定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

日曜参観

2013年11月24日 | 日記
自分が小学生の頃は、授業参観なんて年に一度しかなかったけど、時代が変わったのか最近の小学校では、2か月に一度くらいの割合で親が授業を見学できる機会がある。
僕は仕事の都合が付けば、出来るだけ参加するようにしている。

今回は、平日はなかなか参加することが出来ない保護者のことを考慮してか、年に一度の日曜参観の日だった。

通常の授業参観に父親が来ることは少ないけど、今回は父親もかなり来ていた。

一時間目は、国語。二時間目は図工。

国語の時間。
ハルは、相変わらず手を挙げて積極的に意見を言おうとしない。
恥ずかしいのか、覚めてるのか・・・・
僕はそういう消極的な姿を見て、ハルの視界に入る場所から、ギロリと睨みつける。
ハルは、気まずそうに下を向くばかり...

国語の時間が終わり、休憩時間の間に、廊下や教室内に掲げられた毛筆、絵、写真、給食当番表、朝礼当番表など、様々な学校情報をチェックする。
家では得られない学校の状況というのは、こういう機会にしかチェックできないので、非常に有難い。

二時間目の図工は、釘と金槌で、木工作品を作り上げるというもの。

親も最初は、子どもたちが慣れない手つきで釘を打つのを見ていたけど、先生の「ピンチになったら助けてあげてください」との一言で、大してピンチでもないのに一斉にヘルプに向かう。



敢えて自主性に任せてほっておこうと、後ろからハルの様子を静観していたけど、釘は曲がり、うまくいかない様子に見るに見かねて、ついつい出動してしまった。

「親と一緒に工作しましょう」というコンセプトではなく、「子どもが一人で工作している様子を見学する」というものなら、親が手を出した瞬間に学校教育から家庭教育になってしまうんやけどね


『SAVAGES』 GLAMOUR OF THE KILL

2013年11月23日 | 最新CDレビュー
大型CD販売店に久しぶりに行った時に、HR・HMコーナーで山積みになっていた。

若手HRバンドの2ndアルバムで、『恐ろしくキャッチーなヴォーカルメロディ』という帯の文句が気になり、全く予備知識なしに買った。



このバンドは、僕の主食とする「アメリカンHR」ではなくて、英国産。
英国のHRというと、様式美、湿り気のあるメロディ、パンキッシュなサウンドというイメージ。

実際聴いてみると、アメリカのバンドようなカラリとした爽やかさや明るさはなく、ブリティッシュ特有の抒情的なメロディを聴かせてくれる。
しかも音の方がかなり攻撃的で、特に②「Second Chance」はアイアン・メイデン顔負けのスピーディなギャロップリズムに乗ったメロディアス・メタルナンバーで、なかなかの名曲だと思う。

バラードの類のものはなく、強いて言えば⑩「Tears Of The Sun」がそうなのかもしれないけど、アルバム通して勢いのある曲が中心。

ヴォーカル(声質)が個人的にメタルを感じさせないし、コーラスを含めてのアレンジが「今風」というか「メロコア」で、伝統的なHR・HMとは乖離している部分も多いけど、今のヘヴィメタルはこれだ!と思えば、僕のようなOldメタル・ファンには逆に新鮮に感じる。
こういう若手のHRバンドにしてはかなりの出来のアルバムだと思う。

繰り返すけど、②は名曲だし、⑧「Leave It All Behind」のイントロなど、メタル耳でもハッとする瞬間が多い。
★★★★☆

『Vengeance Falls』 TRIVIUM

2013年11月17日 | 最新CDレビュー
米国産の新世代ヘヴィメタルと言われているバンドの2年振りの6作目。



僕が聴くのは、2006年の『The Crusade』以来。
最近、濃い音楽を聴くことがめっきり少なくなったので、久々に喧しいヘヴィメタルを聴いた気がする。

前作がどうとか、過去との比較云々ぬきで聴いてみると、実に良くできた堂々のメタル作品だと思う。
何せこのバンドはサウンドが素晴らしい!
ギター、ドラム、ベースが一体となる音は、ヘヴィメタルそのもの。
山口県生まれのキイチのヴォーカルも、デス声は控えめに、ノーマルヴォイスも貫禄が出てきて、ジェイムズ・ヘットフィールドにさらに近付いた。

最早、デス・スラッシュ臭さはかなり消えていて(ギターリフに未だメロディック・デスっぽいところはあるけど)、しっかりとメロディラインを歌うヴォーカルも含め、正統派な音楽に近づきつつあるという印象。

ただ、「Detonation」のような分かり易いクサメロを愛するものとしては、そういう部分がなくなったのは寂しい限り。
最近、こういったスラッシーなHMから遠ざかりつつあるので、個人的な満足度としては、★は少なめ。
★★★☆




サッカー オランダ戦

2013年11月16日 | 日記
子どもと一緒に日本VSオランダのサッカー観戦をしていた。

前半、外したけどロッベンが強烈なシュートを放つ。

そこでハルの一言。

「うわ!このおじいちゃんすごっ!!」

思わず本気で笑ってしまった。
おじいちゃんと違うで。名前は「ロッベン」。頭ハゲなだけでまだ若いで~
と教える。

それから、ハルは画面上でも判別しやすい「ロッベン」に注目するようになる。

そして、今度はロッベンが凄まじいシュートを決めた。

そこでの一言。

「ロッベン、やばすぎ!鉄拳の平八みたいやな」
やはり頭が気になるようで...



TOTO

2013年11月03日 | 私的ロックの名盤 T
LAのセッションミュージシャン達が集まったスーパーグループ。
メンバーは文句無しのテクニシャン揃い。
アメリカのバンドにしては、泥臭さは一切なく、小奇麗で落ち着いたハードロックを聴かせてくれる。
バンドの全盛時だった80年代当時、彼らのアルバムは全て聴きまくりました。
10年の間に彼らが生み出したデビュー作から7作目まではどれもがロック史に残る名盤ばかり。 (2005.5.2UP)

TOTO (1978)


衝撃のデビュー作。
便器を想像されるバンド名は?やね。もっと他にカッコ良いバンド名あったと思うけど・・。
デビュー作にして素晴らしい完成度で、どれもこれも良く出来たお洒落なポップロックばかり。
ロックの荒々しい醍醐味は味わえないけれど、細かいアレンジや演奏、良く聴けば職人の技がたんまり。
いきなりバンドのオープニングナンバーがインストやもんね。
ポップでノリノリな②I'll Supply The Love、そこら辺のバンドでは絶対この音は出せないAOR度120%の③Georgy Porgy、DREAM THEATERの「Lines in the Sand」の元ネタだと思われる⑥「Girl Goodbye」、初期の代表作である重厚なHRナンバーの⑨Hold The Lineと名曲だらけの名盤。


HYDRA (1979)


2枚目。
デビュー作やグラミー賞総ナメの「Ⅳ」などに比べて、ハードロック寄りでしかもダークな雰囲気を持ってます。
アルバムトータルの整合性も取れていて、統一感のある内容になっており、ポップに弾けきっていないということで、結構人気の高い1枚。
オープニングのプログレッシブな大作タイトル曲を始め、A面に佳作が集まっていて、特に③「99」は大人のバラードといった感じの名曲だと思う。「ILOVE YOU♪~」という部分には痺れますね。バックキングのピアノが良いんだわ。
ピアノを使ったHRバンドは少ないけど、このバンドはピアノ率が高い。
ちなみに、②、③、④、⑤、⑦の5曲は、イントロが全てピアノから始まります。
⑤Lorraineなんかは、マイナー調の如何にも「泣きのバラード!」と思わせといて、ポップに展開するところなんかお気に入りです。

いかにも「産業ロック」というメジャー感漂う作品もいいですが、このアルバムもクールでいいです。


TURN BACK (1981)


お茶目なジャケが印象的な3作目。
大ブレイク作「聖なる剣」の前作であるので余計に地味な印象のアルバムやけど、初期3部作のトリだけあって、以降のポップでソリッドなアメリカンロックと適度なプログレ感が見事に調和。非常によく出来たアルバムだと思う。
次作以降は作風が完全に売れ筋になってしまって、聴けば聴く程味の出るテクニカルで洒落たプログレHRというのはこのアルバムまでか。
①「GIFT WITH A GOLDEN GUN」⑤「GOODBYE ELENORE」は躍動感溢れるTOTO流ハードロックの名曲。
アルバムで一押しのお気に入り曲が、重厚なリフが印象的な②「ENGLISH EYES」で、軟弱な印象を吹き飛ばすプログレハード・バンドたる名曲。


TOTOⅣ (1982)


グラミー賞7部門を独占した最高傑作の4作目。
今でもラジオでよく流れる大ヒットした永遠の名曲①「ROSANNA」、⑩「AFRICA」が収録されてるので有名でしょう。
確かに、このアルバムで一気にメジャー感が漂うようになりました。
よりキャッチーに楽曲を持っていったのが売れた要因かもしれません。
しかし、どの曲も洗練され良く出来ている。
ロックナンバーからバラードまでバラエディに富んだ楽曲が収録されていて、全く飽きさせない。
上記有名2曲に隠れているけど、バンド屈指の名バラード③「I WON’T HOLD YOU BACK」なんか哀愁度150%のイントロとヴァースだけでKOされてしまいます。
これほど泣きを発散させるバラードはそうそう聴くことができない。聴く度に切なくなる。
何はともあれ捨て曲無しの必聴盤。


ISOLATION (1984)



5作目。
ヴォーカルがファーギィ・フレデリクソンになりました。
彼は数千人のオーディションからエリック・マーティンとともに最後の2人に残り、TOTOの栄誉あるメインヴォーカリストに選ばれました。まあ、バンドの音に合うのはエリックはなくてファーギィですな。

代表作の「聖なる剣」の次ということで、あまり目立たないアルバムやけど、今回は毎度お馴染みルカサーの歌う悩殺バラードは⑤How Does It Feelのみで、彼らのカタログの中では軽快に疾走している曲が最も多く、これまた名作だと思います。
超強力キラーチューンが無い代わりに、どれもこれも佳曲ばかり。
お気に入りは、妖しげなイントロからサビになるとポップに弾ける③Stranger in Town、明るいイントロが印象的でファーギィのハイトーンが冴えまくる⑦Isolation。

ルカサーのギターがかなり前面に出てきて、特にソロではテクニック全開で弾きまくってくれるのが嬉しい。
ただ、当時一世を風靡したジャーニーのニール・ショーンっぽい所も無きにしもあらず。流石のルカサーも意識したんかな?


FAHRENHEIT (1986)  


これもよく聴いたアルバムです。
映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムスの息子であるジョセフ・ウィリアムスがヴォーカルになりました。
彼のヴォーカルは、ファーギィ、ボビーとはタイプが異なり、非常にパワフルで、バンド全体の音も音圧がアップし垢抜けました。
その音の垢抜け具合は、①Till The Endを聴けば直ぐに納得できるハズです。

アルバムで最も目立つのが、ルカサーの歌うTOTOらしいメロディのバラード⑤I'll Be Over Youというのがこのアルバムの出来を表していると思う。
次の「第7の剣」と比べるとどうしてもアルバムの完成度、曲単体でも出来は聴き劣りするけれど、別に悪いアルバムとは思いません。
まあ売れ線というかポップでより産業ロック化してしまったのは事実です。

1986年というのは、正に80’Sミュージックが全盛。
その時代を最も反映したのが、かつてのTOTOからは想像もつかないマイケル・ジャクソン風のダンサブルでシンセがゴージャスな⑥Fahrenheit。(これがアルバムタイトルトラックとは・・・)

このアルバムがあったからこそ、次の名作が誕生するんやけど。
これはジョセフのお披露目アルバムやね。



THE SEVENTH ONE (1988)


これが言うなれば「Ⅳ」からの流れの集大成というべきアルバム。
練りつくされた巧みな演奏とキャッチーな歌メロが組み合わさった名曲目白押しで、バンドの代表作と言っても過言ではない。
アフリカンな雰囲気の5曲目「MUSHANGA」等、並のバンドなら手も出せない難易度の高い様々なタイプの曲をさらっと演ってのけるのは流石です。
TOTOのバラード専用(?)ヴォーカリスト、スティーヴ・ルカサーが歌うしっとりバラード「ANNA」もしっかり収められてるし、出だしのデヴィット・ペイチのヴォーカルが渋いハードロックチューンの「HOME OF THE BRAVE」も素晴らしい出来。
何だかんだいって、僕がこのアルバムで1番好きなのは超絶ハードポップの「STOP LOVING YOU」なんやけど。単なるポップSongに終わらないようプログレ風味をまぶし、サビメロはこれでもか!という程分かり易くて最高です。

これは出た当時は本当にお気に入りで、CDを磨りきれんばかりに聴きまくりました。
聴けば聴くほど味が出る個人的にもすっごく思い入れの深い1枚です。


天川村

2013年11月02日 | お出かけ&釣り
気候の良い季節になってきて、まさにドライブ日和。

今まで行ったことがない所で、1日でフラっと行けるところはないかと、ネットの地図を眺めていた。

地元が、和歌山県の中部なので、南部方面は行きつくしていて、奈良県南部も、十津川村も川上村も何度か行ったことがある。
けど、まだ行ったことのない「天川村」というのをみつけた。
ここには温泉もあるし、鍾乳洞もあるようなので、子どもも喜ぶ。

かつらぎから五条まで京奈和道路を快調に走り、そこからは地道を進む。

まさに山奥!という感じで結構時間がかかったけど到着。


このエリアには鍾乳洞が二つあるけど、選んだのは面不動鍾乳洞。  



なぜこちらかというと、トロッコモノレールがあるから。


かつては、材木運搬用だったと思うけど、それを改造して人が乗れるようになっている。
歩けば、鍾乳洞まで30分。
健康のために歩いても良かったけど、ここはこのトロッコに乗らないと意味がない。



運転手のおじいちゃんが子どもに「ビックリするほど速いぞ~」なんて冗談を言いながら、5分程度で、結構急な山の斜面をじわじわ登って行く。

到着すると、かつて山寺で見たような景色が広がっていた。


そして、その鍾乳洞。
さらっと10分程で回れる規模で、今まで全国の大規模な鍾乳洞を色々と見てきたので、関西最大といっても、特段何ということはなかった。
如何せん、規模が小さすぎて・・・



次は下山。
行きは楽をしたので、今度はトロッコを使わずに、歩いて降りる。

そして、我々が選んだのは、舗装もされていない只のけもの道。


かなりしんどかったけど、結構なお年寄りが歩いているのを見ると負けてられなかった。
山を降りると、龍泉寺というお寺がある。

既に若干紅葉が始まっていた。


このあたりは、ちょうど洞川温泉があって、古めかしい旅館と「だらにすけ」の店だらけ。


運動もしたところで、お次は温泉。
最初、近くの洞川温泉に入ろうとしたけど、人が一杯だったので、場所を変えて天の川温泉に行った。



ここは洞川温泉に比べて、車はそれ程停まってなかったけど、温泉に入るのに30分待ち。
公衆温泉の割に、内湯と露天風呂の大きさは小さめなので、待ち時間で定員管理するのは良かったのかもしれない。

結構遠かったけど、なかなか充実した1日だった。
(2013.10.14)