定ちゃんの部屋

音楽大好き人間の定ちゃんのページです
(from 2006.1.18)

GARY MOORE

2011年02月08日 | 私的ロックの名盤 G
ゲイリー・ムーアが亡くなった。
特段好きというギタリストではないけど、学生時代は「THE LONER」をコピーして、その「泣きのチョーキング術」を学ばせてもらいました。
ブルースに傾倒してからはあまり聴かなくなったけど、彼の代表作「WILD FRONTIER」は愛聴盤でした。
十八番のマシンガン・ピッキングのようなハイテクよりも、チョーキングやヴィブラートといった泣きのプレイの方が印象的で、マイケル・シェンカーと並ぶ「泣きのギタリスト」だったと思う。
久しぶりに彼の名作を聴き直して、その泣きのギターを堪能しようと思う。(2011.2.8)


CORRIDORS OF POWER (1982)

ゲイリーの初期の名作。もっとも「ハード・ロック」しているゲイリーを楽しむことが出来る。
ブルースも良いけど、マシンガンピッキング、泣きのフレージング、やはりゲイリーはこうでなくちゃいけません。
アルバムのハイライトは、6曲目の「End Of The World」。
イントロのソロ(昔のYG誌でよく紹介された有名曲)は必聴で、ゲイリーのHRギタリストとしての凄さを再認識。
曲についてはバラードの②「Always Gonna Love You」が絶品。


WILD FRONTIER (1987)

ゲイリーがブルース親父になってしまう前のHR時代最後の名盤。
(ちなみに、B!誌では満点の99点が付きました)
アイリッシュな雰囲気を携えた①「Over The Hills And Far Away」から魅力全開で、99点はダテじゃない。
このアルバムは、何といっても全音楽ファン必聴のインストの名曲④「The Loner」に尽きる。この曲を聴くためだけにCDを買っても損はしません。
冒頭からゲイリーの絶妙なチョーキング・テク(半音チョーキングの微妙な音程が堪りません)と泣きのギターが堪能できます。1音たりとも手抜きのない最高のギタープレイです。
エディ・ヴァン・ヘイレンの「Eruption」とは別の次元で、ROCKギター・インストの最高峰に位置する曲だと思う。


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