樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

久々の三三師匠

2017-04-08 10:29:36 | 日記


先週末、カレーを食べて刺激を受けて
その勢いで?仙台での高座があった
柳家三三師匠の独演会へでかける

あかべろべろのすっぱすけ・・・
という田舎侍を演じる古典落語

花魁とのお遊び指南の噺、磯の鮑
枕として
~狸や狐が人を騙すとき尻尾を使うが
花魁が人を騙すには尾を使わないから
「おいらん」という←ふ~んと納得していると
慌てて?すかさず、嘘ですよ!っと笑わす~

どこからが噺かわからないマジックに
心から笑ってしまう

最後は新潟県新発田(しばた)出身の
堀部安兵衛の道場破り の噺

これは剣術の所作もありタイミングもあり
何役も瞬時に変化する愉しさ、人情もの

師匠はちょっとだけ貫禄がついたというか
若さだけでない域に近づいているのを感じる
話芸でした

なんも考えずに笑いに引きずり込まれる時間

笑いの少ないここ3週間の
一寸した息抜き

地方興行は前座がいない分
贅沢な独演会でした。


仙台へ行く途中でも寄った南三陸町



ネパール料理

2017-04-08 10:14:02 | 日記
気仙沼に小さな山道具やがあった。
寄ってみると
内部で隣のネパール料理店と繋がっていた。

どちらもネパール人がやっていて
ランチをいただいた。
大きな大きなお皿からはみでたナン
マトンのカレーとキーマカレーの2種類
salad、漬物、鶏肉、ヨーグルト、冷たい飲み物
950円



カレーは縁
癖になるカレーと久々に巡り合う



エベレストに濾された水で作った
ビール
その名も Everest Beer
飲んでみたいなあ・・・

どんな味がするのかな
真っ蒼な空の味?



南三陸町とモアイ像

2017-04-01 23:39:43 | 日記



東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町
3月末に新しく本設されオープンしたさんさん商店街の近くの山側に
南米チリのイースター島のモアイ像が立っている

何故か?
それは1960年まで遡る

1960年
南米チリにて大地震が起こり大被害を被った
と同時に、海を挟んで向かい側の日本にも大きな津波が襲い
南三陸町では41人も犠牲者がでたそうだ。
家屋倒壊も300軒以上

チリ地震の津波被害を知ったチリから
1990年に 未来に伝える という意味から
国鳥のコンドルの碑が南三陸町に贈られたのがきっかけ。
そしてばらばらに壊れたモアイ像を修復したのは日本人だった。
そんな縁があって
震災前にモアイ像は既に南三陸町の公園に設置されていたのだそうだ。
しかし、そのモアイ像は津波で流され、
頭部のみ見つかり近くの高校に移設されたとのこと。

2013年 モアイ=未来に生きる という意味を送るため
チリから贈呈されたものがこれ。

目が入っている
これを彫った彫刻家が自ら入れた目
何を見つめ続けていくのだろう