定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

Sammy Hagar & Friends

2013年09月16日 | 最新CDレビュー
サミー・ヘイガーのデビュー40周年記念というプロジェクトアルバム。


そのタイトルどおり、友人達と作り上げたアルバムで、参加アーティストは

①タジ・マハール
②ビル・チャーチ、デニー・カーマッシ
③ニール・ショーン、マイケル・アンソニー、チャド・スミス
④デニー・カーマッシ、アーロン・ヘイガー
⑤キッド・ロック、ジョー・サトリアーニ、デニー・カーマッシ
⑥デヴィッド・ラウザー、モナ・ネイダー、ビック・ジョンソン
⑦ロニー・ダン、デヴィッド・ラウザー、モナ・ネイダー、ビック・ジョンソン
⑧トビー・キース
⑨ナンシー・ウィルソン、ミッキー・ハート
⑩ニール・ショーン、マイケル・アンソニー、チャド・スミス

といったところ。
ここに、エドワード・ヴァン・ヘイレンというクレジットがあったら面白かったのになあ~。

カヴァー曲が多く、音楽性もROCK、フォーク、カントリー、ブルースと古き良きアメリカンRockばかり。
サミーなら、当然ハードROCKを期待してしまうけど、ギンギンのハードロックは皆無。
その面子から、③、⑩あたりを期待してしまうけど、両方ともカヴァー曲であり、「ヴァン・ヘイレン+ジャーニー」という訳にはいかない。

渋い曲ばかりなので、アメリカンROCKとサミーが好きじゃ無ければ手を出さない方がいいかも。

★★★★

止まらない

2013年09月08日 | 日記
ここ数カ月の寝る前の楽しみと言えば、読書。
「読書」といっても、堅苦しい経済雑誌や文芸書ではなくて、ミステリー小説。
この半年、相変わらずのハイペースで読み続けてます。

新刊も読むようにしてるけど、主食にしているのは、東野圭吾。

金曜の夜。
仕事や子どものお迎えやら全ての公式行事を終えてから、自分だけのお楽しみの時間が始まる。
今回は、「パラレルワールド・ラブストーリー」
東野圭吾氏の小説を読み始めてから29作目にあたる。

 

その軽いタイトルからは想像もつかないくらい面白い内容で、読みだしたら止まらなくなった。
しかも、翌朝早起きしなければならないというプレッシャーから解放されるので、睡魔が襲ってくるまで・・と思っていたら、全く眠くはならず、早朝まで一気読みしてしまった。

土曜日。
天気も悪く、予定していた大阪への買い物もキャンセルした。
時間が出来たので、選んだのは、敢えて直ぐに手を出さなかった「白夜行」。



この本の評判が良いのは事前に分かっていたので、半年前に近所のブッ○・オ○でまとめ買いをした時に既に買っていた一品。
なぜ半年近く寝かせていたかというと、これを真っ先に読んでしまったら、後に読む作品のハードルが上がってしまうというのと、850頁というボリュームに圧倒されたからだった。

既に東野圭吾氏の主な作品は大体読んでしまったので、ハードルが上がることもない。
記念すべき30作目を読み始めた。

金曜の夜と同じく、時間が経つのを忘れるほど没頭してしまった。
決して明るい物語ではないけど、独特の陰鬱な内容にグイグイ引き込まれた。
またもや朝方まで読みふけったけど、ちょうど2/3くらいまで来たところで一旦本を閉じた。
僅か数時間の睡眠時間を経て、翌朝も普段どおりの時刻に起床し、気になる続きを読んだ。
そうして、850頁を読破した。

読み終わったあとは、何とも言えない気分になったけど、文句無しに面白くて、確かに最高傑作かもしれない。