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定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

ROYAL HUNT

2011年01月30日 | 私的ロックの名盤 R
CLOWN IN THE MIRROR (1993)

デンマーク出身のメロディック・メタルバンドの2ndアルバム。これは1番聴き易いアルバムかも。
次作以降のダークでシリアスな場面が希薄で、純粋にコンパクトな様式メタルを楽しめます。名曲が揃っている傑作だと思うけど、中でもやっぱクラシカルなピアノが美しい壮大なバラードの④「CLOWN THE MIRROR」が最高の出来。サビの美しいコーラスとアンドレ得意のペダル奏法を使ったシンセのリフが頭にこびり付く。
巷で人気のラストの⑩「EPILOGUE」は僕はそれ程琴線に触れなかったけど、楽曲の展開がドラマティックで確かに名曲。このアルバムでヴォーカルのヘンリック・ブロックマンが脱退。


MOVING TARGET (1995)

ヴォーカルがD.C.クーパーにチェンジして、曲が更にプログレッシブで壮大になった3作目。
このアルバムはCDをトレイに乗せてまずいきなりアルバムの山場がやってきます。
①「LAST GOODBYE」は1曲目には不似合いな程ドラマティックでD.C.の歌いっぷりが素晴らしい。
普通、コレが1曲目かい?って感じの名曲です。シャッフルビートの③「MAKIN’A MESS」も僕は大好きやなあ。
前作まではポップでどこか安っぽい感じがアルバムを支配してたけど、このアルバムは全体的にシリアスで重たい空気が支配し、楽曲自体の練り込み具合が進歩し更にステップUPした印象を確実に受ける。D.C.の加入も大きかったのかもしれない。
雰囲気だけの安易なドラマに走ることなく、本当の意味でのシンフォニックメタルの代表格はやはりこのバンドだと言える。
次作と双璧をなす彼らの代表作。


PARADOX (1997)

ロイヤルハントの超名作、最高傑作!彼らのアルバムで1番好きなのがコレ。アルバム通して全く隙がありません。
他のアルバムではアンドレのワンパターンなシンセのフレーズが耳につくんやけど、これは曲もアルバムの構成も練られてるし、全編緊張感が漲っているのでそんなの気になりません。
よりプログレッシブによりダークになった楽曲が怒涛のように攻めてくる。
曲と曲の繋がりが最高で、2曲目と名曲③「TEARING DOWN THE WORLD」の繋がりは鳥肌モンやし、⑥「TIME WILL TELL」と⑦「SILENT SCREAM」の繋がりも感動的だし、ラストへ向かう⑦と⑧の繋がりも素晴らしい。
初期のアルバムも名作だと思うけど、これがバンドの頂点だったような気がする。
事実、DCクーパーが抜けてからのアルバムはイマイチだし。


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