『ハジマリノウタ』 いきものがかり

僕は基本的に日本のアーティストのＣＤは買わない洋楽党。

ところが、たまーに聴きたくなるアーティストが出現する。

JUDY AND MARYであったり椎名林檎であったり．．．（もう古い？？）

去年、ポッキーのＣＭを見てたら、やたらと耳に付く曲がバックミュージックで流れている

「ジョイっとジョイっとジョイっとポップなベイベ～」
この曲が妙に気に入ってしまった。

もう耳から離れない・・・
仕事中もこのサビのフレーズが頭の中にグルグルと出現する。

画面の端っこには「いきものがかり」という妙な名前のバンド名とも何とも分からない名前がある。
これは曲名か？でも、普通アーティスト名を書くよな～妙な名前や．．．
なんて思っていた。


時間は過ぎ・・・
年末にＣＤ屋へ行ったら、この「ジョイっと～」の曲が流れ、沢山のＣＤが並べられていた。
あの曲の正体はこのＣＤの奴らか！
女性ソロやなくて、男女３人組やったんやね。
しかし「いきものがかり」って何？？？（←これは後で調べて理解した）

「ジョイっとジョイっと」が聴きたいし買ってみるか・・・けど３５００円は高いなあ～とAmaz○nなら安く買えたので注文した。


邦楽ＣＤを買ったのは、１年半前にジャケ買いした柴田淳以来

　　

届いたＣＤをかけてみると・・

あれ？？
１曲目からいきなり壮大なバラードで、まるでkiroroのように切ないメロディが印象的で、胸にググっとくる

僕のイメージは完全に「ジョイっとジョイっと」（正式名が分かったので以下「じょいふる」と書きます。）だったので、この意表を突いた曲調は意外だった。

てっきりこのバンドは、「じょいふる」のようなパンキッシュでノリの良い妙なロックをやってると思っていた。

２曲目は一転アップテンポで爽やかな曲。
この曲も凄く良い。

けど、じょいふるのような毒＆アクはない。

３曲目はいよいよ「じょいふる」。
ようやくフルコーラスを楽しめた
歌詞もよく聴くと妙だし、ギターリフもカッコ良く、サビは一度聴くと耳にこびりつく。
先の読めない曲構成も独創的で、やはりこの曲のオリジナリティは凄い！と思った。

ハルも「じょいっとじょいっと」とよく口ずさむようになった
それくらいこの曲は一撃必殺の魅力があると思う。


して、後は・・・
基本マイナー調の泣きのバラード主体で、僕が思っていたバンドのイメージ（勝手にポッキーを見て持ったイメージやけど）とは全く違った。

ジュディマリのような「妙なROCK」を期待してたのでちょいと肩すかし。


ただ、僕の勝手なイメージと違うというだけで、久々に買った邦楽ＣＤとしては凄く満足の出来る爽やかな内容となってます。