定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

LINDA RONSTADT VS KARLA BONOFF 

2007年10月13日 | 私的ロックの名盤 L
最近、家で聴いてる音楽はリンダ・ロンシュタット一色
ほんわかウエストコーストサウンドは、聴いててリラックスできるし、心癒されるしやっぱ良いねえ。
これまでブログで彼女のアルバムを4枚紹介してきたけど、まだ紹介してなかったのが、「最高傑作!」との呼び声高い『風にさらわれた恋』。
グラミー賞も受賞した1976年発表の7作目で、乳首スケスケ、ノーブラのアートワークも秀逸

色んなタイプの曲が収録されたこの名作。バラード系の曲が多くて、夏の終わり・秋の夕暮れ時に海辺で聴くと音を情景がピッタリ一致する、といった雰囲気のアルバムやけど、このアルバムを傑作たらしめてるのが、カーラ・ボノフが作曲した①「またひとりぼっち」、③「彼にお願い」、⑫「誰かわたしの側に」の3曲

このカーラ作の3曲は本当に素晴らしく、この3曲が無ければここまでの傑作に仕上がってなかったかもしれない。

一方、本家カーラの1977年のデビューアルバムでは、③「またひとりぼっち」、⑦「彼にお願い」、①「誰かわたしの側に」と収録。

「誰かわたしの側に」(原題:SOMEONE TO LAY DOWN BESIDE ME)は、リンダがアルバムラスト、カーラがアルバムの冒頭という配置が興味深い。

二人とも声質は少し鼻に掛かっていて良く似ている。でも、
リンダは、感情露に、凄く情熱的に聴き手に気持ちをぶつけるように歌う
カーラは、感情控えめに、聴き手の心にスっと入り込むように歌う

この3曲の中で1番僕が好きな「またひとりぼっち」(原題:「LOSE AGAIN」)を聴き比べると両者の違いが良く分かる

でも、何度聴いても名曲やなあ~
これはリンダVer.の熱い歌いっぷりの方が好きやな

さて、この名曲を生み出したカーラ・ボノフ、2ND「ささやく夜」という名作をヒットさせるけど、このデビュー作もかなりの名盤
その歌唱よりも、やはり彼女の作曲能力は素晴らしい

ニコレット・ラーソン、リンダ・ロンシュタット、カーラ・ボノフ・・・70年代のウエストコーストは最高

        


最新の画像もっと見る

コメントを投稿