定ちゃんの部屋

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(from 2006.1.18)

RIOT

2011年01月29日 | 私的ロックの名盤 R
ROCK CITY (1978)

デビュー作。
流石に音はいかにも「70年代」という古臭さを感じるけど、名曲は名曲に違いありません。
このアルバムで大好きな曲は2曲。
その1曲は、言わずと知れた②「WARRIOR」。アメリカのバンドのクセに強力な泣きのマイナーメロディを持った疾走曲で、これはアルバムの中では異色な存在ながら文句なしの名曲。サビメロの「SHINE~ SHINE ON~ WARRI0R~」は一度聴くと耳から離れないでしょう。
次は③「ROCK CITY」。こっちはポップでメジャーKeyのノー天気アメリカンロックンロールSONG。これもサビメロの「ROCK CITY! ROCK CITY!」は一度聴くと耳から離れないでしょう。
しっかし、良くここまで両極端な曲を並べたねって感じ(笑)しかも、折角の名曲達なのに歌に被さるギターのリードフレーズの録音レベルが高すぎて音のバランスが悪い悪い(笑)。これは明らかにミキシングミスですな。


FIRE DOWN UNDER (1981)  

3作目。これは初期の傑作で、「THUNDERSTEEL」のようなメタリックな質感は無いものの、らしいメロディックなハードロックがたっぷり堪能出来る名盤。
「これや!!」というキラーチューンが無いものの、逆に「コイツは捨て曲やな」というのも見当たらない。
タイトル曲のようなフックのあるギターリフやリヴァーヴ薄めの乾いたギターの音色が何とも言えない良い味出してるなあ。


THUNDERSTEEL (1988)

やっぱトニー・ムーアでしょう!このオッサンより凄いハイトーンは聴いた事がない。
そして1曲目の「THUNDERSTEEL」。疾走メタルの名曲中の名曲で、あまりにもカッコ良すぎ!マーク・リアリのメロディックなギターソロも良いし、走り気味なリフがより疾走感を出してます。何度聴いても興奮する「これぞヘヴィメタル!」というアメリカン・メタルの逸品。
リアルタイムでこのアルバムを聴いてからもう15年以上経つけれど、今でもこの曲がたまに聴きたくなります。
このアルバムはその1曲目もさることながら、全く捨て曲無し!
④ FLIGHT OF THE WARRIR」のポップで哀愁のあるサビメロも素晴らしいし、勇壮で漢メタリックな② 「FIGHT OR FALL」、リフがヴァン・ヘイレンの「悪いあなた」(元はリンダ・ロンシュタットの曲)風のヘヴィな③「SIGN OF THE CRIMSON STORM」曲目も好きやなあ。
文句なしの大傑作!!


THE PRIVILEGE OF POWER (1990)

このアルバムも愛聴盤でした。
「SEが長い」「ホーンの導入が?」とか言われるけど、それは曲とは何の関係も無い評価であって、曲自体(特に疾走曲)の出来は素晴らしい。
LAメタル風のメロディックな7曲目も良いし、中盤の⑤「DANCE OF DEATH」、⑥「STORMING THE GATES OF HELL」という疾走曲の連発には誰もがKOされるハズ。
最高傑作である前作の次に来るアルバムとしては凄く順当。
このアルバムの中で僕が1番痺れるポイントは、6曲目1分43秒~1分58秒の15秒間のギターソロ!!
このギターソロのフレーズの構築度、緊迫度、スリル感、メロディライン、正に究極の瞬間。マークもやる時はやるね。
僕にとってはRIOTはリアルタイムで聴いたコレと「THUNDERSTEEL」の2枚!!
とにかく、やっぱ、トニー・ムーアでしょう!



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