定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

産業ロックの名盤

2009年02月28日 | 音楽(雑記)
僕のHPやらブログを見てる人なら直ぐに分かると思うけど、僕はアメリカン・ROCKが大好きなのです。

アメリカンROCKといっても幅広くて、VAN HALENのようなハード・ロックから、イーグルスのようなカントリーROCKなど様々。

無論、そういったバンドは当然好きなんやけど、要は、サウンドがカラっと明るくて、メロディが陽気でポップなのが好きなのです。

中でも、80年代に売れ線狙いの音楽として揶揄された所謂「産業ROCK」と呼ばれたジャンルは、アメリカンROCKの中でも最も好きな部類に入る。

ちょうど、洋楽に目覚めた時というのは、世の音楽シーンは正に産業ROCK全盛期。
80'Sポップというのが、分かりやすいメロディの乗ったポップスで、そういった曲ばかり聴いてた耳には、ポップで少しばかりハードという産業ROCKはスっと馴染むことが出来た。

具体的に好んで聴いていたのは、JOURNEY、BOSTON、TOTO、SURVIVORだったりするけど、今聴いても確かに歌メロは超ポップで、1回聴いただけでメロディが耳に残るほど非常に分かり易い音楽。
小難しい事を考えなくてもいいし、手っ取り早く聴いていてHAPPYになれる。

そんな音楽なんて知らねーよ!という人のために、個人的「これぞ産業ROCK!」という名盤を紹介します。
KEYワードは、「メロディがポップ」「適度にハード」「実際売れた」の3つ!
(アルバムチャートは■、シングルヒットは□です)


まず、絶対外せないのが、ジャーニーの「ESCAPE」。
当然、ジャーニーの代表作且つ産業ロックの代表作。
内容については、もはや説明不要の有名盤。

●ESCAPE JOURNEY (1981)
■全米1位
□Who's Crying Now (4位)、Open Arms (1位)、Still They Ride (19位)、Don't Stop Believin' (9位) 、Stone in Love (13位)
 


ボストンの3作目「THIRD STAGE」。
発表されたのが、1986年ということで、産業ROCKとしては末期にあたる時期。
アルバム自体はバラード主体で、その哀愁のメロディは涙腺を刺激しまくり。
コンセプトアルバムのような構成は圧巻の出来!文句の付けようのない名盤。
しつこいようやけど、僕はこのアルバムが好きで好きで仕方ない(笑)

●THIRD STAGE BOSTON (1986)
■全米1位
□AMANDA(1位)、We’re Ready (9位)
 


TOTOだと、やはりグラミー賞7部門総ナメの4作目。
シングルヒットの有名2曲(ロザーナ、アフリカ)だけじゃなく、他の曲もポップで洒落ている。黄金のベストメンバー最後のアルバム。

●TOTOⅣ~聖なる剣 TOTO (1982)
■全米4位
□Rosanna(2位) 、Make Believe (30位)、 Africa (1位)、I Won't Hold You Back (10位)、 Waiting for Your Love (73位)
 


産業ロックの代表バンドのように語られたSTYX。
そんな彼らが1位を獲得したのがこのコンセプトアルバム。
バンドにとっても、デビュー10周年、10作目という節目のアルバム。
内容はポップで爽快!けど、しんみりと泣ける!

●PARADISE THEATER STYX (1980)
■全米1位
□Rockin' the Paradise (8位)、Too Much Time on My Hands(2位) 、Nothing Ever Goes as Planned (54位)、Best of Times (3位)
 


10作目にして頂点を極めた遅咲きバンド。なんと、15週連続チャート首位という凄まじさ。
彼らの作る曲は爽快、ポップで若干哀愁を漂わせるというもので、売れたのは当然という内容。このバンドのバラードは神の領域。

●HI INFIDELITY(禁じられた夜) REO SPEEDWAGON (1980)
■全米1位
□Keep on Loving You (1位)、In Your Letter (20位)、 Don't Let Him Go (24位)、Take It on the Run (5位)
 


悲劇のバンド、レーナード・スキナードの意思を引き継ぐ38SPECIALは、「サザンン・ロック」と言い切れるのは初期のみ。
アルバム毎に産業度・ポップ度を増し、アートワーク、内容共にバブリーでポップな80年代的なのが出世作である4作目。
産業ロックの名手、ジム・ピートリックが4曲作曲。ということは、あのメロディなのです。売れたのは次作(SPECIAL FORCES 10位)。
けど、この馬鹿馬鹿しいジャケが良い!(笑)

●WILD-EYED SOUTHERN BOYS 38SPECIAL
■全米18位
□HOLD ON LOOSTY(27位)、 WILD-EYED SOUTHERN BOYS(35位)、FANTASY GIRL(52位)
 


ジム・ピートリックの名前が出たところで、ラストは、最近もジミ・ジェイミソンが佳作を発表したSURVIVOR。
彼らの代表作・出世作・最大のヒット作は「Vital Signs」(16位)なのは分かってるけど、僕にとっては、「リアルタイムで聴きまくった」というのが大きくて、このアルバムを推しときます。
内容はそのVital~とさほど変わりません。というか、メロディなんかはPART2的なものが多いけど、甲乙つけ難い出来です。
なぜこのアルバムがヒットしなかったのか不明・・

●When Seconds Count SURVIVOR (1986)
■全米49位
□Is This Love(9位)、How Much Love(51位)、Man Against The Love(86位)

 



レジ袋

2009年02月27日 | 日記
以前から県内スーパーでレジ袋が有料化になった
まあ、すごく不便やけど、仕方がない。

仕事の方は、今日も夕方からバタバタで残業

行きつけのスーパーで遅めの夕食を買おうと思ったけど、レジ袋を持ってないことに気付いたので、わざわざ職場の子にレジ袋を貰ってスーパーに向かった

スーパーへ行くと、閉店2時間前ということで、お惣菜や弁当には「半額」のシールが貼ってあった

「夕食」という時間でもないので、ビールのつまみ程度でいいや、と小さな焼きソバを買った。

レジに行くと、おばちゃんが普通に何事も言わずにカゴから焼きソバをレジ袋に入れてくれた

えっと思って思わず

レジ袋くれるんですか?ありがとうございます! と言うと

いえいえ、焼きソバにはレジ袋が付いてるんですよ という回答。

ふ~ん・・よう分からんけど、こういうのを買うと袋が付いてくるんや・・
今後の参考にしよう。





『TOGETHER AGAIN』 EMMYLOU HARRIS

2009年02月21日 | 私的ロックの名盤 E
今週は、大きな仕事が二つ重なってすんごく忙しかった

自宅へ帰っても、を飲んで寝るだけ・・という生活だったけど、疲れを癒してくれるのはやはり音楽

今週、癒してくれたのは、大御所女性カントリーシンガーのエミルー・ハリス

曲の冒頭、いきなりアカペラのヴォーカルパートから入る曲は数多あるけれど、彼女の名作2nd「エリート・ホテル」の2曲目の「TOGETHER AGAIN」にとどめを刺す。

バック・オーウェンズのカヴァー曲やけど、清楚なソプラノヴォイスでいきなり
 とぅげざぁ あげぇ~ん 

と歌われたらもう鳥肌が立ってしまう

この曲は、曲そのもの、ヴォーカルパフォーマンスも素晴らしいけど、この冒頭のアカペラパートに尽きる!

溜息ものの素晴らしさ
聴いてドキっとしない人はいないハズ



プッツン

2009年02月13日 | 日記
仕事中、1本の電話が鳴った

僕の属する係にはちょくちょくあるんやけど、業務とは直接関係のない、何所の部署に属するものでもない一般的な質問の電話だった。

相手はお爺さん。
次々と降りかかる質問に対して、自分の持っている知識の範囲内で答えられるものだったので、順調に答弁。
終始和やかなムードで会話は進んでいった。

そして、質疑の延長で、僕の知識の及ぶ所ではないレベルの質問が飛び出した。

.....すみません。それについては、ちょっと分からないですねぇ・・
と答えると、

そうかあ。まあ、昔のことやし分からんわなあ』の後、

 

といきなり大声で言葉が聞き取り不能なレベルの怒号を発して、一方的に電話を切った

一瞬何が起こったのか分からずに、呆気にとられてしまった
あれだけ和やかだったのに、いきなりのブチキレモード

う~ん・・難しい...

二つの石ころ

2009年02月13日 | 日記
今週に入って、オシッコをすると何だか違和感があった
この違和感・・初めての感覚ではなかったので、確実に結石だと思った

石が出来るのは、2年前に結石になって以来。
けど、過去に何度も結石になってるし、今度は腎臓に留まってるのではなくて、ちゃんと尿管まで降りてきているので一安心というか、痛みもないし、そのうち流れ出るやろと軽く考えていた。

その違和感は日に日に強まり、経験した人なら分かると思うけど、オシッコの出が悪いというか、引っ掛かるというか、妙な残尿感があって、頻尿になるのです。

一昨日、釣りに行った時が酷くて、もうトイレばかり行ってた。
ところが、一転して昨日はなぜか落ち着いて、石ころも何所かに行ってしまったんかな?というくらいすっかり違和感も消えていた

ところが・・13日の金曜日の今朝...

ここからちょっとリアルで汚い話になるので、続きを読む場合はご了承ください









朝食を食べて、トイレに行って石の事など全く意識せずに、普通にオシッコをした瞬間

   グゴゴゴゴゴッ

と隠れていた石ころが、チ○チンの下の方から先の方に突然動いた

もうあまりの激痛で思わず、イっタぁ~
っと絶叫して暫うずくまって立てなかった(←まさにこの格好ですわ)

それでオシッコと一緒に流れ出たらよかったんやけど、オシッコの終了と共に、チ○チンの真ん中やや先寄りの所で石が止まってしまったのです

この状態が悲惨で、チ○チンがパンツに触れる度に激痛が走る・・
まさに大事なチ○チンの中に爆弾を抱えてる状態

こんなんじゃ仕事へ行くどころか、チ○チンが痛くて普通に動けない

こうなったら、再度オシッコをして途中に止まってる石ころを流しだすしかない
とお茶とコーヒーをがぶ飲みした

さらに寒さでオシッコを近くするべく、パンツ一丁で暫くいると、即オシッコがしたくなった

トイレへ行くと、速攻で出ました

しかも2つ

便器に張り付いた石を観察
ひとつは、約4mmの三角形(←こんな綺麗な正三角形でした)
もうひとつは、約2mmの四角形

この三角の奴は見るからに痛そう

よくこんなのが出たなあというか、よくこんなのが体内にあったもんや

チ○チン内に傷が付いたのか、若干痛みが残ってる気がする...
無事に出てスッキリしたけど、ほんま痛い病気です



『WORKING ON A DREAM』 BRUCE SPRINGSTEEN

2009年02月12日 | 私的ロックの名盤 B
前作「MAGIC」から早くも新作登場
 

CDの帯には「ボス史上最もポップな作品」とある。

ブルースの過去のアルバム(全23枚)を全て聴いたわけじゃないけど、僕の中で最もポップな作品と言えば、2枚組みの大作「THE RIVER」。
このアルバムはポップで、ノリの良いROCKナンバー目白押しの正に最高傑作

新作はこの名作に迫るのか・・・
と1曲目「OUTLAW PETE」がいきなり8分という長い曲で始まる。
掴みはけして良いとは言えず、2曲目の軽快でポップな「MY LUCKY DAY」でようやく「史上最もポップ」という帯の文句に納得する。

あまりここで書きすぎると、本編の「最新CDレビュー」で書くネタが無くなるので、この辺で止めるけど、「最もポップ」かどうかはともかく、聴き易いアルバムなのは間違いない。

しかし、1973年のデビューから36年間音楽シーンの第一線で活躍するというのは凄いこと。
例えば、最近TVのCMで「素顔のままで」が流れるビリー・ジョエルは、70年~80年代と数々のヒット曲を連発しながらも、後半は失速感が否めず、90年代の半ばからすっかり半引退状態になってしまった。

それに比べて、ほぼ同時期から活躍したブルースは、衰えることなく、2009年に入っても元気な新作を届けてくれる

ファンとしては、何時までも現役で、アルバムを出し続けてくれること自体が嬉しいに決まってる。



とっとパーク PART7

2009年02月11日 | お出かけ&釣り
行ってきました
今回がPART7で、6を飛ばしたのは通算7回目ということです。
前回の6はブログに書いてないものの、先月午後からちょこっと数時間ほど行って、アジ10匹、ウミタナゴ1匹という釣果でした。

さて、最近のとっとではメバルが良く釣れるということで、今日はメバル狙いでした
朝の7時過ぎに自宅を出て、8時前に到着すると、既に大勢の人で釣り座は残ってないかも?という状態でした

駆け足で釣り座を確保すべく現場に行くと、かろうじて2つほど空いてました。
嫁とは離れ離れになるけど、とりあえず滑り込みセーフで確保できた。

さ、後は釣るのみ!とセッティングをして8時から開始

回りを見ると、既にメバルをたくさん釣ってる人もいた。
けど、基本的には殆ど釣れていない。

朝一で来た人が大勢退散するなか、ここから粘ること実に7時間

 まったく釣れませんでしたっ

とっとパークへ来て初の釣果ゼロ
いつも釣れまくるフグすら無し

成果と言えば、天気が良かったので、妙に日焼けしたことくらいか・・・

疲れだけが残った1日でした・・

『H.E.A.T』 H.E.A.T 

2009年02月10日 | 私的ロックの名盤 H
スウェーデンのバンドのデビュー作です。

B!誌で91点だったので、迷うことなく即購入。

期待を裏切ることのない良質の北欧ハードポップアルバムでした。
EUROPEやTNTあたりが好きな人なら堪らないCDになることでしょう。

今年に入ってまだ数枚しかCDを買ってないけど、未だハズレ無し!
結局のところ、「80年代回帰」は強いねえ~



高速道路にて

2009年02月09日 | 日記
週末、高速道路を気持ち良く走行していた
目的地にそろそろ近づこうかという時、追い越し車線を走ってると、後ろから1台の車が迫ってきた。

バックミラー越しに、ちょっとガラの悪そうなカップルが乗ってるのが見えた。
ちなみに、車はプ○ドだった。
コイツ・・・後ろに近づいたかと思うと、ウインカーを右に出して「どけ!」と言わんばかりに煽ってきた

見た瞬間、カッチ~ンときた
トロトロ走ってるわけでもないし、路上はそこそこ車が走ってる。
危ないのに何やねん!調子に乗るな!
と譲るどころか、とアクセルを踏んで思いっきり引き離した

存分に距離を取ったあと、今度は左車線に入って、ワザと抜かせて逆にこのプ○ドの後ろに付いた。

さっきの引き離しが効いたのか、今度はそのプ○ドが左に寄って「どうぞ先に行ってください」と言わんばかりに道を譲りにきた
が、時既に遅しで、車線変更してもピタっと後ろに張り付いた

何度か車線変更しても僕の車が真後ろに付いてるのに気付いたのか、僕の車から逃れるかのように車線変更しまくり・・・

煽った罰や!とまるで映画「激突」のように、精神的圧力をかけるべく、逸れることなく常に真後ろを走った。
(ちなみに、けしてスピードを出して煽ったりはしてません。)

結局、高速の最終地点まで後を付けたけど、向こうはETCがないのか、「一般」の出口へ行ってしまったところでお仕置きは終了した

これが強面運転手のベ○ツのSとかなら、「どうぞ!」と譲ったかもしれんけど、何せ高速で急に近づいてパッシングしたり、煽ったりするのは危ないし、運転してるこっちも気分が悪い。

邪魔やと思ったら、一旦左へ入ってから抜けばいい。
そして思いっきりスピードを出して覆面のお世話になればいい。

とにかく、これで暫く奴は煽ることはせんやろ。



『POWER OF THE DRAGONFLAME』 RHAPSODY

2009年02月06日 | 私的ロックの名盤 R
今日は久々に一人の時間が出来たので、気兼ねなくたっぷりと音楽に浸ることが出来た

最初はリッキー・リー・ジョーンズを聴いてたけど、そのうち徐々にカンサス、モトリー・クルーとハードになっていった。
次に聴くCDを模索すべく自分のHPのCDレビューコーナーを眺めていて、久々に聴いたのは、イタリアン・シンフォニックメタルの雄ラプソディー

このバンド、今から12年前にデビューしたんやけど、その時からず~っと大好きなバンドで良く聴いたものでした

ラプソの場合、各アルバムにそれぞれキラーチューンというのがある。
1STのLAND OF IMMORTALS
2ndのEMERALD SWORD
3rdのHOLY THUNDERFORCE
4thのPOWER OF THE DRAGONFLAME

多分、ラプソが好きなメタルキッズは、この辺の曲は確実に好きやと思うけど、40歳がそろそろ見えてきた中年オヤジメタラーの僕も当然好き

中でも、HOLY THUNDERFORCEとPOWER OF THE DRAGONFLAMEは繰り返し良く聴いた。

どっちが好きか?と言うと、どちらもやけど、強いて言うと後者か。

何せサビメロが素晴らしい。
ついつい一緒に
FROM THE SILENT HILL
WE SCREAM LOUD YOUR NAME 
MIGHTY POWER OF THE DRAGONFLAME 
FROM THE MOUNTAINS PROUD AND STRONG 
WE CALL OUR DRAGONLORD


と歌いたくなるのです。

この曲は、アグレッション、シンフォニック、大袈裟、スピーディ、ドラマティック、クラシカル、キャッチー・・という要素を全て兼ね備えている。

アートワークは、
「燃えさかるドラゴンフレイムの最強の力よ。誇り高き強靭な山々から我らがドラゴンの神を呼ぼう」
という歌詞のイメージ。
  

普通の音楽が好きな人からすると、「???」やと思うけど、これがヘヴィメタルなのです。

とにかく、シンフォニックなヘヴィメタルが好きなら、聴くべし!

僕はいくつになるまで「ドラゴンロ~ド」などと口ずさみ続けるんやろか・・


『いとしのレイラ』 DEREK AND THE DOMINOS

2009年02月01日 | 私的ロックの名盤 D
久しぶりにBOSTONのCDを聴いてると、古き良きアメリカンROCKのアルバムが聴きたくなった。

音楽雑誌をパラパラめくると、「サザンROCKの名盤」というページに、デレク・アンド・ドミノスの「いとしのレイラ」が紹介されていた。

 レイラがアメリカン南部ROCK?

そう。
むかーし、昔の学生時代に、このアルバムは聴いてたけど、「レイラ」しか頭に残ってなくて、アルバムの全貌なんて掴めてなかった。

誰もが一度は聴いた事があるであろう超有名曲「レイラ」。
この曲のインパクトが強すぎて、超大作であるアルバムでは他の曲が霞みがち・・
てっきり、エリック・クラプトン→CREAM→ブリティッシュROCK 
みたいなイメージを持ってたけど、この頃はバリバリのアメリカンだったのです。

これこそ本当に久々にCDを聴いた。
「レイラ」以外は、今となっては初聴きと言っても過言ではない。
微かに②Bell Bottom Bluesのサビメロが脳裏の片隅に残ってる程度・・

そのレイラはアルバムの終盤の13曲目。
名曲に辿り着くのはまだまだ先。
が、①I Looked Away、②Bell Bottom Blues、③Keep On Growingと頭からきとんと聴き進めるうちに、すっかりこのアルバムの虜になっていた

前半はメロディックで、ほのぼのとした大人しめの曲が並ぶけど、後半へ入ると二人のギターバトルが凄まじい
本当に聴き所満載。

デュアン・オールマンとクラプトンの二人のギターは文句無しで、このアルバムが「サザンROCK」たるべく、デュアンの泥臭いスライドギターが唸りを上げる。

いや、これはクラプトン云々というより、アメリカンROCKの名盤


原題「Layla and Other Assorted Love Songs」。1970年発表。
DEREK AND THE DOMINOS唯一のアルバム。
  

「LAYLA」しか知らない人、また、僕のように「LAYLA」目当てで、CDをステレオに入れていきなりのスイッチを押して、全体をロクに聴かずにその他をスルーした人も、一度冒頭からじっくりと聴いてください
他にも名曲がたくさん収録されてるし、クラプトンとデュアンのギターバトルは本当に聴きものです。

雑誌をめくって良かった
でないと、この名盤を単に「レイラが収録されているアルバム」として今後もスルーするところだった

ちなみに、コテコテのブルース、スライドギター入りまくりのまさしく「サザンROCK」なので、そういうのが嫌いな人は、エリック・クラプトンのベスト盤が何かで「レイラ」だけを楽しむ方が良いかもしれません。