだマシだった。


本当に1時間並んで入城。
和歌山城や名古屋城と違って、昔のまんま。
近代的なエレベーターやお土産売り場はなし。

狭く急な階段を上ったり、古い床や柱など、見どころいっぱいだった。


これぞ昔に建てられた城!という感じで、最上階の6階へ辿りつくまで結構楽しめる。


天守閣を見終わったあと、行列はさらに凄いことになっていて、待ち時間もあり得ないことになっていた。


予定が狂ったので、大急ぎで昼食に予定していた蕎麦屋へダッシュ。
有名店なので、開店前に行列が出来ていた。


城でも行列、蕎麦屋でも行列....
ウンザリするけど、せっかくの旅行なので仕方ない。

しかも、蕎麦やから回転も速く、直ぐに客も掃けるやろうと思ったら大間違い。
ここは、ハムやら色々とビールのつまみが出るので、客はみんな昼からビールやら冷酒を飲んで休日のランチを満喫してるのです。

そうして待つこと実に90分!


やっと蕎麦にあり着けた。


味は文句無し!
やけど、これだけ行列が出来てるのにもう少し空気を読んで欲しいなあ...

旅行のシメに、信州の水をたっぷり汲んだ。


既に予定していた時刻よりも大幅に押して、帰りに温泉どころではなくなっていた。

しかも、2時に松本ICから高速に乗った時は、渋滞なんて全く無かったのに、夕方に近づくにつれ渋滞地獄が・・・・・

帰宅したのは真夜中でした...

群馬~長野旅行記(その4)

2013年05月11日 | 旅行記
3日目。

昨日は早く寝たお陰で、めっちゃ早く目が覚めた。
早々に風呂に入って、今日の行程というか、どのようにして軽井沢を回るかということを考えた。

①ホテルからの送迎バス~電車で軽井沢
②車で軽井沢
の2択。

バス、電車は渋滞は回避できるけど、面倒くさい。
やはり車がいい。
なら、停める場所は?
昨日大混雑していた駅裏の軽井沢プリンスショッピングプラザには、3500台という大きな受皿がある。
ここならポジショニングも最高やし、停められるキャパもある。
ホテルから軽井沢までは車で普通に走れば10分で着く。

10時の開館に合わせて、9時半にホテルを出発しようと思っていた。
ゆっくりと朝食を食べて、念のためにスマホでチェックすると、GW中は9時オープンという情報が...

マズイと思って、30分出発を繰り上げ。
ところが・・・ショッピングプラザの近くまではスイスイと辿り着いたものの、既に駐車場に入れ込む車で大混雑。
9時半にして、停めようと思っていたウエストエリアの1200台の駐車場は既に満車。
恐るべし軽井沢!

何とか車を放り込んで、街中へ。


車で移動できないので、レンタサイクルで自転車で移動することにした。

ハルも自転車乗りたい盛りなのでちょうど良い。


まず向かった先は、中軽井沢にあるハルニレテラス。


そして、中心部の旧軽井沢エリアへ向かった。


ここは強烈な人で、普通に歩くのもままならない。


ここで暫くブラブラしたけど、ちょうどトイレに行きたくなったので、捜すと・・・

悲しいことに、この旧軽井沢の公衆トイレは100円有料なのです。


我慢できないので、100円払ったけど、レストランの中のトイレを使えばタダなのに何だかなあ...

今度は、1番奥の旧三笠ホテルへ。




ちょうど、タイミング良く、クラシックギターのコンサートもあった。
ここでギターと昔のホテルの雰囲気を楽しんだあと、再び旧軽井沢へ。

旧三笠ホテルからは、直線の下り坂なので、自転車でも楽々。

中心部は相変わらずの凄い人・車で、自転車に乗って疲れたというより、何だかグッタリとした気分になった。


駅前に到着すると、自転車を返却。
サイクリングマップで計測すると、約20㎞チャリンコを乗り回したことになる。

アウトレットを少し見て、今夜の宿泊場所の松本へと移動。

高速だと遠回りになるので、地道でチンタラと松本へと向かった。

ホテルでオススメの居酒屋を聞いたので、そこで夕食。


松本名物の山賊焼き。所謂、鳥の唐揚げです。


人混みで妙に疲れた1日だった

(Finalへと続く)

群馬~長野旅行記(その3)

2013年05月10日 | 旅行記
2日目は、草津温泉をあとにして軽井沢へと向かった。

まずは北軽井沢。


天気もよく、浅間山が綺麗に見える。

向かった先は、鬼押出し園。



ここに辿り着くには、鬼押ハイウェイという有料道路を通らないといけないというのがミソ。
鬼押出し園に行くためだけに数百円払うの?
その代わりに、駐車場はタダなのでまあいいか...

「鬼押出し園」という奇妙な名前やけど、かつて、浅間山が噴火した際に流れ出た溶岩が見どころ。



黒く固まった溶岩の隙間を縫うように、遊歩道があり、そこを散歩するというもの。

観音堂もあって、そこでお参り。


ここは景色もよくて、ブラブラと園内を歩いて結構楽しめた。

次に向かったのは、もうひとつのポイントの白糸の滝。
「白糸の滝」というと、富士山麓の方を思い起こしたけど、軽井沢にも同じ名前の滝があるのです。

ここも同様に、白糸ハイランドウェイという有料道路を通らないといけない。
同様に、駐車場がタダなので、駐車料金を払うと思えばまあ我慢できる。

駐車場から歩くこと5分。


こじんまりとした滝で、落差のあるダイナミックなものではない。



ここから軽井沢までは少し。

そのまま有料道路を通り抜けると、軽井沢の中心部に出る。

軽井沢というと、避暑地、別荘というイメージがあって、静かにゆっくりする所だと思ってたけど、実際行ってみると印象は違った。

GWということもあって、とにかく凄い人と車とお店。

中心部に近づくにつれ、車は動かなくなり、人も増えてきた。

ホテルに直ぐにチェックインするのも勿体ないので、軽井沢の街を散策しようと試みるも、車を停めるところがない。
否、停められるけど、渋滞していて駐車場に入れるまで何時間かかるか分からないという状況。

軽井沢駅前の交差点が1番厳しくて、車が全く動かない。
信号が変わっても、数台掃ける程度。
これじゃあ、あまりにも時間が勿体ないので、ホテルに直行することにした。

ホテルは中心部から少し離れたところにあって、雰囲気は木々の中にある別荘のイメージ。


和食メインの温泉旅館とは違って、夕食はイタ飯だったので、赤ワインをガブ飲み。

苦手なワインを飲んでベロベロに酔っ払い、即終了してしまった。

(その4に続く)

群馬~長野旅行記(その2)

2013年05月07日 | 旅行記
グングン道を上って行くと、周りはあっという間に雪景色に。


気温もみるみる下がって、氷点下。

気が付けば、道路も雪に挟まれてしまった。


途中、凍結している箇所があって、ノーマルタイヤなので慎重にゆっくりと走る。



スキーをしている子ども達の脇を車で走るという5月の関西ではあり得ない状況。

国道の最高の標高地点。
ここでの気温は、なんとマイナス7.5度



あまりの寒さと強い風で一瞬写真を撮るだけでも凍りそうになる。

雪の壁も高くなって、まさに「雪の回廊」。


激寒やけど、白根山の休憩所に車を停めて観光スポットの湯釜へ行くことにした。


ここでの気温はマイナス4.5度
ここまで寒いと思ってなかったので、服装は、Tシャツ、長袖の上にフリースを羽織っただけ。
氷点下の山中を登る格好ではないけど、湯釜を見たいという気持ちの方が寒さよりも勝った。
ちなみに、僕よりもっと寒々とした姿で歩いて行く人もいました。


湯釜までの道は、駐車場の奥にある。


道は綺麗に舗装されているので、歩き難いことはないけど、寒さで耳と手がちぎれそうになる。



駐車場から登ること約20分。



エメラルドグリーンの綺麗な湯釜を拝むことができた。


3年前に蔵王のお釜へ行ったときは白く凍ってたけど、湯釜というだけあって凍ることはなさそう。


白根山を後にして、草津温泉方面へと下っていく。




ピークは過ぎて、雪も徐々に少なくなってきた。



むちゃくちゃ寒いけど、確かに絶景。
もう少し天気が良ければ・・・と悔やまれる。

道の駅「北信州やまのうち」を出発してから、今度は道の駅「草津運動茶屋公園」へ到着。



ホテルへチェックインしてから、さっそく湯畑を見に行った。




反対側から。


横から。


苦言を呈すると、これだけ観光客が湯畑周りにいるのに、車がガンガン通って危なくて仕方ない。

もう少し車を排除する方法はないもんやろうか...


さて、草津温泉の方は、硫黄匂が強く温泉らしい温泉で、かなり気持ち良かった。

大体温泉宿へ泊まると、4回は温泉に入るけど、今回も到着後、夕食前、早朝、出発前と4回のノルマはきっちりと達成。

大きなホテルだったので、湯畑前の湯もみショーを回避して、ホテル内のショーで済ませた。


まあ、一昔前の昭和の雰囲気たっぷりのショーで、内容のしょぼさに加え、オヤジの「そこ、立つな!」というヤジに折角の温泉気分も興ざめ。
文句言う前に、お前が見える位置へ動けよな...

(その3へ続く)

群馬~長野旅行記(その1)

2013年05月06日 | 旅行記
GW。

ドライブ旅行は半分趣味みたいなものなので、これまで行ったことがない所・・・
と、草津温泉、軽井沢方面に旅行に行ってきた。

高速の渋滞を回避すべく、出発時刻は深夜3時。

毎度のことながら、早めに布団に入ったけど、なかなか寝付けない。

11時...
12時...
たったの3時間しか寝られん!と気ばかり焦って、結局1時間ほど寝ただけ(というか、実際は殆ど寝ていない)で草津目がけて出発。


大阪方面から草津温泉へ車で行くには、2種類の行き方がある。

ひとつは、上信越自動車道で長野市まで行き、国道292号で行く方法。
もうひとつは、上信越自動車道で上田市まで行き、国道144号で行く方法。

選んだのは、長野市まで北上して、滋賀草津高原ルートと言われる絶景が拝める国道292号を通る方法。

この道は、4月末まで閉鎖されていて、日本一標高が高いところを通るパノラマロード。
前から一度走ってみたい道だったのです。

ただ、この日は天気はいいけど、風が強くてかなり寒いという予報。
開通しても、雪と凍結のため、いつ臨時で閉鎖されるのか分からないという不安な状況。

心配なので、出発するまで何度も道路状況をチェックしたけど、特に通行止めという情報もなかった。

嫁とハルは爆睡中なので、いつもは流すことができないヘヴィメタル系の音楽を聴きながらの運転。

選んだのは、まずは深夜の眠気覚ましとテンションを高めるため、IRON MAIDENの「死霊復活」。


そして、最近新作を出したPretty MaidsとFair Warningから
名作「SIN-DECADE」

と「GO!」


独りノリノリでハンドルを握り、全く渋滞もなく7時に駒ケ岳SAに到着。



ここまで1回の休憩で一気に来たので、さすがに眠い!

ここから姨捨SAまで運転を代わってもらった。

長野方面、上田方面、それぞれ高速が分岐する直前のこのSAで、最終道路情報をチェック。
気温はかなり低いものの、特段通行止めの情報はなし。

信州中野で高速を降りて、いよいよ滋賀草津道路へと向かった。

道の駅でしばし休憩。


天気は晴れてるものの、山の方はどんよりと曇り。



ワクワクする気持ちと不安な気持ちが入り混じりながら、出発した。

(その2へ続く)

『Motherland』 PRETTY MAIDS

2013年05月03日 | 最新CDレビュー
デンマークのヘヴィメタルバンドの14作目。


前作も快作だったけど、今作もなかなかのアルバムに仕上がっている。

冒頭の�Mother Of All Liesは、オープニングに相応しいスピードチューンではなくて、歌メロ重視のヘヴィチューン。
この歌メロが非常に良く出来ていて、アルバムでは1番のお気に入り。

サビで切り込むロニーのダミ声が何だかデス・ヴォイス一歩手前で、思わず「これはメロディック・デスか!?」と思ってしまう...

この曲に代表されるように、スピードは控えめに、ミドルでじっくり歌メロを聴かせる曲が多い。
これまでのアルバムから彼らの音楽的な特徴というと、正統派疾走メタル曲と歌メロがポップなメロハーチューンの2つ。

そのうちの疾走曲については、今回も�Motherlandという疾走曲もちゃんと用意されている。
もう一方のポップSideとしては、�Sad To See You Sufferというメロハーちっくな曲も収録。
バラード�Bullet For Youも何だかBON JOVIのようで、アメリカのように渇いた雰囲気。

色んなパターンの楽曲をバランスよく配置し、そこにモダン風味を取り入れ、若干ヘヴィな作風となっている。

ヘヴィといっても、暗くならずに肝心の歌メロがポップなので、じっくりと味わえる秀作。
★★★★☆